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はじめに

お読みになる前に

必ずお読みください

RamPhantomEXとは

動作環境

 

 

使ってみよう

インストールする

使ってみよう

 
RAMディスクの設定をしよう
設定内容を確認しよう
データ保持機能を活用しよう
インターネット一時ファイルの設定・削除をしよう
仮想リンク機能でフォルダを置き換えよう
  RAMディスクを有効/無効にしよう
 

 

付録

アンインストールする

困ったときには

バージョンについて

   
使ってみよう      
 

使ってみよう

 
データ保持機能を活用しよう

RAMディスクはメモリーを一時的にHDDとして使用しているため、通常パソコンの電源OFFや再起動などを行うとデータが消えてしまいます。しかし、本ソフトウェアではパソコンの電源OFFや再起動時にデータが消えてしまわないよう、設定することができます。下記の3種類のデータ保持機能を備えていますので、必要に応じて設定してください。

<3種類の一時保存設定>

  • ログオフ時の自動バックアップ
    ログオフするときに自動でHDDへRAMディスク内のデータを一時保存します。

  • パソコンのアイドル時間を利用してバックアップ(WriteBack)
    CPUの余剰パワーを利用し、CPU利用率が10%を下回った時に、HDDへRAMディスク内のデータを一時保存します。

  • RAMディスクの書き込みと同時に保存(WriteThrough)
    RAMディスクとHDDへの書き込みを同時に行ないます。

注意
     
保管しておきたいデータについては、別途、RAMディスクからHDD等にデータをコピーしておいてください。
     
HDDに保存した一時保存ファイルを削除すると、データの復元ができなくなります。一時保存ファイルを誤って削除しないよう、取り扱いにご注意ください。
     
   
  • 一時保存ファイルおよび一時保存フォルダを、[マイコンピュータ](または[コンピュータ])で確認できないときには
    フォルダオプションを変更する必要があります。変更方法について、詳しくは【困ったときには】をご覧ください。

 

  本ソフトウェアでHDDに一時保存したファイルは、RAMディスクが無効な状態の場合、起動できません。
     
    データ保持機能を利用しHDDに一時保存したファイルを、[マイコンピュータ](または[コンピュータ])などからダブルクリック等で開こうとしても、起動させることはできません。RAMディスクを有効な状態に設定し、[マイコンピュータ](または[コンピュータ])などからRAMディスク内に復元されたファイルを使用してください。
     

 


 

1. ユーティリティを起動します。
  ユーティリティの起動には以下の方法があります。
 
スタート画面上の[RamPhantomEX]アイコンをダブルクリックします。
(Windows 8の場合)
 
   
タスクトレイの[RamPhantomEX]アイコンをクリックします。
  タスクトレイの[RamPhantomEX]アイコンをクリックします。
   
タスクトレイの[RamPhantomEX]アイコンを右クリックし、表示されたメニューから[状態]を選択します。
  タスクトレイの[RamPhantomEX]アイコンを右クリックし、表示されたメニューから[状態]を選択します。
   
[スタート]ボタン→[すべてのプログラム](または[プログラム]) →[I-O DATA]→[RamPhantomEX ユーティリティ]の順にクリックします。
  [スタート]ボタン→[すべてのプログラム](または[プログラム]) →[I-O DATA]→[RamPhantomEXユーティリティ]の順にクリックします。

2.

設定するRAMディスクを選択し、[プロパティ]をクリックします。

[プロパティ]ボタンをクリックします。

3.

[バックアップ]タブをクリックし、保存のタイミングおよび読み込みのタイミングを選択します。
また任意でバックアップ先を変更します。

[バックアップ]タブ内の設定をします。

プロパティ画面の[バックアップ]タブ
保存のタイミング 働き
バックアップを
行なわない
(データは保存
されません )

一時保存を行ないません。パソコンの電源OFFや再起動などを行うとデータが消えてしまいます

ログオフ時に
自動で
保存

Windowsをログオフしたときに、自動でHDDにRAMディスク内のデータを一時保存します。

初期設定
コンピュータの
アイドル時間を
利用して保存
(Write Back)

CPUの余剰パワーを利用し、CPU利用率が10%を下回った時に、HDDへRAMディスク内のデータを一時保存します。

注意
     
常にCPUが10%以上使われている場合は…
     
  RAMディスクに書き込み中のファイルは、パソコンの電源オフ時に一時保存されます。
     
RAMディスクの
書き込みと
同時に保存
(Write Through)

