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DAS CONNECT
ハードディスク監視&データ冗長化ソフトウエア
ハードディスク監視&データ冗長化ソフトウエア
対象機器のハードディスク情報等のステータス確認や拡張ボリューム、RAIDのデータ冗長化機能の設定変更ができるソフトウェアです。
・ ハードディスクのステータス確認
・ データ冗長化機能(拡張ボリューム、RAID)の設定変更
・ ポップアップで通知する
・ 指定したメールアドレスにメールを送信する(本ソフトウェア内で設定可能)
・ 本ソフトウェアと連携してNarSuSからも状態を確認することが可能
拡張ボリュームとは、2台のハードディスクにデータをファイル単位で2重に保存することで、データ消失リスクを低減する弊社独自のデータ冗長化技術です。
RAID 1よりさらに拡張性にも優れ、ビジネスの成長に合わせた柔軟な容量の追加ができます。
① 安全性
RAID崩壊によるデータ消失を防ぎます。
② メンテナンス性
RAIDよりリビルド(再構築)時間を短縮し、万一ハードディスクが故障しても素早い復帰ができます。
③ 拡張性
運用中でも容量拡張ができます。必要な際に増設ができてスモールスタートも可能です。
詳しくは拡張ボリュームとは?をご覧ください。
対応環境、対応製品については、弊社Webページをご覧ください。
● 以下の操作をおこなう場合は、一時的に本ソフトウェアの監視処理を停止してください。以下の操作が終われば監視処理を再開できます。
・ 本ソフトウェア対象製品の初期化(フォーマット)やディスク消去などをおこなうソフトウェアをご利用になる場合
・ HDJA-SUTシリーズで、弊社ソフト「SHGate Service」「SHGate for HDJA-SUT」を使って初期化する場合
※ 監視処理の停止方法は、[更新間隔]の[監視処理を停止する]にチェックを入れてください。
● 弊社ソフト「エコ番人」「ZWS Manager」をご利用の場合、本ソフトウェアがインストールされた環境で省電力機能は利用できません。
ダウンロードしたファイル内の[Setup.exe]を実行する
※ [ユーザーアカウント制御]画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。
[次へ]をクリック
記載内容をご確認のうえ[同意する]を選び、[次へ]をクリック
[次へ]をクリック
[完了]をクリック
以上でインストールは完了です。
再起動を促すメッセージが表示された場合は再起動してください。
DAS CONNECTのインストール完了後にNarSuS登録画面が表示されます。
※ パソコンにNarSuS対象機器が複数台接続されている場合は、一度すべて取り外し一台ずつ登録してください。
※ はじめて登録時にはメールアドレスが必要です。また、毎回登録する対象機器のシリアル番号(S/N) が必要です。
● NarSuSに登録したことがない場合は、[NarSuSにはじめて登録]をクリック
→ NarSuSのユーザー登録と製品情報の登録をおこないます。
● すでに他の製品を登録している場合は、[NarSuSに製品を追加登録]をクリック
→ このあと、NarSuSにログインし[製品追加登録]から追加で登録してください。
[NarSuS登録画面を開く]をクリック
→ Webブラウザーが起動し、ログイン画面が表示されます。
Webブラウザー上の画面の指示にしたがって、必要事項を入力し登録する
登録が完了したら、Webブラウザーを閉じる
※ 登録完了直後は、NarSuSデータセンターに状態が送信されません。必ずWeb ブラウザーを閉じて登録処理を完了させてください。
NarSuS登録時に設定したメールアドレスに登録通知メールが送付されますので、保管してください。
以上でNarSuS 登録は完了です。
下記をご確認ください。
・ NarSuSをインストールした機器がインターネットに接続可能な環境に設置されていること(LANケーブルが正しく接続されていること)。
・ プロキシを介してインターネットへ接続する場合は、プロキシが正しく設定されていること。
