タイムスタンプ付与専用 特定用途向け端末タイムスタンプ専用端末(APX2-TSI3)

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タイムスタンプ専用端末(APX2-TSI3)

「APX2-TSI3」は、セイコーソリューションズが提供するセイコータイムスタンプサービスに対応したタイムスタンプ専用端末です。PDFはもちろんオフィス文書、写真・動画などさまざまなデジタルデータに、1日当たり約2800回のスタンプ付与が可能です。

電子化した文書の原本化や改正電子帳簿保存法(電帳法)への対応、知的財産の保護などにご利用いただけます。

ご購入後は、5年間追加費用なしでタイムスタンプを利用できるため、付与するデータの選別や月々の付与数を管理する必要はありません。

タイムスタンプサービスは、本商品ご購入後5年間利用できますが、タイムスタンプサービスのみの利用期間の追加や更新はできません。引き続きご利用いただく際は、新たな商品を購入ください。

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型番 JANコード 仕様 価格 保守 サポート/取説 備考
APX2-TSI3 4957180156774 512GB   オープン価格   ISS サポート
  • 表示価格と商品全般について ※取扱説明書やQ&A、ソフトウェア等の各種ダウンロードは 取説・Q&A・DLを、保守サービスをご検討の方は 保守をクリックしてご覧ください。
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改正電子帳簿保存法(電帳法)対策に!

令和4年(2022年)1月1日から電子取引の取引情報について電磁的記録が義務化されました

改正前は電子取引の取引情報は書面等に出力して保存を認められていましたが、今回の改正ではこの点が廃止されています。

テレワークの拡大で、以下のような方法で注文書、見積書、請求書、領収書など(控え含む)の授受を開始していませんか?改正後は書面(印刷または受領)を原本とする保管は認められず、一定要件に添った電磁的記録が義務となります。

▼電子取引の例
・電子メールで見積書や請求書をPDFで受領(後で郵送で書面を受領)
・FAXで送られた見積書や請求書を複合機で受領(後で郵送で書面を受領)
・ECサイトから領収書のPDFや画像ファイルを保存
・EDIシステムから納品データを保存

令和4年(2022年)1月1日から電子取引の電磁的記録が義務化

電磁的記録にはタイムスタンプ利用がおすすめ

電磁的記録する場合には、真実性、可視性が求められています。

▼真実性について
真実性については、以下のいずれかの方法で真実性を担保する必要があります。

(1)タイムスタンプを付与する
(2)データの訂正削除を行った場合にその記録が残るか、訂正削除ができないシステムを利用する
(3)訂正削除の防止に関する事務処理規程で運用する

専用のシステムを導入(2)するハードルの高さや、管理規定を運用する煩雑さ(3)を考えると、確実に真実性を証明可能なタイムスタンプ(1)を行うことができる本商品の導入をおすすめします。

本商品には指定したフォルダーに保存されているファイルに付与されているタイムスタンプが有効かどうかを一括で確認し、結果を一覧で表示できる一括検証機能も搭載していますのでファイルが多くなっても容易に管理することができます。

メール添付された注文書/請求書を訂正ができない状態で保存

▼可視性について
記録を可視できる状態として、「一課税期間」を通じて検索できてディスプレイ等に整然とした形式で出力することを求められます。

検索機能の要件としては、「取引年月日」「取引金額」「取引先名」を検索項目として設定可能で、「取引年月日」「取引金額」はその範囲を指定して条件設定が可能、かつ2つ以上の記録項目を組み合わせて条件設定が可能とすることが求められます。

具体例として、
(1)検索項目をファイル名に設定し、「取引先」や「年月日」のフォルダを作成して管理する。
(2)ファイル名と検索項目の索引簿を作成し、ファイルと共に管理する。

のいずれかの方法で検索を可能とし、パソコンへ液晶ディスプレイを接続して表示可能とすることをおすすめします。

当社の電子帳簿保存法アプリケーション「命名くん」なら、事前に登録しておいた取引先名や書類名をクリックしてファイルリネームできる機能、Blu-rayへの書き込み機能があり、手軽に可視性を確保することができるようになります。

命名くんダウンロード

セイコータイムスタンプサービスに対応

本商品はセイコーソリューションズのセイコータイムスタンプサービスに対応しています。インターネット経由で正しい時間を取得し電子データにタイムスタンプを付与することで、データの存在時刻証明と非改ざん証明が可能となります。

タイムスタンプサービスイメージ

タイムスタンプとは?

