データセンター向けSamsung SSDSSD 845 DC PROシリーズ

仕様書印刷

SSD 845 DC PROシリーズ

データセンターでは、爆発的に急増する企業や個人のデータ需要への対応、次世代アプリケーション開発に伴うストレージバックアップ需要への対応、増大するサーバー電力消費量の抑制などの課題を抱えています。
データ破損や思いがけない停電によって発生するデータ損傷も重大な懸念事項であり、停電などの不測の事態においても、高速レスポンスで優れたパフォーマンスと高い信頼性を維持しながら効率的に稼働できるストレージが必要とされています。

Samsung SSD 845DC PROシリーズ(以下、845DC PRO)は、厳選されたNANDフラッシュ、最適化された専用コントローラ、データセンター向けに開発されたファームウェア、信頼性の高い電源喪失保護機能を搭載することにより、高パフォーマンスを発揮しながらデータセンターの安定稼働をサポートします。

845DC PROには新世代NANDフラッシュ「Samsung 3D V-NAND」を採用。パフォーマンスと耐久性を大幅に向上し、ランダムアクセス(4K QD32)では読み出し92,000IOPS*、書き込み51,000IOPS*を実現。高負荷なワークロードの書き込みを多用するアプリケーションにおいて、その性能を発揮。最も要求の厳しいデータセンターの用途に適しています。

*値はいずれも最大値です。

型番 JANコード 仕様 価格 備考
MZ-7WD400E/IT 4560441091327 400GB   オープン価格    2015/10/14生産終了
MZ-7WD800E/IT 4560441091334 800GB   オープン価格    2015/10/14生産終了

アドバンスドECCエンジンによるリアルタイムでのエラー訂正

高度な信号処理アルゴリズムの1つであるアドバンスドECCエンジン。SSDのホストインターフェースからNANDフラッシュに至るまで、パス全体にわたってエラーを検出し訂正を行うことで、SSDの信頼性を大幅に向上しています。

電源喪失保護機能

予期しない電源遮断が起きた場合でも、SSD搭載のコンデンサの電力を使用することで、DRAM内に保存されたデータをNANDフラッシュに記録し、データ損失を防ぐことができます。

S.M.A.R.T.機能

S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)機能を使用してドライブを監視することで、様々な情報を検出し障害発生を予測。事前のドライブ交換対応で、データ損失や予期しない停止などを回避することができます。

ダイナミックサーマルガード機能搭載

SSD内部に実装された温度センサーが内部温度を監視。70℃を超える異常高温環境になると転送速度を制御し、SSDの熱暴走とデータ破損を阻止します。

省エネ設計により低消費電力を実現

コントローラによるデータアクセス制御技術と省エネ設計のDRAMキャッシュメモリの採用により、845DC EVOの消費電力は動作時4.2W、待機時1.5Wを実現。Samsung 3D V-NAND搭載の845DC PROにおいては、データ書き込みアルゴリズムがシンプルになったことで、従来の平面NANDフラッシュに比べて消費電力を46%低減し、動作時3.1W*、待機時1.0Wを実現。高速化と省エネという相反する課題を同時に解決しました。

*800GBモデルにおいて。

キーデバイスのすべてを内製し、パフォーマンスと信頼性を両立

SSDのキーデバイスであるNANDフラッシュ、コントローラ、ファームウェア、DRAMのすべてに世界最高水準のテクノロジーを注ぎ込み、自社内で開発から生産までを完結。サムスンは、この4つのキーデバイスすべてを自社で製造している数少ないメーカーの1つです。

困った時には「サムスンSSDサポートセンター」があなたをしっかりサポート

日本国内での日本人によるコールセンターでの電話サポートに加え、修理センターでの修理対応など万全のサポート体制を敷いています。正規ユーザー様には専用サポートサイトでコールセンター電話番号や修理品の送付先などをご案内しています。

※サイトでの情報閲覧には、製品のモデルコード及びシリアルナンバーの入力が必要です。

サポート情報

問い合わせ先

サムスン製SSD商品については、ITGマーケティング株式会社までお問い合わせください。

このページのトップへ
PC版を表示