・ TCP/IP が手動設定の場合は、デフォルトゲートウェイ、DNS サーバーが正しく設定されていること。
・ お使いのWebブラウザーのキャッシュ(Cookie)をクリアして再度お試しください。
NarSuS登録済みの対象機器をインターネットに接続されていない機器に接続すると、再びNarSuS登録画面が表示されることがあります。この場合、下記のいずれかの処理をおこなってください。
・ 接続する機器がインターネットに接続できる場合、対象機器をいったん取り外し、インターネット接続可能な状態にしてから再接続してください。
・ 接続する機器がインターネットに接続できない場合、NarSuS登録画面の[既にNarSuS 登録済みの製品]を選択し、利用コードを設定してください。 (利用コードは、インターネット接続可能な環境から、NarSuSへログインし、登録済の対象機器を選択して、[製品詳細登録]を開くと確認できます)
下記Webページにアクセスしてください。
① 画面右下の通知領域にあるNarSuSアイコンをクリック
② [NarSuS ログイン]をクリック
画面右下の通知領域にあるNarSuSアイコンをクリックすると設定画面が表示されます。
NarSuSサービス設定 |
アイオー保守パートナー様向け拡張機能のため、一般のお客様は変更できません。 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
NarSuSリモート操作 |
USB接続ハードディスク(BizDAS)では無効です。(弊社LAN DISKシリーズ用) |
||||||
NarSuS設定 |
プロキシの設定が必要な場合、[プロキシサーバー]にチェックをつけ、プロキシサーバーの[アドレス]と[ポート]を入力します。 ※ 設定内容は、ご利用のネットワーク管理者に確認してください。 |
||||||
アップデート設定 |
|
DAS CONNECTでは、接続している対象機器の状態を確認することができます。
画面右下の通知領域にあるDAS CONNECTアイコンをクリックすると各種情報が表示されます。
左側のツリーで選択した対象機器の状態を表示します。
モデル |
モデル名を表示します。 |
---|---|
ドライブレター |
ドライブレターを表示します。割り当てられていない場合は「?」を表示します。 |
リビジョン |
ファームウェアのリビジョン情報を表示します。 |
全容量 |
未フォーマットの容量を表示します。(単位はGB) |
RAIDレベル |
現在のRAIDレベルを表示します。RAID非対応モデルでは、項目名がグレー表示になります。 |
システム温度 |
デバイスの温度を表示します。システム温度非対応モデルでは、項目名がグレー表示になります。 |
ファン |
ファンの回転数を表示します。(単位はrpm)ファン非対応モデルでは、項目名がグレー表示になります。 |
RAIDモード変更 |
現在のRAIDモードを変更します。RAID非対応モデルでは、表示されません。 |
状態 |
デバイスの状態を表示します。リビルド中は下に進捗が表示されます。 |
NarSuS |
NarSuSへの登録状態を表示します。 |
左側のツリーで選択した拡張ボリュームの状態を表示します。
※ 拡張ボリューム時に表示されます。
ボリューム名 |
ボリューム名を表示します。 |
---|---|
ドライブレター |
ドライブレターを表示します。割り当てられていない場合は「?」を表示します。 |
全容量 |
拡張ボリュームの容量を表示します。(単位はGB) |
状態 |
拡張ボリュームの状態を表示します。 |
モデル名 |
デバイスのモデル名を表示します。 |
---|---|
全容量 |
デバイスの容量を表示します。(単位はGB) |
左側のツリーで選択した内蔵HDD の状態を表示します。
ドライブ |
ドライブ番号を表示します。 |
---|---|
全容量 |
ハードディスクの容量を表示します。 |
温度 |
ハードディスクの温度を表示します。 |
稼働時間 |
ハードディスクの総通電時間を表示します。ハードディスクの電源が再投入された場合は前回の値から加算されます。 |
状態 |