暗号化技術を用いて、電子データがある時刻に存在していたことを証明する技術です。タイムスタンプの詳細は、セイコーソリューションズ(株)のWebサイトをご覧ください。
▼タイムスタンプ入門:タイムスタンプとは
https://www.seiko-cybertime.jp/time/

※ 本タイムスタンプはRFC3161、JISX5063およびISO/IEC18014に準拠しています。

業界標準「PAdES」対応タイムスタンプ

本商品で提供されるタイムスタンプは、PAdES(パデス)と呼ばれるPDF文書をベースとした長期署名仕様です。PDF文書をベースとしているため次の特徴があります。

  • インターネットを介していつでもどこでも取得できます。
  • 元情報を秘匿して存在を証明できます。
  • PDF文書にタイムスタンプを埋め込むため、広く配布することが可能です。
  • PDFをはじめ、テキスト、画像、音声などの多彩なデータに適用できます。
    ※PDF以外の電子データは添付PDFを作成してからタイムスタンプを付与します。
  • PDF文書に埋め込まれたタイムスタンプは、AcrobatReaderで確認(検証)することができます。
  • タイムスタンプの有効期限(10年間)が切れる前に、もう一度タイムスタンプを押すことで期限を延長することができます。
  • 総務省の指針に基づいた認定制度で運用されています。

総務大臣による認定を取得したタイムスタンプを利用

本商品は、総務大臣による時刻認証業務(タイムスタンプサービス)認定を受けたセイコーソリューションズのタイムスタンプを利用しています。

総務大臣による認定を取得したタイムスタンプ 利用イメージ

出展:総務省「認定制度の概要」

総務大臣による時刻認証業務(タイムスタンプサービス)認定制度については下記をご覧ください。
タイムスタンプの国による認定制度(PDF)

簡単!すぐに使えるタイムスタンプ

本商品はセイコーソリューションズのタイムスタンプをオールインワンで提供するパック商品です。5年間のタイムスタンプライセンスとオンサイト保守もパッケージに含まれており、導入後からすぐにデジタルデータの存在証明が行えます。

システム改修不要!既存システムに追加するだけのかんたん導入

既存システムに追加するだけのかんたん導入

これまでシステム構築が必要だったタイムスタンプを、既存のネットワーク環境に導入するだけでかんたんに運用開始できます。
デジタルデータを指定の監視フォルダーに保存するだけで、自動でタイムスタンプを付与することができます。また、手動で選択したファイルに対してタイムスタンプを付与することもできます。

タイムスタンプを毎日約2,800回、5年間押印しても追加費用なし!

タイムスタンプ5年間押印可能!

本商品にはタイムスタンプ費用も含まれているため、購入後は5年間、毎日約2,800回スタンプを押し続けても追加費用は発生しません。 データの重要度に応じてタイムスタンプを押すといった選別をする必要がないため、押し忘れを防ぐことができます。

サブフォルダーにも対応、50組まで署名可能

監視フォルダーに置かれたファイルだけではなく、サブフォルダーにも対応しています。まとまった書類をフォルダーの構成を変えずに押印できるため、より効率的にご利用いただけます。署名対象フォルダー数が50組(※1)まで対応。社内の部署はもちろん、様々な用途に応じたフォルダー分けができ、署名後のドキュメント整理・保存が効率的にできます。

※1 推奨50組(最大99組)まで設定可能。
※ペア数が多い場合は、押印処理に時間がかかる場合がございます。
※一度に処理するファイル数やフォルダの数が多い場合は、50組までのご利用を推奨いたします。

サブフォルダーにも対応、50組まで署名可能

押印の確認に便利な印影機能

押印の確認に便利な印影機能

タイムスタンプを付与した際にPDFファイルの1ページ目に「可視署名」と呼ばれる目で見える画像もしくはテキストを埋め込むことができるようになりました。(タイムスタンプの場合は画像のみ)

