「メディアコンバータの設定」のヘルプ


「メディアコンバータの設定」ページではメディアコンバータの設定を行うことができます。

メディアコンバータは、接続するイーサネット機器と 1 対 1 で直接接続してください。LAN のハブなどに接続すると正常に動作しません。
なお、接続にはイーサネットネットケーブルを使用してください。

メディアコンバータは Auto MDI 機能を備えていますので、イーサネットケーブルはストレート、クロスどちらでも使用できます。

設定の手順
無線 LAN の設定
NETWORK の設定
その他の設定



設定の手順


メディアコンバータの設定 ページ

  1. 無線 LAN の設定を行います。
  2. NETWORK の設定を行います。
  3. その他の設定を行います。
  4. ボタンをクリックしてください。


設定内容確認 ページ

  1. 表示された設定内容を確認してください。
  2. 内容が正しければ、 ボタンをクリックしてください。
    (内容に誤りがある場合は、 ボタンをクリックして設定ページに戻り、設定を修正してください。)

    ボタンで設定ページに戻ると、入力した設定値はすべてクリアされます。再度設定を行ってください。


設定完了 ページ

  1. 設定を反映するためにメディアコンバータが再起動しますので、再起動が終了するのをお待ちください。
    再起動中は、コンバータのステータスインジケータが白く速い速度で点滅 (約 0.4 秒間隔) します。
    白または赤のゆっくりとした点滅に変わるまでしばらくお待ちください。


設定完了

ウェブブラウザを終了します。


無線 LAN の設定


無線通信に関する以下の各項目の設定を行います。



SSID


SSID とは、無線 LAN を識別するための ID です。
メディアコンバータには接続先の SSID を設定する必要があります。
以下の2種類の設定方法があります。

  • [SSID] 欄に、接続する SSID を入力する

    アクセスポイントの SSID は、アクセスポイントを設定するときに指定します。
    まだアクセスポイントを設定していない場合は、アクセスポイントの取扱説明書で工場出荷時の SSID を確認してください。

  • ボタンを使って周囲にある SSID を検索し、接続する SSID を選択する

    検索は、以下の手順で行います。
    1. [SSID] 欄の右側の ボタンをクリックします。
    2. 「ネットワークリスト」ウィンドウに表示された検索結果の一覧から、接続先の SSID をクリックします。
    3. ボタンをクリックします。(「ネットワークリスト」ウィンドウが閉じます。)
    4. [SSID] 入力欄に、選択した SSID が入力されていることを確認してください。

    「ネットワークリスト」ウィンドウには、通信圏内にある無線ネットワークの一覧が表示されます。
    「ネットワークリスト」ウィンドウには、以下の情報が表示されます。
    (Netscape Communicatorのウェブブラウザでは、ネットワーク ネーム(SSID)のみ表示されます。)
    SSID
    ここには、設定されている SSID が表示されます。

    WEP
    ここには、WEP が有効無効かが表示されます。

    周波数
    使用しているチャンネルが表示されます。

    信号レベル
    信号レベル(電波の強さ)が数値で表示されます。

    ネットワークモード
    使用しているネットワークモードが表示されます。
    ネットワークモードには、Infrastructure と Ad hoc があります。



WEP


WEP は、無線通信するデータを暗号化する機能です。
ここでは、WEP を有効にするかかどうかを選択します。

「有効」 を選択するとデータが暗号化されます。
「無効」 を選択するとデータが暗号化されません。

WEP に関する各設定項目は、無線接続する全ての機器の設定が同じになっていないと無線での接続ができません。
アクセスポイントの設定が済んでいる場合は、アクセスポイントに設定した内容を確認し、 メディアコンバータの設定をそれに合わせてください。
アクセスポイントの設定をまだ行っていない場合は、アクセスポイントの取扱説明書などをご覧になり、 アクセスポイントの工場出荷時の設定を確認してください。


