トップページ
マニュアル
NarSuS Cloud Backup
NarSuSクラウドバックアップ
NarSuSクラウドバックアップ
弊社製NAS「ランディスク」に保存されたデータや設定情報を、クラウドストレージにバックアップできます。また、クラウドストレージにバックアップしたデータから新しいランディスクへ復元をすることができます。
ローカルバックアップとクラウドバックアップを併用いただくことで、より安全にバックアップすることができます。
NarSuSクラウドバックアップをご利用いただくには、ライセンスパッケージをご購入いただく必要があります。ご購入後NarSuS上でライセンスキーを登録することで、クラウドバックアップを設定することができます。
・ 1ファイルが40GBを超えるものはバックアップできません。
・ 1つのNASのバックアップタスクは、1つのクラウドストレージ(ライセンス)上で作成してください。複数のクラウドストレージ(ライセンス)をまたいでの作成できません。
・ 設定情報のみのバックアップ・復元はできません。データのみ、またはデータと設定情報をバックアップ・復元できます。
・ ライセンスの有効期限が切れると、クラウドストレージへのアクセスはできなくなります。ただし1か月間はクラウド上にデータは保持されますので、その間はライセンス更新いただくことで、再開することができます。
・ バックアップタスク作成時にパスフレーズ(パスワード)を設定しますが、パスフレーズは復元の際に必要となります。万一パスフレーズを忘れてしまった場合は、再設定・再発行はできず、保存済のバックアップデータは利用できなくなります。
・ クラウドバックアップをご利用中は、NarSuSから対象のNASの登録解除をしないでください。NarSuSから登録を解除してしまうと、そのNASのバックアップデータは利用できなくなります。
・ 下記の名前のファイルおよびフォルダーは、バックアップの対象外です。
Thumbs.db
lost+found
.DS_Store
System Volume Information
trashbox
TrashBox
Recycler
Recycled
.___narsus_cloud_backup_metadata
・ 外付けUSB HDDの共有フォルダーはバックアップの対象として設定できません。
弊社Webページでご確認ください。
クラウドバックアップ機能を使えるようにするために、NarSuSでライセンスキー(別売)を登録します。
[クラウドバックアップ]をクリック
ログインの再認証画面が表示されたら、NarSuSにログインした時と同じパスワードを入力し、[認証]をクリック
[ライセンスキー登録]をクリック
① 別売の[ライセンスキー]を入力
② [クラウドストレージ名]を入力
※ ここで入力したクラウドストレージ名は、クラウド一覧で表示されます。
③ [利用規約]をクリックし内容に問題なければ、チェックをつける
④ [実行]をクリック
ライセンスを延長する方法を説明します。事前にライセンスキー(別売)をご購入ください。
[クラウドバックアップ]をクリック
ログインの再認証画面が表示されたら、NarSuSにログインした時と同じパスワードを入力し、[認証]をクリック
延長するクラウドストレージをクリック
[操作]タブをクリックし、[ライセンスの延長]をクリック
① [ライセンスキー]を入力
② [完了]をクリック
ライセンスの延長は完了です。
クラウドストレージ一覧の有効期限をご確認ください。
弊社NAS「ランディスク」とNarSuSクラウドバックアップ機能の設定をおこないます。
設定画面の[システム]→[通知]→[NarSuS]をクリックし下記設定をします。
・ [NarSuS]を[有効]に設定
・ [NarSuSリモート操作]が[有効]または[レスポンス優先]になっていることを確認(なっていない場合は選択してください)
・ [クラウドバックアップ]を[使用する]に設定
[クラウドバックアップ]をクリック
ログインの再認証画面が表示されたら、NarSuSにログインした時と同じパスワードを入力し、[認証]をクリック
バックアップ先として利用するクラウドストレージを選ぶ
① [操作]をクリック
② [バックアップタスクの作成]をクリック
バックアップ元にするNASを選び、[次へ]をクリック
※ NASが見つからない場合【NASが見つからない】をご覧ください。