エビデンスソリューション構成図

LAN接続でスキャナーやPCに接続するだけで簡単に設置できます。
<POINT>
・既存のネットワーク環境を変更することなく導入可能です。
・監視フォルダー、保管フォルダーは共有フォルダー化することができます。また、NASやファイルサーバーなどの共有フォルダーを各フォルダーに指定することも可能です。

エビデンスソリューション構成図

※ インターネットへの接続が必須となります。

スキャンデータを自動でタイムスタンプ

「自動タイムスタンプ」機能でスキャナーの取り込み先のフォルダーを指定して、スキャンデータにすぐにタイムスタンプを付与することもできます。

デジタル文書の真正性を証明する電子署名(オプション)

電子署名とは、デジタル文書に電子的な署名を付与することで、署名者が内容の真正性を保証する技術です。タイムスタンプと組み合わせて使用することで、「長期署名(LTV-Sign)」として署名の有効性を長期にわたり保つことが可能となります。
記名押印が必要な紙書類の電子化のほか、社内文書のコンプライアンス対策、Webサイトで公開するIR情報などの電子公告といった、偽造や改ざんが心配される電子データの真正性証明に有効です。

デジタル文書の真正性を証明する電子署名

電子署名機能を追加するオプションライセンスセット

本商品に、専用の電子署名ソフトウェアオプション「APOP-SW/DS2」を追加することで、タイムスタンプと電子署名による「長期署名」としてご利用いただけます。

本商品に電子署名オプションを追加インストール

長期署名ご利用までのながれ

  • 証明書の入手
    必要書類を準備のうえ、認証局へ申請を行います。
  • 証明書を本商品へセット
    取得した証明書をAPOP-SW/DSを追加した本商品の設定ツールを使用し設定します。
  • 電子署名入出力フォルダーのアクセス権を設定する
    署名するファイルをおく監視(入力)フォルダーおよび、署名後のファイルが出力される保管(出力)フォルダーを設定します。
  • 長期署名の付与
    監視(入力)フォルダーにデータを置くと、本商品が電子署名およびタイムスタンプを付与したのち、保管(出力)フォルダーへデータを移動します。

長期署名ご利用までの流れ

その他特長

万が一の時も安心の訪問安心保守 5年間(SSD返却不要タイプ)付き

万が一の時も安心の訪問安心保守 5年間(SSD返却不要タイプ)付き

本商品には訪問安心保守 5年間(SSD返却不要タイプ)費用が含まれているので万が一の時も安心です。
トラブル時は最短翌営業日に専門スタッフがお伺いいたします。
※ 本商品に含まれている保守サービスはアイオー・セーフティ・サービス(ISS)「訪問安心保守 5年間(SSD返却不要タイプ)」となります。サービスの詳細はこちらをご確認ください。
※ ISSの登録は必須となります。

ユーザーに代わり機器を見守る管理機能「NarSuS」

NarSuS

お客様に代わってNASの状態をネットワーク経由で見守るクラウド管理機能「NarSuS」を無償提供。
管理画面上でNASの温度、FANの回転数、利用容量、CPU負荷などを確認できる他、定期レポートや各種イベント通知をメールで受け取ることができます。


矢印画像 NarSuSについて詳しくはこちらをご覧ください
※ 「NarSuS」の状態管理はNAS本体のハードウェア部分を対象としております。

安全に運用いただくための機能と動作確認済みハードウェア

本商品は、安全に運用いただくための各種機能およびハードウェアとの動作確認を実施しております。

機能 メーカー 組み合わせ確認済み 備考
ウイルス対策 Microsoft Windows Defender OSに標準インストール
バックアップ Microsoft バックアップと復元 OSに標準インストール
ハードウェア メーカー 組み合わせ確認済み 備考
USB ハードディスク I-O DATA HDJA-UTNBシリーズ バックアップ用

関連情報

セイコータイムスタンプサービス契約約款
セイコーソリューションズ株式会社様の「タイムスタンプサービスリポジトリ」ページ内にある「タイムスタンプに関する契約約款及び注意事項」をご確認ください。

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