キーの長さ


暗号キーは、WEP が有効になっているネットワークを利用するためのパスワードです。
[WEP] を「有効」にしたときは、[キーの長さ] のドロップダウンリストで暗号キーの長さを選択します。
暗号キーは「 WEP キー」、「ネットワークキー」と呼ばれることもあります。

「64bit(40bit)」
「128bit(104bit)」


キーの形式


暗号キーは、WEP が有効になっているネットワークを利用するためのパスワードです。
[WEP] を「有効」にしたときは、[キーの形式] のドロップダウンリストで暗号キーの形式を選択します。

「ASCII 文字」 : 暗号キーを ASCII 文字(半角英数字または記号)で入力したい場合に選択します。
「16 進数」 : 暗号キーを 16 進数(0 〜 9, a, b, c, d, e, f)で入力したい場合に選択します。


暗号キー入力


暗号キーは、WEP が有効になっているネットワークを利用するためのパスワードです。
[WEP] を「有効」にしたときは、[暗号キー入力] 入力欄に暗号キーを入力します。
入力する暗号キーの文字数は [入力文字数] 欄に表示されます。
暗号キーの文字数は [キーの長さ] と [キーの形式] の設定により、以下のように変化します。

 

64bit(40bit) 128bit(104bit)
ASCII 文字 5 文字 13 文字
16 進数 10 桁 26 桁

入力した暗号キーは * (アスタリスク) で表示され、画面上で確認することはできません。
入力に誤りがないか確認するため、[暗号キー再入力] 欄にも同じ暗号キーを入力してください。


ネットワークモード


ネットワークの用途によって、以下の2つからネットワークモードを選択します。
  • Infrastructure
    アクセスポイントを中心に無線 LAN を構成するモードです。
    クライアントはアクセスポイントと通信を行い、 アクセスポイントを介して他のコンピューターとファイルの共有などを行うことができます。
  • Ad hoc
    アクセスポイントを介さずに無線 LAN を構成するモードです。
    クライアント同士が直接通信することでネットワークを構成し、同じネットワークに接続しているコンピュータ間でファイルの共有などを行うことができます。


チャンネル

Ad hoc を選択した場合に、通信に使用するチャンネル(周波数帯)を選択します。
工場出荷時には「自動選択」が設定されています。


NETWORK の設定

IP アドレスに関する設定を行います。



IP アドレスの設定方法


メディアコンバータの IP アドレスをどのようにして設定するかを選択します。
工場出荷時には [IP アドレスを手動で設定する] が設定されています。

  • [IP アドレスを自動的に設定する]
    IP アドレスを自動的に設定する場合に選択します。
    (ネットワーク上に DHCP サーバが存在しない場合は、メディアコンバータ自身が自動的に IP アドレスを設定します。)
  • [IP アドレスを手動で設定する]
    IP アドレスを手動で設定します。
    IP アドレスを固定で設定する場合に選択します。


IP アドレス


[IP アドレスの設定方法] で「IP アドレスを手動で設定する」を選択した場合に入力します。
入力する IP アドレスについては、お使いのインターネットサービスプロバイダあるいはモデム、ルータ等の説明書をご覧ください。


サブネット マスク


[IP アドレスの設定方法] で「IP アドレスを手動で設定する」を選択した場合に入力します。
入力するサブネット マスクについては、お使いのインターネットサービスプロバイダあるいはモデム、ルータ等の説明書をご覧ください。


デフォルト ゲートウェイ


[IP アドレスの設定方法] で「IP アドレスを手動で設定する」を選択した場合に入力します。
入力するデフォルト ゲートウェイについては、お使いのインターネットサービスプロバイダあるいはモデム、ルータ等の説明書をご覧ください。


その他の設定


その他の機能の設定を行います。



ステータスインジケータ


ステータスインジケータ(前面にあるインジケータ)の表示設定を行います。

[On] を選択した場合、電源を入れている間はインジケータがメディアコンバータの状態を常に表示します。
[Off] を選択した場合、起動時、リセット時、ファームウェアの更新時のみにインジケータが動作します。

詳細は「ステータスインジケータ」をご覧ください。


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