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「DZ2666/STシリーズ」は、法人様専用モデルです。
PC4-2666、DDR4-2666対応の288pin超高速DRAM(DIMM)メモリーモジュールで、DDR4の中でも転送速度が21.3GB/s(※1)と高速なデータ転送レートを可能にしながらも、電源電圧は1.2Vと低電圧を実現しています。
※商品型番とは異なる上位規格品が同梱されている場合がありますが、上位規格品は下位規格品との互換性を有しているため、問題なくご使用いただけます。
型番 | JANコード | 仕様 | 価格 | 保守 | サポート/取説 | 備考 |
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DZ2666-4G/ST | 4957180140834 | 4GB | オープン価格 | 2024/10/23生産終了 後継品DZ3200-C4G/ST | ||
DZ2666-8G/ST | 4957180140841 | 8GB | オープン価格 | 2024/3/13生産終了 後継品DZ3200-C8G |
DZ2666/STシリーズはPC4-2666、DDR4-2666対応のデスクトップ用(288pin)メモリーモジュールです。DDR4-2666規格での高速で安定した動作を実現します。
PC4-2666、DDR4-2666対応のため、DDR4の中でも転送速度が21.3GB/sと高速なデータ転送レートを実現しています。
※メモリーの転送速度は理論値です。
デュアルチャネルとは、チップセット内部のメモリーコントローラーが同容量・同仕様であるメモリー2枚に同時アクセスすることで、データの転送速度を2倍にする技術です。
DZ2666/STシリーズはシングルチャネルの場合、理論値で約21.3GB/秒となりますが、デュアルチャネルでは約42.6GB/秒のデータ転送レートを誇ります。
DDR4-2666は搭載されているDRAM単体のスピードを表します。
メモリーモジュールのデータ転送速度が2666Mbpsのため、PC4-2666と表記します。
Double Data Rate 4 SDRAM
DDR規格以降のメモリーは、クロック信号(コンピューター各回路間の同期を取るための信号)の立ち上がり時・立ち下がり時の両方でデータの読み書きを実行できる、ダブルデータレート(DDR)モードで高速なデータ転送を実現しています。
DDR4 SDRAMは従来のDDR3 SDRAMと同じ8bitデータプリフェッチ(事前読出)となりますが、新たにバンクグループが導入され、異なるバンクグループに連続アクセスすることでデータ転送速度をDDR3の2倍に高めています。
さらに動作電圧もDDR3 SDRAMの1.5Vに対して1.2Vと低消費電力を実現し、パソコンのバッテリー稼働時間向上にも寄与します。
※ DDR4のバンクグループ
DDR3 SDRAMのメモリーセルアレイは8個のメモリーバンクに分割され、それぞれが一つの入出力バッファーに接続されていました。
これに対しDDR4 SDRAMでは2倍の16個のメモリーバンクに分割され、メモリーバンク4個ごとに一つの「バンクグループ」となっています。
入出力は各グループごとにローカルバッファーが用意されており、さらに一つのグローバルバッファーに接続されます。
異なるバンクグループに連続アクセスすることで、データ転送速度がDDR3の2倍に高まっています。
転送速度が高速化したことに伴い、DDR4にはノイズの影響から守るためのさまざまなエラー検出機能が搭載されています。
データ書き込み時にはデータ信号に加えCRC符号も合わせてDRAMに送り、DRAM内部で書き込みデータから生成したCRC符号と比較して、エラーを検出します。
また、コマンド信号とアドレス信号にはパリティを付加してエラー検出を行います。
エラーを見つけた場合にはメモリーコントローラーへ通知し、これによりデータを高速転送しても高い信頼性を実現しています。
※エラー訂正機能は搭載していません。
従来のDDR3までのメモリーモジュール形状は平坦であり、定規の目盛りのように一直線に端子が付けられていましたが、DDR4はエッジ端子部分の一部に傾斜をつけたことでマザーボードへの装着時に必要な力が低減しました。
メモリーモジュールの破損や接触不良といったトラブルを防止します。
「RamPhantomEX LE」はメモリーの一部を利用して仮想ハードディスクドライブ(RAMディスク)を作成するソフトです。
RAMディスクは通常のハードディスクに比べデータ転送速度が圧倒的に高速!
例えばWebブラウザーのキャッシュや、ソフトウェアの一時ファイルの作成ドライブなどに割り当てることで、大容量のメモリーを活かし、快適にご利用いただけます。
※Windows 10非対応
WebブラウザーのキャッシュをハードディスクからRAMディスクに変更することで、一度見たページを再訪問した場合など、高速に処理することができます。
また、インターネット閲覧の際にハードディスクへアクセスしないので、カリカリというようなアクセス音も発生しません。
なお Internet Explorer、Firefox、Google Chromeの場合はチェックを入れるだけで、簡単に設定できます。
たとえばUSBメモリーなどのデータのコピー先に、RAMディスクを一時保存先として指定した場合、パソコンの電源を切ることでコピーしたファイルも自動的に消去されます。パソコンに残したくない重要なデータの保護に役立ちます。
ハードディスクにデータをコピーした場合は、ファイルを削除しても復元ソフトなどで復元できる可能性がありますが、DRAMは揮発性メモリーのため、その特性上電源を切ることでファイルが完全に消去され、セキュリティ対策として活躍します。
※設定の変更が必要になります。