ハードディスクの状態を表示します。 |
拡張ボリュームのデグレード時に表示されるメッセージとその対処を説明しています。
メッセージ | 意味・対処 |
---|---|
【製品名】でエラーが発生しました。 (製品2台で拡張ボリュームをご使用の場合) |
拡張ボリュームを構成するドライブの片方で故障が疑われるエラーが発生しました。 【対処方法】 ・ エラーの発生した製品(ランプが消灯している製品)を交換してリビルドを実行してください。 |
【製品名】が未接続になりました。 (製品2台で拡張ボリュームをご使用の場合) |
拡張ボリュームを構成するドライブの片方が未接続の状態で、拡張ボリュームのデータが更新されたことでデータの冗長性が失われました。 【対処方法】 ・ 製品が接続されていない場合、拡張ボリュームに追加する製品を接続してリビルドを実行してください。(追加する製品は事前にフォーマットが必要です) ・ 製品が接続されているにも関わらず未接続と表示された場合、故障の恐れがあるため製品を交換してリビルドを実行してください。 |
【製品名】の【HDD番号】でエラーが発生しました。 (HDW-UT1台で拡張ボリュームをご使用の場合) |
拡張ボリュームを構成するドライブの片方で故障が疑われるエラーが発生しました。 【対処方法】 ・ エラーの発生したドライブ(HDD1/HDD2)を交換してリビルドを実行してください。 |
【製品名】の【HDD番号】が未接続になりました。 (HDW-UT1台で拡張ボリュームをご使用の場合) |
拡張ボリュームを構成するドライブの片方が未接続の状態で、拡張ボリュームのデータが更新されたことでデータの冗長性が失われました。 【対処方法】 ・ 未接続と表示されたドライブ(HDD1/HDD2)は故障の恐れがあるためドライブを交換してリビルドを実行してください。 |
メッセージ | 意味・対処 |
---|---|
製品2台で拡張ボリュームをご使用の場合、発生理由により各ドライブについて下記のいずれかが表示されます。
・ 【製品名】でエラーが発生しました。 ・ 【製品名】が未接続になりました。 |
・ このエラーが発生した場合、拡張ボリュームは解除されます。 ・ このエラーの主な発生原因として下記が考えられます。 - 拡張ボリュームがデグレードしている状態で、メインのドライブで故障が疑われるエラーが発生しました。 - 拡張ボリュームのリビルド処理中にメインのドライブでエラー/ホストとの接続が切れるなどの問題が発生しました。 【対処方法】 ・ 製品またはドライブの故障の恐れがあるため、ドライブに残ったデータにアクセス可能な場合はデータを別のドライブ退避してください。 ・ 再度拡張ボリュームを使用する場合は、メインのドライブにデータをコピーして拡張ボリュームを新規作成してください。 |
HDW-UT1台で拡張ボリュームをご使用の場合、発生理由により各ドライブについて下記のいずれかが表示されます。
・ 【製品名】の【HDD番号】でエラーが発生しました。 ・ 【製品名】の【HDD番号】が未接続になりました。 |
・ このエラーが発生した場合、拡張ボリュームは解除されます。 ・ このエラーの主な発生原因として下記が考えられます。 - 拡張ボリュームがデグレードしている状態で、メインのドライブで故障が疑われるエラーが発生しました。 - 拡張ボリュームのリビルド処理中にメインのドライブでエラー/ホストとの接続が切れるなどの問題が発生しました。 【対処方法】 ・ 製品または2台のドライブ(HDD1、HDD2)の故障の恐れがあるため、ドライブに残ったデータにアクセス可能な場合はデータを別のドライブ上に退避してください。 ・ 再度拡張ボリュームを使用する場合は、メインのドライブにデータをコピーして拡張ボリュームを新規作成してください。 |
デバイス情報の「状態」に表示されるメッセージとその対処を説明しています。
メッセージ | 意味・対処 |
---|---|
HDDに問題が発生しています。 |
内蔵HDDにエラーが発生しています。 |
装置温度が仕様範囲を超えました。 |
デバイスの温度が仕様の範囲を超えました。 |
情報取得に失敗しました。 |
