テレビ離れは本当か?「日本人とテレビ・2015」調査結果から考える。

リビングてテレビを見る家族

「日本人とテレビ」。そんな調査があるのをご存知ですか?人びとにとってテレビの位置づけがどのように変化してきたのか?NHK放送文化研究所が1985年から5年ごとに実施している調査です。

本年の調査は2~3月にかけて、全国で16歳以上の男女3600人を対象に実施し、2442人が回答しています(有効率67.8%)。その調査結果の要約が7月7日に公表されました。

今回の調査結果から、各メディアがこぞって「テレビ離れの傾向が強まる」としています。その主な理由として

・視聴時間が1985年以降初めて「短時間化」されたこと

「まったく見ない」「30分~2時間視聴」(短時間)の増加
「4時間以上の視聴」(長時間)の減少
20~50代で「ほとんど、まったく見ない人」が増加

・テレビを「必要」と感じている人が中年層でも減少していること

男性は30~40代が5ポイント減(16~29歳は2ポイント減)
女性は40~60代が4~8ポイント減

・テレビに毎日接触している人が減少したこと

年前(84%)と比べて5ポイント減(79%)

をあげています。

逆にインターネット(メールは除く)の割合が5年前(27%)と比べて、11ポイント増(38%)となっていることからも、テレビ離れと結論づけているのだと思います。

注目は「録画番組」の接触度
毎日のように録画番組を観ている人は倍増。

結論が「テレビ離れ」と言っているので、テレビ視聴が減ったことに目がいきがちですが、実は、録画したテレビ番組を見ている人は大幅に増えています。

メディア摂食頻度_録画したテレビ番組(週1日以上)

5年前と比べて

毎日のように録画番組を見る人
(8%→16% +8ポイント)
週3~4日ぐらい
(9%→12% +3ポイント)
週1~2日ぐらい
(19%→21% +3ポイント)

と、合計14ポイントも増え、週1回以上録画番組を見る人は49%にものぼっています。

実はテレビ離れではなく、
テレビ視聴が多様化しているのではないか?

テレビ離れと言われて、もう何年にもなりますが、「録画番組」を見ている人がこれだけ増えているということは、「テレビを生放送で見る人が減っているだけ」なのではないか?と思ってしまいます。

現にメディア別接触頻度(週に1日以上)では、テレビ(録画したものを見る場合は除く)は、3%減っていますが、録画したテレビ番組を見る人は14ポイントも増えています。

つまり、録画番組を合わせれば、テレビを見ている人は増えている。本当の意味でのテレビ離れは起こっていない。と考えるのが妥当だと感じます。

録画方法の進化。視聴の多様化。

ハードディスクレコーダー

よく考えると、録画方法と視聴は進化し続けています。以前はビデオやDVDでの録画が主でしたが、テレビ内蔵ハードディスク(HDD)や外付けのHDDでの録画が主流になってきました。HDDは生活者が手頃に購入できる価格になってきましたよね。(ご参考 ioPLAZA直販限定IPHD-UTシリーズ

今では、テレビ番組まるごと全録などという録画方法だってあります。ネットワークHDDを使って、リビングで録った番組を寝室で見るなんてこともできるようになりました。通勤時間に、ワンセグ・フルセグをスマートフォンで見ている人も見かけるようになりました。

スマートフォンでの視聴は、フルセグ、ワンセグだけではありません。最近では、家のテレビで録画した番組をためてあるネットワークHDDに直接、外出先からアクセスし、見ることもできます。

このように録る進化、視聴の多様化から、リアルタイムで見ることが少なくなりました。外出先でも、通勤中でも、どこでもテレビが見られるわけですから、何も家で生放送を見なくても良いのですから、当然のことだと思います。

時と場所を選ばないテレビ視聴。これは今後も録画方法の進化によって、さらに進化していくでしょう。次回の調査は5年後、そう東京オリンピックの年ですね。5年後のテレビ視聴はどうなっているでしょうか?楽しみですね。

I-O DATAからヒトコト

ポータブルハードディスク

デジタルカメラで撮影した写真、ビデオカメラで撮影した動画、テレビの番組録画そして最近ではスマートフォンでの撮影など、「撮る」&「録る」シーンは大容量化、そして多様化しています。

その間、I-O DATAは「残す」を進化させ、さらには「観る」楽しさを提案し続けてきました。最近では、新規格「SeeQVault」対応したテレビ録画に最適なポータブルハードディスクAVHD-PUTSQシリーズも発売。SeeQVault対応機器であれば、接続機器が替わっても録画番組が引き継ぐごとができます。

I-O DTATAは、これからも、残す進化で、観る楽しみを広げていきます。

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