Windows Storage Server 2012 R2搭載「HDL-Z2WMシリーズ 【株式会社リンクスジャパン】

Windows Storage Server 2012 R2搭載「HDL-Z2WMシリーズ 【株式会社リンクスジャパン】

エンジン再生に関するすべてのデータを保存するストレージに、低コストで安心のNASを採用

取材日:2014年6月20日

中古エンジンの消耗部品を刷新し、熟練メカニックの手で新品同様、もしくは新品以上の精度に作りかえる。こうしてできあがるのがリビルトエンジンです。愛知県江南市の株式会社リンクスジャパンは、リビルトエンジンメーカーとして、長年にわたり品質、性能にこだわったエンジン作りに取り組んできました。そんな同社が業務データの保存に選んだNASストレージは、アイ・オー・データ機器のHDL-Z2WMシリーズ。導入の経緯や導入効果について、代表取締役の千葉菊雄氏、システム担当の桑原啓彰氏にお話を伺いました。

データは増加の一途、OSのサポート切れなど問題は山積。

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手前左が既存サーバー

――今回のストレージ刷新に至るまでの経緯についてお聞かせください。

桑原氏 ≫
 既存サーバーの容量が逼迫してきたのが第一の理由です。最近になって当社で扱うデータ量が急激に増加し、既存のWindows系サーバー(容量300GB)では管理しきれなくなっていました。このため別のストレージと併用して複数台で運用していました。これに加え、Windows Server 2003のサポート切れも迫ってきましたので、今が乗り換えのタイミングと判断しました。

千葉氏 ≫
 リビルトエンジンという製品の性質上、当社の業務にはトレーサビリティの確保が欠かせません。エンジンや部品の詳細、どのような工程を経て再生したのか、またテストの結果など、すべての情報を共有のファイルサーバーに記録し、長期にわたり保存しています。エンジンの初期状態、使った部品、出荷時の状態など、フェーズごとの写真も必ず撮影して保存します。
 また、扱うエンジンの種類は450を超え、そのマニュアルや指示書、過去の修理情報といったデータも膨大です。メカニックはこれらを随時PCで参照しながら作業し、自分が作業した分についてはその内容を追記し、保存していきます。PC、ツールスタンド、デジタルカメラの3点が、今や現場のメカニックの仕事に欠かせないものとなっています。

――今まで使っていたサーバーに問題などはありましたか。

桑原氏 ≫
 工場併設の過酷な環境にあったせいもあるのですが、オーバーヒートしてOSがシャットダウンしてしまうことがたびたびありました。以前のサーバーについては、自分で部品を取り寄せて修理などもしていました。私は専業のサーバー管理者というわけではありませんので、メンテナンスや障害対応は大きな負担となっていましたね。

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手ごろな価格かつ冗長化されていた点、状態管理サービスにも注目

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NarSuSの管理レポートについて語る桑原氏

――新しいストレージの選定にあたり、どのような点を重視したのでしょうか。HDL-Z2WM4.0を選択した理由はどこにありますか。

桑原氏 ≫
 HDへの同時アクセスは常時20人程度、かなり高頻度にデータが参照されることが想定されますので、冗長化されていることは必須条件でしたね。また、サーバーアプリケーションは別立てで運用しているので、必要なのはストレージに特化した製品でした。こうした用途にしっくりくるのはやはりNAS。中でもHDL-Z2WM4.0は手ごろな価格で冗長化されており、HDのメンテナンス性も高そうと見て思わずとびつきました。

――サポートや状態監視の面でも注目ポイントがあったとか。

 NASの状態をインターネットで管理するクラウドサービス「NarSuS(ナーサス)」が無償で利用できるのは非常によかったですね。CPUの温度なども遠隔監視してメールでお知らせしてくれて、管理画面からはグラフなども確認できます。以前のサーバーがオーバーヒートすることも多かったため、温度管理は気になるポイント。多忙な管理者としてはこうしたサービスは非常に助かります。

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顧客満足度や作業品質の向上、その根底を支えるデータを安全に保管するために

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社内のシステム化とファイルサーバの重要性について語る千葉氏

――導入効果をお聞かせください。

桑原氏 ≫
 テスト運用を1ヵ月ほど行い、その後2週間でほかの業務の合間を見て移行しました。今まで複数サーバーで運用してきたデータベース、ファイルストレージを統合しましたが、概ね問題なくすみました。エンドユーザの操作感は変わりませんので、ストレージが変わったことに気付いていない社員もいるようです。
 そして、なにより容量が大幅に増えてほっとしました。これからは画素数を気にせず写真を撮影できますね。ネジ1本まできれいに映るような鮮明な記録ができれば、お客様への情報開示も今まで以上に正確にできます。サービス品質向上、顧客満足度向上のために役立っています。コンパクトで場所をとらないHDL-Z2WM4.0は、ファンの音もずいぶん静かでありがたいです。

千葉氏 ≫
 現在、当社では全工程のシステム化を推進しています。トレーサビリティ強化によるトラブルの防止や顧客満足度の向上、属人的なシステムからの脱却による作業品質の向上、ノウハウの共有と継承など様々なメリットがありますが、その実現のためになくてはならないのがデータです。HDL-Z2WM4.0は、そんな業務の要ともいうべきデータを安心してお任せできるストレージです。

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導入企業概要

[企業名] 株式会社リンクスジャパン
[事業概要] リビルトエンジン製造販売、各種リビルト部品販売を中心に、技術提供事業、輸出入業務、産業機械用エンジン修理、各種競技用エンジン製造販売まで、エンジンに関する事業を幅広く行う。
[設立] 1999年1月8日
[本社所在地] 愛知県江南市
[従業員総数] 30名(2014年6月現在)
http://www.links-jpn.com/

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担当者名





(左)
株式会社リンクスジャパン
代表取締役 千葉菊雄氏

(右)
株式会社リンクスジャパン
システム担当 桑原啓彰氏

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