SSDでMacをバックアップ!「Time Machine」の使い方を解説

Time MachineでSSDへバックアップ

(写真)Time MachineでSSDへバックアップ

(記事公開日:2023年6月22日)

Macユーザーの定期バックアップに便利なTime Machine。すでにご利用されている方も多いと思いますが、バックアップの保存先は外付けHDDやNASだったりしませんか。

今回、スティックSSD「SSPE-USCシリーズ」を使ったTime Machineの利用方法をご紹介します。より扱いやすく高速転送できるので、快適なバックアップが実現します。ぜひおすすめしたい方法です。

スティックSSD「SSPE-USCシリーズ」

  • 「SSPE-USCシリーズ」の本体
  • 「SSPE-USCシリーズ」のパッケージ

(写真)「SSPE-USCシリーズ」の本体とパッケージ

今回使用するスティックSSD「SSPE-USCシリーズ」の特長をご紹介します。詳しくは、マガジン記事「iPadで使える!USB-C対応スティックSSD データ保存・受け渡しに最適」もご参照ください。

  • USB-Cが使える

    USB-Cが使える

    USB-AコネクターとUSB-Cコネクターの両方を搭載しています。

  • ケーブル不要

    ケーブル不要

    パソコンに直接挿すだけで使えます。サイズも約28×84mmとコンパクトです。

  • USB-Cポートが干渉しない

    USB-Cポートが干渉しない

    USB-Cポートが2ポート並んでいるMacでも、充電しながら使用できます。

  • 高速なデータ転送

    高速なデータ転送

    読み込み速度は約530MB/sと、当社製HDD(HDPT-UTS500)の約4.4倍高速です。

  • 作動音がまったくない

    作動音がまったくない

    駆動部がないSSDなので、作動時にも全く音が聞こえません。

ケーブル不要、高速、静音の「SSPE-USCシリーズ」なら、とても快適です。外付けのストレージデバイスを使ってバックアップをするときの煩わしさを解決してくれます。

Time Machineとは

Time Machineの画面

(キャプチャー)Time Machineの画面

Time Machineは、macOSに搭載された機能で、データを定期的にバックアップすることができます。

Time Machineを利用すれば、外付けHDD・SSDやネットワーク上のNASに、データのコピーを作成することができます。バックアップは、ファイルやフォルダの変更を監視し、過去のバージョンを保持することができます。これにより、誤って削除したファイルや以前のバージョンのファイルにアクセスすることができます。

バックアップは、データの消失やシステムの障害に備えるために大変重要です。万が一に備え、Time Machineにより、バックアップを定期的に実行し、データを守りましょう。

Time Machineによるバックアップ設定では次の選択ができます。

バックアップ設定の選択画面

・手動
・過去24時間の1時間ごとのバックアップ
・過去1ヵ月の1日ごとのバックアップ
・過去のすべての月の1週間ごとのバックアップ

Time Machineで指定しているバックアップ先の外付けSSDがいっぱいになったら、一番古いバックアップデータから削除されていきます。バックアップ用の外付けSSDは常につないでいなくても、外出先から戻ってきてからつないでも、自動でバックアップを開始してくれますから大変便利です。

※バックアップ用の外付けSSDが接続されているときのみバックアップされます。

Time Machineを設定する

Time Machineのバックアップ設定

(イメージ)Time Machineのバックアップ設定

バックアップをしたことのない方は、「面倒くさい」「設定が難しいのでは」「時間がかかりそう」と思われがちですが、Time Machineはとても簡単なので、ぜひ使ってみてください。

ここでは、MacBook Air(M1、2020 macOS:Ventura 13.2)による手順をご説明します。OSのバージョンによっては、画面が異なる場合があります。

スティックSSD「SSPE-USCシリーズ」を初めてMacに接続すると「アクセサリの接続を許可しますか?」と聞いてくるので、[許可]をクリックします。

スティックSSD「SSPE-USCシリーズ」を初めてMacに接続すると「アクセサリの接続を許可しますか?」と聞いてくるので、[許可]をクリックします。

[システム設定]に入り、「Time Machine」を選択します。

[システム設定]に入り、「Time Machine」を選択します。

Time Machineの設定画面になるので、[バックアップディスクを追加]を選択します。

Time Machineの設定画面になるので、[バックアップディスクを追加]を選択します。

先ほど接続したスティックSSD「SSPE-USC」が表示されるので、[ディスクを設定]をクリックします。

先ほど接続したスティックSSD「SSPE-USC」が表示されるので、[ディスクを設定]をクリックします。

バックアップを暗号化するかどうかの選択やディスク使用率の制限設定画面になりますので、設定したら[完了]をクリックします。

バックアップを暗号化するかどうかの選択やディスク使用率の制限設定画面になりますので、設定したら[完了]をクリックします。

「消去しますか?」と聞いてくるので、バックアップとして使えるように[消去]を選択します。

「消去しますか?」と聞いてくるので、バックアップとして使えるように[消去]を選択します。このとき、SSPE-USC内に保存されているデータは消えてしまいますので、ご注意ください。

SSPE-USCを準備中 「バックアップ作成を待機中です。」と表示され、[次回のバックアップ]のカウントダウンが始まり、設定完了です。

「SSPE-USCを準備中」→「バックアップ作成を待機中です。」と表示され、[次回のバックアップ]のカウントダウンが始まり、設定完了です。

たったこれだけです。あとは自動で実行してくれますので、バックアップの取り忘れもなく安心です。

Time Machineでバックアップする

すぐに初回のバックアップ作成が始まります。

すぐに初回のバックアップ作成が始まります。この作業は自動的に進むので、何もする必要はありません。

バックアップ完了

初回のバックアップに時間がかかる場合がありますが、バックアップ中でもMacを普段通りに使えます。2回目以降のバックアップでは、前回のバックアップ後に変更されたファイルだけがバックアップされるので、短時間で終わります。

Time Machineで復元する

[Time Machineバックアップをブラウズ]を選択します。

Time Machineでバックアップしたファイルを復元するには、上部メニューの「時計」アイコンをクリックして、[Time Machineバックアップをブラウズ]を選択します。

Time Machineの画面で復元

Time Machineの画面になるので、右側にある時間軸から復元したい日付と時間を選びます。復元したいファイルを見つけたら、そのファイルを選択して、[復元]ボタンをクリックするだけで簡単に復元できます。

スティックSSD「SSPE-USCシリーズ」

(写真)スティックSSD「SSPE-USCシリーズ」

今回ご紹介した「スティックSSD」+「Time Machine」を使ったバックアップは、かんたん&スマートな方法なので、ビジネスでもご家庭でもご利用いただけ、とても便利です。ぜひ、「SSPE-USCシリーズ」を使ってみてください。

◎関連リンク
・USB 3.2 Gen 2対応 スティックSSD
「SSPE-USCシリーズ」
商品ページ)(購入ページ

iPadで使える!USB-C対応スティックSSD データ保存・受け渡しに最適

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