パスフレーズ※を2回入力後、[次へ]をクリック
※ パスフレーズは半角数字、半角英大文字、半角英小文字のそれぞれを1文字以上含む、8~64文字で入力してください。
ここで設定したパスフレーズは、バックアップの復元時に必要になります。万一、パスフレーズを忘れてしまうと、パスフレーズを再設定することはできず、バックアップ済みのデータは利用できなくなります。
※ パスフレーズを忘れてしまった場合は、よくあるご質問をご覧ください。
① バックアップ対象にする共有フォルダーを選ぶ
※ グレー表示の共有フォルダーは、バックアップ対象として選択できません。
※ サブフォルダー単位でのバックアップはできません。
② データの削除設定のしかたを選ぶ
[古いバックアップデータは削除しない] | クラウドへバックアップ済みのデータは残したまま更新されたデータをバックアップします。 |
[以下の日数が経過したデータを削除する] | 入力した日数を超えると古いバックアップデータが削除されます。最新のバックアップデータは保持されます。 |
③ [次へ]をクリック
① [する]を選び、スケジュールを設定する
※ [しない]を選ぶと、[今すぐ実行]をしない限りはバックアップは実行されません。
② [次へ]をクリック
同じNASで複数タスクを設定する場合、時間帯が重ならないようにしてください。時間帯が重なった場合、後のタスクはスキップされます。
※ 別のNASの場合、スケジュールが重なっても実行されます。
※ NASのバックアップ機能は、本機能とは関係無くスケジュール通り実行されます。
① 必要に応じてメモを入力
※ このメモは、バックアップタスクの管理の一覧で表示されます。
② [完了]をクリック
※ 初回はフルバックアップ、2回目以降は差分バックアップになります。
※ クラウド容量がいっぱいになった場合、タスクは停止します。その旨イベントで表示されます。
バックアップした内容を新しい弊社NASに復元する方法を説明します。
下記の復元ができます。
・ データのみ(シリーズ問わず可能)
・ データと設定(同シリーズ間のみ)
・ 復元元のNASをNarSuSから削除しないでください。NarSuSから削除してしまうと復元ができなくなります。
・ 復元先のNASには、ファイルを保存しないでください。また共有フォルダーも作成しないでください。
・ 復元中のNASには、アクセスをしないでください。
NarSuS登録をおこなう
設定画面の[システム]→[通知]→[NarSuS]をクリックし下記設定をします。
・[NarSuS]を[有効]に設定
・[クラウドバックアップ]を[使用する]に設定
[クラウドバックアップ]をクリック
ログインの再認証画面が表示されたら、NarSuSにログインした時と同じパスワードを入力し、[認証]をクリック
復元対象のクラウドストレージを選ぶ
① [操作]をクリック
② [復元タスクの作成]をクリック
復元元のNASを選び、[次へ]をクリック
バックアップタスク作成時に設定したパスフレーズを入力し、[次へ]をクリック
① 復元する対象フォルダーを選ぶ
※ すべてを対象にしたい場合は「すべての共有フォルダーを選択する」にチェックを入れます。
② 復元対象の日付を選ぶ
※ 選択した日付のバックアップがない場合、その日付より前の最新データで復元します。
③ [次へ]をクリック
① 復元先のNASを選ぶ
② [次へ]をクリック
① 設定を復元するかどうかを選ぶ
※ 設定のみの復元はできません。
② [完了]をクリック
クラウドストレージをリスト表示します。上部のボタンについて説明します。
クラウドバックアップマニュアル | 本マニュアルを表示します。 |
---|---|
利用規約 | 利用規約を表示します。 |
ライセンスキー登録 | ライセンスキーを新規登録します。 ライセンスキーを新規登録するをご覧ください。 |
各クラウドストレージの情報を表示します。
[編集]ボタン | クリックすると[クラウドストレージ名]を変更することができます。 |
---|---|
クラウドストレージ名 | クラウドストレージ名を表示します。 |
契約容量 | 契約中の容量を表示します。 |
使用容量 | 使用済みの容量を表示します。 |
ストレージ状態 | クラウドライセンスの有効期限がきれると「期限切れ」と表示されます。 |
使用開始日 | 使用を開始した日を表示します。 |
