高精度 CO2センサーUD-CO2S

本体のLEDの色および、WindowsのアプリケーションソフトでCO2濃度を表示することができ、厚生労働省より感染症対策として示されているCO2濃度1000ppm以下の維持、適度な保湿（湿度40%以上）の目安に活用いただけます。（※）

※ 厚生労働省「冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法」より
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15102.html

CO2濃度が高くなると、眠気や集中力の低下が起きると言われています。
お子様の勉強部屋や、テレワークを行う書斎などでご利用いただき、勉強やお仕事の効率アップにお役立てください。

ホテルやレストラン、飲食店などお客様が食事されたり、接触が多いサービス業や、小売業の店舗などで密になっていることCO2濃度の上昇によって察知し、換気や入場制限など密の回避を行う事ができます。

会社等の会議室、学校の教室や病院の待合室など多くの方が長時間滞在する場所でも換気を促すトリガーとなるCO2濃度を確認する事ができますので適切なタイミングでの換気を行う事ができます。

当社サイネージアプリ「時間割看板２」に本商品が対応しました。
当社サイネージアプリ「時間割看板２」（別売り）と組み合わせることにより、サイネージコンテンツにCO2濃度情報や室内の換気の目安表示できます。
※CO2濃度等の表示は、UD-CO2Sアプリ「CO2換気モニター」と同等の内容（CO2濃度、グラフ、換気の目安表示、温湿度）となります。
CO2センサー表示設定は、スマホ版リモートアプリからは設定できません。

Windowsアプリ「CO2換気モニター」では画面の表示と本体のLEDの色が連動してCO2濃度を確認できるだけでなく、室内の温度、湿度も表示することが可能です。

また、他のアプリケーションを表示しているときにもご利用いただけるようにウィジェットモード（ダークモード非対応）にして小さく表示させることもできるので、用途に応じてお客様、来場者にも見えるようにフルスクリーンモードで表示、責任者のパソコンで監視する場合はウィジェットモードで表示といった使い分けが可能です。

別途USB充電器をご用意いただく事で、単体でも動作可能です。
Windowsパソコンを設置する場所がない場合でも、単体でCO2濃度の確認ができるようになります。

単体でご利用の際には、表示されるLEDの色でCO2濃度が分かります。
LEDの色とCO2濃度の関係性がわかる掲示用シールと、本体貼り付け用シールも同梱されています。

経済産業省が告示している「二酸化炭素濃度測定器の選定等に関するガイドライン」に準拠したCO2センサーとなります。

以下、ガイドラインから抜粋
２．仕様確認 測定器の測定精度の観点から、以下の要件を満たした機器であることが推奨される。
・検知原理が光学式（※1）を用いたものであること。
・補正用の機能（※2）が測定器に付帯していること。
・測定器に呼気を吹きかけ、測定値が大きく増加すること。
※ 呼気の二酸化炭素濃度は非常に高く、正常な測定器であれば二酸化炭素濃度の高い測定値が表示される。
・消毒用アルコールを塗布した手や布等を測定器に近づけても、二酸化炭素濃度の測定値が大きく変化しないこと。
※ 光学式が用いられていれば、アルコールにはほとんど反応しない。

※1 光学式：NDIR（Non Dispersive InfraRed：非分散型赤外線吸収）や光音響方式（Photoacoustic）等、二酸化炭素分子が吸収する特定の波長光を利用した検知の方式を指す。
※2 補正用の機能： 測定値のズレを自動的または手動により修正する機能を指す。メーカーに よっては補正を校正と呼ぶ場合もある。

厚生労働省が「扱いやすい二酸化炭素測定器」として紹介しているNDIR（非分散型赤外線吸収法）方式の中でも高精度に安定した測定ができるとされている2波長方式のSENSIRION社製センサーを搭載しています。

■手動校正機能・自動校正機能
本商品では温度・湿度をもとに測定値を自動補正するほか、外気を基準とした手動校正機能と、センサーのみで校正を行う自動校正機能を備えております。
商品出荷時に校正を行っており、そのままお使いいただけますが、外部からの強い衝撃等で正しい値を示さなくなる場合は、当社アプリ「CO2換気モニター」から手動で校正を行うことができます。
また、電源を切らずに1週間程度連続して測定を行うと「自動校正機能※」により、自動的に校正が行われます。
※自動校正機能を利用する場合、アプリ操作の必要はありません。
※校正機能の詳細についてはこちらをご確認ください。

厚生労働省「冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法」より
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15102.html

UD-CO2Sのシリアル通信プロトコルを公開しています。これにより、お客様のサービスにCO2濃度の情報を取得できますのでサイネージアプリ上にCO2濃度情報を表示するなど、お客様のサービスコンテンツとしてご活用いただけます。
※Windowsに限らず、LinuxやAndroid等でもご利用いただけます。

CO2センサーの設置数の目安

CO2は気流がなくても自然に拡散するため、オープンスペースでのCO2濃度はだいたい一定となります。※
人による空気の流れなどにより、人がいる場所ではより早く拡散するため、空間的につながっている場所であれば、1台のCO2センサーでオープンスペース全体のCO2濃度を把握することができます。
しかしCO2濃度を目視することで、より効率的な換気を行うことができるため、CO2センサー設置スペースの間取りに応じて、複数台のCO2センサーを設置することをおすすめします

※仕切りで空間が仕切られている場所や、空調の状況・設置される環境によって異なる場合があります。

・仕切りのある場所や個室は1台ずつ設置を推奨
・広い場所では間取りに応じて複数台設置を推奨