共有フォルダにAnonymous FTP設定します。
ここでは、新規でAnonymous FTP用の共有フォルダを作成する場合を例に説明します。
すでにすべてのユーザからアクセスできる共有フォルダを作成済みの場合、その共有フォルダをAnonymous FTP設定にすることもできます。その場合は、以下の個所を参照して、共有フォルダの[Anonymous FTPを許可]を有効にしてください。
【共有フォルダの設定を変更する】
詳細メニューの[共有管理]→[共有フォルダ管理]を順にクリックします。
作成する共有フォルダを設定します。
※以下は、"ftp-all"というすべてのユーザーにアクセスを許可する共有を作成する例です。
項目
共有フォルダ名
共有フォルダの名前を入力します。
この名前が、ネットワーク上([マイネットワーク]や[ネットワークコンピュータ]など)に表示される本製品の名前の下に表示されます。
12文字以下です。
共有フォルダ名には以下の文字のみ使用できます。
共有フォルダ名に、スペースは使用できません。
ユーザ名と同じ共有フォルダ名、グループ名と同じ共有フォルダ名を使用することはできます。
共有フォルダのコメント
Windows用です。
ここに入力したコメントが、ネットワーク上の共有フォルダのコメントとして表示されます。
共有フォルダの作成先
共有フォルダを作成するハードディスクを選択します。
増設ハードディスクの場合、専用フォーマットにフォーマットされているハードディスクのみ共有フォルダを作成できます。FAT/NTFSフォーマット形式の増設ハードディスクには、共有フォルダを作成することはできません。(ドライブ全体がひとつの共有として認識されます。)
アクセス権の選択
この共有フォルダのアクセスできるユーザやグループを選択します。
ここでは、[全てのユーザに許可]を選択します。
サービスの選択
共有フォルダのサービスを選択します。
ここでは、以下を選択します。・Microsoftネットワークファイル共有(用途に応じてお選びください) ・AppleShareネットワークファイル共有(用途に応じてお選びください) ・Anonymaous FTPを許可
→同時に登録できる Anonymous FTP フォルダは1つのみとなります。Anounymous FTP 機能を利用してファイルを書き込むことはできません。(読み取りのみとなります。)
[結果]の画面が表示されます。設定した内容をご確認ください。
これで、本製品内にAnonymous FTP用の共有フォルダが作成されます。 このフォルダに保存されているファイルをFTP経由でダウンロードできます。
作成されたAnonymous FTP用の共有フォルダは、ネットワーク経由で誰でもデータを参照できるようになります。
FTPクライアントから接続するには、下記のユーザ名、パスワードでログインしてください。
ユーザ名
パスワード