有効期限 | 本契約の有効期限を表示します。 |
ライセンスキー | 本契約のライセンスキーを表示します。 |
各種タスクの作成、ライセンスの延長ができます。
バックアップタスクの作成 | バックアップの設定をします。 バックアップ設定するをご覧ください。 |
---|---|
復元タスクの作成 | 復元の設定をします。 新しいランディスクへ復元するをご覧ください。 |
ライセンスの延長 | ライセンス期間の延長をします。 ライセンスを延長するをご覧ください。 |
クラウドデータ削除 | 選択したデバイスのバックアップデータとバックアップタスクをすべて削除します。
※ 削除するデータのバックアップ元NASが、NarSuSに登録されている状態でおこなってください。NarSuS登録を解除すると削除できなくなりますのでご注意ください。 |
バックアップタスクの実行などができます。
今すぐ実行 | 選択したバックアップタスクをすぐに実行します。[キャンセル]をクリックするとバックアップを中止します。 |
---|---|
編集 | 選択したバックアップタスクを編集します。 |
削除 | 選択したバックアップタスクを削除します。 |
外部アプリ用キー発行 | クラウド上のバックアップデータを別のアプリで見る場合の設定用キーをダウンロードします。 |
現在実行中のタスク一覧を表示します。
実行中のタスクのリストを更新します。 | |
クリア | 実行中タスクが失敗したなど表示が消えずに残ってしまった場合に、その表示を消去します。通常は使用しません。 |
イベント一覧を表示します。
内容 | 説明 |
---|---|
NarSuSからクラウドバックアップの復元タスク実行指示を受信しました。 | 復元タスクを実行した際に表示されます。 |
デバイスへの復元を開始しました。 | - |
デバイスへの復元の進捗率:[%s] | 進捗率は1%単位で、10分おきに更新されます。 |
デバイスへの復元が完了しました。 | - |
内容 | 説明 |
---|---|
NarSuSからクラウドバックアップのバックアップタスク設定指示を受信しました。 | バックアップタスクを設定した際に表示されます。 |
NarSuSからクラウドバックアップのバックアップタスク実行指示を受信しました。 | バックアップタスクを実行した際に表示されます。 |
NarSuSからクラウドバックアップのバックアップタスク削除指示を受信しました。 | バックアップタスクを削除した際に表示されます。 |
デバイスへの復元が完了しました。 | - |
クラウドへのバックアップの進捗率:[%s] | 進捗率は1%単位で、10分おきに更新されます。 |
クラウドへのバックアップが完了しました。 | - |
内容 | 説明 |
---|---|
タスク処理にて、エラーとなりました。 | タスクがエラーで終了しました。あわせて表示されているエラー内容をご確認のうえ対処してください。 |
タスク処理にて、処理を中断しました。 | タスク処理を中断しました。あわせて表示されているエラー内容をご確認のうえ対処してください。 |
タスク処理にて、受信した指示を反映できません。 | NASの設定画面でクラウドバックアップを[使用する]に設定しているかどうかご確認ください。 |
タスク処理にて、クラウドストレージが存在しません。ライセンスが期限切れまたは無効となっている可能性があります。 | 対象となるクラウドストレージのライセンスが有効かどうかご確認ください。 |
タスク処理にて、クラウドストレージへのアクセス権限がありません。ライセンスが期限切れまたは無効となっている可能性があります。 | 対象となるクラウドストレージのライセンスが有効かどうかご確認ください。 |
タスク処理にて、クラウドストレージへ接続できません。インターネットに接続されていない可能性があります。 | NASを設置している環境がインターネットに接続されているかご確認ください。 |
タスク処理にて、NASの容量が不足しています。 | 復元先のNASの空き容量が不足しています。復元先のNASの不要なファイルを削除してください。 |
タスク処理にて、クラウドストレージの容量が不足しています。 | クラウドストレージの空き容量が不足しています。バックアップタスクの設定の「以下の日数が経過したデータを削除する」を設定し古いバックアップデータを削除してください。 |
