用語解説困ったときには本マニュアルでの呼び方/マークの説明

本製品を設定する 
  
バックアップする(内蔵HDDユニットをバックアップとして保管する方法)
 
 
 

本製品の内蔵HDDユニットに保存されたデータおよびシステム全体を、内蔵HDDユニットを一方だけ交換し、バックアップとして保管する方法を説明します。
HDDユニットに名前を付けることで、リビルド処理を自動的に行わないようにし、誤操作によるデータの紛失のリスクを低減します。

注意
   

本機能は、外付けUSBドライブやUSBメモリーがない場合は利用できません。

   
 

内蔵HDDユニットをバックアップとして保管するため、交換用HDDユニット(同容量のHDM-OPシリーズ)が必要です。あらかじめご用意ください。

   
 

専用フォーマットの外付けUSBドライブやUSBメモリーに以下の情報を記録します。 ( 誤ってパソコンへ接続しないようにご注意ください。)

  • モデル名(ドライブの型番)
  • ファームウェアリビジョン
  • シリアル番号
  • シャットダウン時刻
  • ドライブの名前
※FATフォーマットの場合は、保存できません。
   
 


RAIDドライブ管理機能でHDDユニットに名前を付ける手順
 

本製品の電源を切ります。

 

外付けUSBドライブを接続します。

 

電源を投入します。

 

外付けUSBドライブを「HDLM専用フォーマット」でフォーマットします。
以上の手順についてはあわせて【新規のハードディスクを増設する】もご確認ください。

 

詳細メニューから[高度な設定] → [ディスク] → [RAIDドライブ管理]をクリックし、[RAIDドライブ管理]メニューでHDDユニットに名前をつけます。

参考
  

HDDユニットの「名前」はユーザが任意のものを入力できます。(全角40文字まで)
(例.「2004年度下期プロジェクト」など)

HDDユニットに既に名前がついている場合(「名前」文字列が空白でない場合)は、そのHDDユニットに収納されているデータが重要なものであると判断し、HDDユニットが装填されてもリビルドを開始しません。
「名前」がついているHDDユニットに対し、リビルド処理を行いたい場合は、[高度な設定] → [ディスク] → [RAID制御]をクリックし、RAID制御メニューの「リビルドの実行」で「開始」ボタンをクリックしてください。
  
 
 
HDDユニットを交換し、バックアップとして保管する手順
 

詳細メニューから[情報表示] → [RAID情報]をクリックしRAIDドライブ情報の「RAID状態」が「正常動作」であることを確認します。



本製品の電源を切ります。

 

HDD2を抜き、バックアップとして保存します。

 

本製品の電源を入れ、本製品が起動するまで待ちます。

 

詳細メニューから[情報表示] → [RAID情報]をクリックしRAIDドライブ情報の「RAID状態」が「単体動作」であることを確認します。



HDD2に新たな交換用HDDユニット(HDM-OPシリーズ)を装填します。

 
注意
   
HDD2に装填する交換用HDDユニットは、HDD1のHDDユニットと同容量のものを差し込んでください。
  
 
 

リビルド処理が始まります。
(元になるHDDユニットのランプが緑点灯、リビルド中のHDDユニットのランプが緑点滅になります。)
● リビルド処理が始まらない場合は、
・[高度な設定] → [ディスク] → [RAID制御]をクリックし、HDD2ドライブ情報の「名前」の項目を確認します。
・上書きしたくないHDDユニットであった場合は、HDD2スロットから抜いてください。
・上書きしても問題ないHDDユニットである場合は、RAID制御メニューの「リビルドの実行」で「開始」ボタンをクリックしてください。

 

[高度な設定] → [ディスク] → [RAIDドライブ管理]をクリックし、HDD1情報・HDD2情報の「名前」項目を確認し、名前がついていない場合はつけておくと便利です。
※この操作は手順7のリビルド実行中に行っても構いません。
 
注意
   
バックアップのためにHDDユニットを取り外した場合、必ず新たな交換用HDDユニットを空いたHDDスロットに入れてリビルドを行い、ミラーリング状態(2台で運用)にしてください。
内蔵HDDユニット1台(単体動作)による運用は、ハードディスクの故障等のトラブル発生時にデータが紛失するおそれがあります。
  
 
 
バックアップしたHDDの内容に戻す場合の手順
 

本製品の電源を切り、HDD1、HDD2の両方のHDDユニットを抜きます。

 

本製品の電源を入れます。
⇒ブザー音(ピーポー、ピーポー)を確認します。

 

本製品の電源ケーブルを抜き、戻したいバックアップHDDユニットをHDD1スロットにいれ、鍵をONします。

 

本製品の電源を入れ、起動するまで待ちます。

 

詳細メニューから[情報表示] → [RAID情報]をクリックしRAIDドライブ情報の「RAID状態」が「単体動作」であることを確認します。



HDD2に新たな交換用HDDユニット(HDM-OPシリーズ)を装填します。

 
注意
   
HDD2に装填する交換用HDDユニットは、HDD1のHDDユニットと同容量のものを差し込んでください。
  
 
 

リビルド処理が始まります。
● リビルド処理が始まらない場合は、
・[高度な設定] → [ディスク] → [RAID制御]をクリックし、HDD2ドライブ情報の「名前」の項目を確認します。
・上書きしたくないHDDユニットであった場合は、HDD2スロットから抜いてください。
・上書きしても問題ないHDDユニットである場合は、RAID制御メニューの「リビルドの実行」で「開始」ボタンをクリックしてください。

 

[高度な設定] → [ディスク] → [RAIDドライブ管理]をクリックし、HDD1情報・HDD2情報の「名前」項目を確認し、名前がついていない場合はつけておくと便利です。
※この操作は手順7のリビルド実行中に行っても構いません。
 
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