情報取得制御に失敗しました。 |
リビルド実行中(*%) |
リビルド中です。「*%」はリビルド進捗率(0 ~ 100%) |
デグレード状態になりました。 |
HDDが故障、または未接続の状態です。 |
RAID崩壊状態になりました。 |
HDDが故障、または未接続の状態となりRAIDを維持することができない状態です。 |
準備中 |
一時的に本体内部でリビルド等を準備している状態です。しばらくすると他の状態に切り替わります。 |
RAID状態取得に失敗しました。 |
RAID状態取得に失敗しました。 |
RAIDレベル情報取得に失敗しました。 |
RAIDレベルの情報取得に失敗しました。 |
RAID容量取得に失敗しました。 |
RAID容量取得に失敗しました。 |
HDDが劣化しています |
故障予兆が通知された場合をご確認ください。 |
内蔵HDD情報の「状態」に表示されるメッセージとその対処を説明しています。
メッセージ | 意味・対処 |
---|---|
HDDでエラーが発生しました。 |
HDDでエラーが検出されました。故障したHDD を交換してください。 |
HDDが検出できません。 |
HDDが取り付けられていません。または、故障でHDDが認識できません。 |
HDDでエラーが発生(または未接続状態) |
(ZHD4-UTXRシリーズの場合のみ) |
HDDの温度が65℃を超えました。 |
HDDの温度が66℃以上69℃以下となりました。デバイスの電源を切ってください。 |
HDDの温度が69℃を超えました。 |
HDDの温度が69℃を超えました。デバイスの電源を切ってください。 |
情報取得に失敗しました。 |
HDD情報の取得に失敗しました。 |
リビルド実行中 |
リビルド実行中です。 |
準備中 |
一時的に本体内部でリビルド等を準備している状態です。しばらくすると他の状態に切り替わります。 |
HDDが劣化しています |
故障予兆が通知された場合をご確認ください。 |
ここでは、本ソフトウェアを使用して拡張ボリュームに設定する方法を説明しています。
※ 拡張ボリュームについては拡張ボリュームとは?をご覧ください。
※ 拡張ボリュームの対応環境、対応製品は弊社Webページをご覧ください。
● 同一環境で作成できる拡張ボリュームは、1ペアのみです。(同一環境で複数作成できません。)すでに拡張ボリューム作成済の環境で、別のハードディスクで拡張ボリュームの作成をおこなうと、先に作成されていた拡張ボリュームは解除されます。
※ 拡張ボリュームが接続されている状態での、別ハードディスクでの新規作成はおこなえませんが、拡張ボリューム作成済ハードディスクの接続がない状態での、新規拡張ボリュームの作成は可能です。ただしこの場合、元の拡張ドライブは解除されます。
● 拡張ボリュームを設定した環境(パソコンなど)でのみ、拡張ボリュームとして動作します。
他の環境へ接続して設定を引き継ぐことはできません。
再度新しい環境で、新規作成することで拡張ボリュームとして動作させることができます。
● 拡張ボリュームの新規作成時やリビルド時にドライブ2(ミラー)は、データが保存されていないハードディスクを設定してください。
● 容量が異なるハードディスクの組み合わせでもペアにすることは可能ですが、設定後の最大容量は、容量が小さいハードディスクの最大容量に制限されます。
● 拡張ボリュームに変更する際は、同一製品(HDW-UTシリーズの場合は同一モード)でそろえてください。
● 拡張ボリュームでは仮想ボリューム機能を使用しています。そのため、仮想ボリュームに対応していないソフトウェア(バックアップソフトウェア等)はお使いいただけません。
● 拡張ボリュームご利用時、下記の弊社ソフトウェアは使用できません。
I-Oハードディスクフォーマッタ、Sync Connect、Sync Connect⁺、マッハドライブ、 I-O Secret Drive、DiskRefresher4、DiskRefresher4 SE
● 拡張ボリュームご利用時でも、下記の弊社ソフトウェアは使用できます。
Syncwith、EasySaver4 LE、命名くん、LAN DISK CONNECT、クローン for Windows、データコピー for Windows