タスク処理にて、一部のファイルが失敗しています。 | 1ファイル40GBを超えるファイルはバックアップができません。バックアップ対象に該当するファイルがないかご確認ください。 |
タスク処理にて、復元するバックアップデータが見つかりませんでした。 | 復元タスクでバックアップデータが存在しない日付が指定されました。別の日付を指定し再度復元タスクを作成してください。 |
タスク処理にて、パスフレーズが一致しませんでした。 | 復元タスクで誤ったパスフレーズが設定されました。正しいパスフレーズで再度復元タスクを作成してください。 |
タスク処理にて、他のタスクが実行中のため、処理をスキップしました。 | 1つのNASにおいて複数のタスクの実行が重複しないようにタスクを設定してください。 |
開始日から終了日までのログをダウンロードします。
※ 本情報はNarSuSクラウドバックアップの問い合わせ時に利用します。ログ内容の詳細はご案内いたしかねます。
Q&Aページをご覧ください。
ライセンスを延長するをご覧ください。
一度登録したライセンスを他のアカウントへ移行することはできません。
ライセンス更新時に、より大きな容量のパッケージをご購入いただき更新することで、クラウドストレージの容量を追加できます。
ライセンス期間中のクラウドストレージの容量追加は、お客様の操作ではできません。ライセンス期間中にストレージ容量が不足した場合は、弊社お問い合わせ窓口にご相談ください。
下記をご確認ください。
・ クラウドストレージを割り当てたデバイスグループに対象のNASが所属している
・ NASの設定画面でクラウドバックアップが[使用する]になっている
・ 対象NASの共有フォルダーすべてがバックアップタスクに設定されている(新たに設定できる共有フォルダーが存在しない場合は表示されません)
・ 他のクラウドストレージでタスク設定されていない(複数のクラウドストレージをまたいでのタスク作成はできません)
・ NASの設定画面([システム]→[通知]→[NarSuS])の[現在の状態をNarSuSに通知する]をクリックしてお試しください。
イベントをご覧ください。
いかなる場合でも、パスフレーズの再設定、再発行はできません。そのためパスフレーズを忘れてしまうと、バックアップデータはご利用いただけなくなります。
下記設定をおこない、改めてバックアップタスクを設定し直してください。
・ 対象NASの設定画面でクラウドバックアップの[接続情報削除]を実行
・ NarSuSの設定画面で対象クラウドストレージの対象NASの[クラウドデータ削除]を実行
※ 1台のNASに複数のバックアップタスクがある場合、すべて同じパスフレーズとなります(パスフレーズは1台のNASに共通の設定となります)。
バックアップタスクは1つのライセンスにつき最大10個まで作成できます(10個作成されるとボタンがグレーアウトします)。
[操作]の[クラウドデータ削除]から削除できます。
すでにバックアップ済みのNASであっても対象NASをNarSuSより削除してしまうと、バックアップデータからの復元はできません。
※ 削除する前にクラウド上のデータを確認する場合はQ&Aページをご覧ください。
NarSuSアカウントを削除すると、そこに紐づいているライセンスもすべてご利用いただけなくなります。新しくアカウントを作成いただいたとしても、同じライセンスはご使用いただけません。
この場合、別途新規にライセンスをご購入のうえご登録ください。
ライセンスを紐づけているアカウントは期間終了までは削除しないようにご注意ください。
お使いの各商品のお問い合わせ窓口にお問い合わせください。
本マニュアルをお手元でご覧になるための方法をご案内します。
上のボタンをクリックすると、本マニュアル全体をWebブラウザーのプリント機能で印刷できます。
ただし項目が多いマニュアルはページ数が多くなり、全体の印刷には向きません。
プリントしたいページを開き、そのページだけをWebブラウザーのプリント機能で印刷することをおすすめします。
※ マニュアルの内容量によっては、印刷が始まるまで数分掛かることがあります。
※[全ページプリント]ボタンは、スマホ・タブレットではお使いになれません。
本マニュアルで使用しているソフトウェアライセンス情報やGoogle アナリティクス4の利用については、こちらをご覧ください。
このページはお役に立ちましたか?