スキー場として名高い、“蔵王連峰”を仰ぐ蔵王第一中学校は、今年の4月から全国一斉にスタートした「総合的な学習(総合学習)」を先取りした授業を、文部科学省から研究開発校として委嘱され、1999〜2001年度にかけて実施。首都圏などから視察に訪れる関係者は引きも切らず、昨年度だけで30件を超えている。
本校ではあらゆる授業の中でパソコンを取り入れ、IT化社会に対応できる人材教育を行っている。生徒一人一人が学習できる為のパソコンルームを完備し、さらに学校内の至る場所にパソコンがあふれている。

一例として公衆電話の横にはパソコンが設置してある。授業の中や、修学旅行の準備で案内所等に電話する際、他の生徒が同じ場所に電話していないかをパソコンで確認できる仕組みだ。このパソコンは生徒自身に入力を任せたり、検索をさせている。

こうすることで、同じ内容を二重に聞くことを避けたり、生徒同士のコミュニケーションを推進している。

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