● Windowsサーバーバックアップには対応しておりません。
● ボリュームシャドウコピーを使用している機能・ソフトウェアが正常に動作しない場合があります。
● ファイル履歴バックアップを使用している機能・ソフトウェアが正常に動作しない場合があります。
● 拡張ボリュームに対してWindowsのチェックディスク・デフラグの機能は実行しないでください。
● 拡張ボリュームおよび拡張ボリュームを構成しているハードディスクに対してフォーマットをおこなわないでください。拡張ボリュームに問題が発生する恐れがあります。
● 拡張ボリュームはWindowsの暗号化属性や圧縮属性のあるファイルやフォルダーには対応しておりません。Windowsの暗号化属性や圧縮属性のあるファイルやフォルダーがある状態で拡張ボリュームを作成しないでください。また、Windowsの暗号化属性や圧縮属性のあるファイルは冗長化がおこなわれないため拡張ボリュームに保存しないでください。
▶拡張ボリュームで、暗号化属性や圧縮属性のファイルを同期できるようにする
● BitLockerには対応しておりません。拡張ボリューム及び拡張ボリュームを構成しているドライブにBitLockerが設定されている場合、正しく動作しない可能性があります。
● 拡張ボリュームはクォータには対応しておりません。クォータを設定した状態で拡張ボリュームを作成しないでください。拡張ボリュームに対してクォータを設定してもミラー側に反映されません。
拡張ボリュームに変更する方法を説明しています。
[設定]をクリック
[拡張ボリューム]をクリックし、[新規作成]をクリック
① 表示されている対象ハードディスクから、ペアにしたいハードディスクのうちドライブ1(メイン)として設定するハードディスクを選ぶ
② ドライブ2(ミラー)として設定するハードディスクを選ぶ
※ ドライブ2(ミラー)に設定するハードディスクにファイルやフォルダーが残っている場合エラー表示され、実行されません。
※ マルチディスクモードのHDW-UTを選択された場合、自動的にHDW-UTのHDD1がドライブ1(メイン)、HDD2がドライブ2(ミラー)に設定されます。
③ [作成する]をクリック
注意事項を読み[新規作成実行]をクリック
[閉じる]をクリック
ドライブ1(メイン)ドライブ2(ミラー)に選択したハードディスクの上位に[拡張ボリューム]と表示されます。状態のステータスが[正常]となっていれば、設定完了です。
拡張ボリューム設定され、ペアとなったハードディスクは、1つのハードディスク(ボリューム)として表示されます。
※ パソコン起動と同時に本ソフトウェアも起動し常駐します。本ソフトウェアは終了しないでください。
・ 更新間隔を変更すると、拡張ボリュームやデバイスの監視がすぐにおこなわれなくなります。
・ 監視を停止すると、拡張ボリュームやデバイスの状態の監視をおこなわれなくなります。必要時以外は監視を停止させないでください。
・ 拡張ボリュームのエラーは、対応製品のランプでは表示されません。状態はNarSuSまたは本ソフトウェアでご確認ください。
・ 拡張ボリュームの内部処理が続いている場合、OSの終了や再起動に時間がかかる場合があります。コピーが完了した後であってもハードディスクのアクセスランプが点滅している間はハードディスクの電源を切ったりケーブルを抜いたりしないでください。データが失われる可能性があります。
・ ミラー側のドライブへのコピーに失敗した場合、イベントログとして記録されます。失敗したファイルにより大量に記録される場合があります。
ハードディスクの故障や未接続などにより拡張ボリュームがデータの冗長性が失われた状態をデグレードといいます。
デグレードから復帰するには、リビルド(再構築)をおこなってください。
※ リビルドには、データ使用量に応じておよそ比例した時間を必要とします。例:データ使用容量500GBで約2時間
リビルドの前に必要なデータはバックアップしてください。
リビルド用の新たなハードディスクを接続してからフォーマットする
※リビルド用のハードディスクは、メインのハードディスクと同容量以上のものをご用意ください。
[リビルド]をクリック
リビルド時には、ドライブ1(メイン)から、ドライブ2(ミラー)へデータのコピー(2重化)が実行され、作業完了までには容量に応じて一定の時間がかかります。
※ ドライブ1(メイン)が故障や未接続によりデグレードとなった場合、ドライブ2(ミラー)がドライブ1(メイン)に昇格します。
リビルド中にパソコンがシャットダウンされた場合、リビルドは最初からやり直しとなります。
[拡張ボリューム解除]をクリックします。
※ 拡張ボリューム設定時に保存されたデータは、解除後もそれぞれのハードディスクに残ります。
拡張ボリュームの解除後は、ごみ箱の[元に戻す]を使えません。ファイルを復元する場合はごみ箱を開き、ドラッグアンドドロップでファイルを取り戻してください。
拡張ボリューム時に本製品をパソコンから取り外す場合は下記の手順で取り外してください。
・ 拡張ボリューム時はOS標準の取り外し機能での取り外しはおこなえません。下記の手順にしたがってください。
・ 拡張ボリューム(ドライブアイコン)を右クリックしての[取り出し] はおこなわないでください。ドライブアイコンが無くなり、拡張ボリュームが使用できなくなります。
この方法で取り出しをおこないドライブアイコンが無くなってしまった場合は、OSを再起動してください。
[取り外し]をクリック
よければ[OK]をクリック
[閉じる]をクリックし、対象のハードディスクを取り外す
以上で、取り外しは完了です。
拡張ボリュームが設定済みの製品を再接続します。拡張ボリュームを2つの製品で構成している場合は、2つとも接続します。
※ 拡張ボリュームを設定した環境(パソコン、LAN DISK)でのみ使用可能です。別の環境に接続した場合は通常のドライブとして認識されます。(拡張ボリュームは利用できません)
拡張ボリュームを構成している2つのドライブが認識されると、自動的に拡張ボリュームとして動作を開始します。
※ 本ソフトウェア上で拡張ボリュームの状態が正常となっていることをご確認ください。
片方のハードディスクしか認識されていない場合、以下の画面が表示されます。
もう一方のハードディスクを接続すると、自動的に拡張ボリュームとして動作を開始します。
ハードディスクを接続すると画面は自動的に閉じます。
※ 接続してから拡張ボリュームとして使用可能となるまで数十秒がかかる場合がありますが、画面上のボタンはクリックせずにお待ちください。
・ [デバイスを取り外す]をクリックすると、接続中のハードディスクの安全な取り外しがされます。(拡張ボリュームを構成しているハードディスクのみ)
拡張ボリュームの使用を開始しない場合はこのボタンをクリックして取り外してください。
・ [デグレード状態で使用を開始する]をクリックすると、拡張ボリュームはデグレード状態となります。
デグレード状態となるとリビルドを行う必要がありますので、ドライブ交換の際など一時的にデグレード状態になってもよい場合にクリックしてください。
拡張ボリュームの使用を開始できない状態の場合、以下の画面が表示されます。
拡張ボリュームを構成している製品がすべて正しく接続されているかどうかをご確認ください。
正しく接続されているにも関わらずこの画面が表示される場合は、パソコンの再起動をお試しください。
拡張ボリュームは、運用開始後も容量を追加することができます。
容量追加の手順にはリビルド(再構築)が含まれます。その間データの二重保存はされませんのでご注意ください。
下記を実行する前に、必要なデータはバックアップしておくことをおすすめします。
現在運用中の容量よりも大容量の新しいハードディスク(拡張ボリューム対応の弊社製品)を2台準備してください。
例)運用中ハードディスク:2TB×2台の場合、新しいハードディスク:4TB×2台
下図を例に説明します。
現在拡張ボリューム運用中のハードディスク1と2を、準備したハードディスク3と4に交換します。
① いったん運用中のハードディスク1、2を取り外し操作をおこない取り外す
② 運用中のハードディスク1のみを取り付け、下図の形にする
表示される画面で[デグレードで使用開始する]をクリック
→ ステータスはデグレードとなります。
交換用ハードディスク3を、ハードディスク2を取り外した場所につなぐ
本ソフトウェアを起動し、[リビルド]を実行する
→ リビルドが完了するまでしばらくお待ちください。
① いったんハードディスク1、3を取り外し操作をおこない取り外す
② ハードディスク3のみを取り付け、下図の形にする
表示される画面で[デグレードで使用開始する]をクリック
→ ステータスはデグレードとなります。
交換するハードディスク4を、ハードディスク1を取り外した場所につなぐ
本ソフトウェアを起動し、[リビルド]を実行する
→ リビルドが完了するまでしばらくお待ちください。
リビルドが完了すると、容量追加の完了です。
※ 本ソフトウェアでのRAID変更は、ZHD4-UTXRシリーズのみ対応です。
本ソフトウェアではRAIDモードの変更はできません。本体のRAID SETUPボタンで変更してください。詳しくはHDW-UTシリーズ取扱説明書をご覧ください。
● RAIDモードを変更するとデータは消去されます。対応製品に必要なデータがある場合は、先に別のハードディスクなどにデータをバックアップしてください。
● 使用するRAIDモードに設定したら、必ずフォーマットしてください。別のRAIDモードで使用していた本製品を、RAIDモード切り替え後、フォーマットせずにそのまま使用すると、故障の原因になります。
(参考)パソコン基本操作ガイド
[RAIDモード変更]をクリック
内容を確認して、[同意します]をクリック
① RAIDモードを選ぶ
② [適用]をクリック
[はい]をクリック
⇒ 選択したRAIDモードへの変更を開始します。
※ 1分ほどかかります。
[閉じる]をクリック
HDDをフォーマットする
方法は、添付の取扱説明書をご覧ください。
(参考)パソコン基本操作ガイド
※ NASでお使いの場合は、接続しなおしてフォーマットしてください。
これでRAIDの変更は完了です。
メール通知設定など、DAS CONNECTの設定について説明します。
[設定]をクリックすると設定画面が表示されます。
対象機器のステータスを取得する監視動作の間隔を設定します。
更新間隔は、5 ~ 600秒の間で設定します。(初期値:5 秒)
[監視処理を停止する]にチェックを入れると、本ソフトウェアの対象機器の監視自体をおこないません。
[設定]をクリックすると設定画面が表示されます。
エラー発生時にメールで通知することができます。
メール設定 |
メール送信先などの設定をします。(下記参照) |
---|---|
テスト送信 |
設定したメールアドレスにテストメール送信します。 |
メール通知 |
メール通知する/しないを表示します。 |
通知先メールアドレス |
通知先のメールアドレスを表示します。 |
メール通知に関する詳細設定をおこないます。
メール通知を行う |
メール通知をおこなう場合にチェックします。 |
---|---|
送信サーバーの設定 |
送信サーバーの設定をおこないます。 |
POP before SMTPの設定 |
[送信サーバーの設定]の[認証設定]で[POP before SMTP] を選択した場合に設定します。 |
SMTP AUTH設定 |
[送信サーバーの設定] の[認証設定]で[SMTP AUTH(PLAIN)]、[SMTP AUTH(LOGIN)]、[SMTP AUTH(CRAM-MD5)]を選択した場合に設定します。 |
メールアドレスの設定 |
通知先・通知元のメールアドレスを入力します。 |
[設定]をクリックすると設定画面が表示されます。
拡張ボリュームに設定します。
詳しくは、拡張ボリュームの設定するをご覧ください。
[設定]をクリックすると設定画面が表示されます。
ハードディスクの劣化等により故障の予兆を検知した場合に通知する機能です。
通知は、本ソフトウェア内のメッセージおよび、メール通知設定時には本ソフトウェアからのメール通知、弊社クラウド機能NarSuSとの連携済みの場合は、NarSuSから通知します。
※ NarSuSについては、NarSuSをご覧ください。
DAS CONNECTのバージョン情報が確認できます。
画面右下の通知領域のDAS CONNECTアイコンを右クリックし、[DAS CONNECTについて]をクリック
バージョン情報が表示されます。
拡張ボリュームに設定後、片方のハードディスクを接続し忘れてデグレードとなってしまった
NarSuS画面で「通知が一定期間取得されていません」と表示される
本ソフトウェア対象製品の初期化(フォーマット)やディスク消去をおこなう場合
拡張ボリュームで暗号化属性や圧縮属性のファイルを同期できるようにする
片方のハードディスクが未接続のまま2分以上経過するとデグレードとなります。
この場合リビルドが必要です。リビルド(再構築)をご覧になり、リビルドを実行してください。
NarSuS 登録をおこなうと表示されなくなります。
NarSuSに登録するとインターネット経由で万一の障害をいち早く察知し通知することができます。詳しくはNarSuSをご覧ください。
メールはエラー発生時にのみ送信されます。
[テスト送信]で確認できます。テスト送信でもメールが届かない場合は、メール設定をご確認ください。
また、お客様のスマートフォンのメールの受信設定でスパム設定されている場合があります。設定をご確認ください。
お使いのパソコンがインターネット接続されていることをご確認ください。
接続機器のシャットダウンや省電力モード時に表示されることがあります。
また、接続機器のシャットダウン状態で、対象機器を取りはずした場合に表示されることがあります。本ソフトウェアで対象の機器が表示されていることをご確認ください。
本ソフトウェアをインストールした環境では、省電力機能はご利用いただけません。(監視のためハードディスクにアクセスするため)
対象ハードディスクに対する省電力機能は無効にしてご利用ください。
本ソフトウェアをインストールした環境では、フォーマット(初期化)が正常におこなえない場合があります。(ハードディスクの状態を監視して、ハードディスクにアクセスするため)
この場合、一時的に監視を停止してお試しください。
本ソフトウェアの監視処理を一時的に停止してください。
コピー先のハードディスクにある同期失敗となったファイルやフォルダーのプロパティを開き、[暗号化属性]や[圧縮属性]を解除してください。
※ [暗号化属性]や[圧縮属性]についてよく分からない場合は、設定を変更しないことをおすすめします。
予兆通知はすべての故障や異常を検知できる機能ではありません。ご注意
予兆を検知できずに故障に至る場合もありますのでご了承ください。
経年劣化等により、ご使用の対象製品の故障や異常が発生する予兆を検知しました。
故障の可能性が高まっています。
大切なデータを保護するため、使用中の対象製品に保存されているデータのバックアップをおこなってください。
● NarSuS登録済みの場合
予兆通知のメールがNarSuSにご登録のメールアドレスに送信されています。通知メールの案内にしたがって交換等の対応をしてください。(有償保守期間の交換は無償)
※ NarSuSからの通知メールが届かない場合は、下記【NarSuS未登録の場合】をご覧ください。
● NarSuS未登録の場合
アイオー・セーフティ・サービスログインページよりお問い合わせください。
使用中の対象製品の買い換えをおすすめします。
弊社直販サイトアイオープラザでご購入いただくか、または対象製品をご購入された販売店にお問い合わせください。
本マニュアルをお手元でご覧になるための方法をご案内します。
上のボタンをクリックすると、本マニュアル全体をWebブラウザーのプリント機能で印刷できます。
ただし項目が多いマニュアルはページ数が多くなり、全体の印刷には向きません。
プリントしたいページを開き、そのページだけをWebブラウザーのプリント機能で印刷することをおすすめします。
※ マニュアルの内容量によっては、印刷が始まるまで数分掛かることがあります。
※[全ページプリント]ボタンは、スマホ・タブレットではお使いになれません。
本マニュアルで使用しているソフトウェアライセンス情報やGoogle アナリティクス4の利用については、こちらをご覧ください。
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