RAMディスクに書き込みするのと同時にHDDにも同内容を一時保存します。

注意
     
RAMディスクとHDDに書き込んでいるため、RAMディスクのみの書き込み時に比べて、書き込み速度は遅くなります。
     
RAMディスク作成方法 働き
通常作成 ディスクサイズにより作成時間が異なります。
Windowsの起動時、作成時間分起動が遅くなることがあります。
高速作成

高速に作成します。
Windowsの起動時、起動は遅くなりません。
ただし、RAMディスクへの初回の読み込みが遅くなります。

バックアップ先 働き
バックアップ先

一時保存ファイルのバックアップ先(保存場所)を設定します。
初期設定ではOSがインストールされているHDDの[Documents and Settings]フォルダ→[All Users]フォルダ→[Application Data]フォルダ→[I-O DATA]フォルダ→[RamPhantomEX]フォルダが指定されています。
(Windows Vista®の場合は[ProgramData]フォルダ→[I-O DATA]フォルダ→[RamPhantomEX]フォルダ)
バックアップ先を変更したい場合は[参照]ボタンをクリックし、設定してください。
[デフォルト]ボタンをクリックすると、初期設定時のバックアップ先に戻ります。

注意
     
リムーバブルディスクをバックアップ先に指定した場合は、OS起動中にリムーバブルディスクの強制的な取り外しをしないでください。
     

 
注意
     
保管しておきたいデータについては、別途、RAMディスクからHDD等にデータをコピーしておいてください。
     
HDDに保存した一時保存ファイルを削除すると、データの復元ができなくなります。一時保存ファイルを誤って削除しないよう、取り扱いにご注意ください。
     
   
  • 一時保存ファイル名について
    データを一時保存する際、2GB分ごとに保存され、順に[RamPhantomEX0.dat]、[RamPhantomEX1.dat]・・・というファイル名で保存されます。

  • 一時保存ファイルおよび一時保存フォルダを、[マイコンピュータ](または[コンピュータ])で確認できないときには
    フォルダオプションを変更する必要があります。変更方法について、詳しくは【困ったときには】をご覧ください。

 

  本ソフトウェアでHDDに一時保存したファイルは、RAMディスクが無効な状態の場合、起動できません。
     
    データ保持機能を利用しHDDに一時保存したファイルを、[マイコンピュータ](または[コンピュータ])などからダブルクリック等で開こうとしても、起動させることはできません。RAMディスクを有効な状態に設定し、[マイコンピュータ](または[コンピュータ])などからRAMディスク内に復元されたファイルを使用してください。
     

 

4.

[OK]ボタンをクリックします。
⇒画面が閉じます。

[OK]ボタンをクリックします。
注意
     
[バックアップを行なわない(データは保存されません )]以外の3つの設定から、[バックアップを行なわない(データは保存されません )]に設定変更した場合は、下のメッセージが表示されます。
    バックアップを行わない設定が選択されました。ログオフ時にディスク内のデータは全て失われます。また、RAMディスクにソフトをインストールした場合は、アンインストールできなくなる場合があります。続行しますか?
   
メッセージ
内容
バックアップを行わない設定が選択されました。ログオフ時にディスク内のデータは全て失われます。また、RAMディスクにソフトをインストールした場合は、アンインストールできなくなる場合があります。続行しますか?
※上記「ディスク」とは、RAMディスクのことです。
   
こんな場合… 操作
全データ(一時保存ファイルを含む)
を消去してもよい場合

[OK]ボタンをクリックします。
次の手順5に進みます。
ログオフ時にデータ(一時保存
ファイルを含む)を消去したくない
場合

1. [キャンセル]ボタンをクリックします。
⇒メッセージ画面が消え、プロパティ画面に戻ります。

2.プロパティ画面で[キャンセル]ボタンをクリックして閉じ、[RamPhantomEXの状態]画面で[閉じる]ボタンをクリックして閉じます。

3.保管しておきたいデータを、RAMディスク内からデータをHDD等にコピーします。

4.再度、一時保存を行なわない設定を行ってください。

     

5.

[閉じる]ボタンをクリックします。
⇒画面が閉じます。

[閉じる]ボタンをクリックします。
参考
     
一時保存データを復元するには
     
   

無効になっているRAMディスクを有効にすると、一時保存データを復元することができます。
⇒RAMディスクを有効にする方法については、【使ってみよう〜RAMディスクを有効/無効にしよう】をご覧ください。

     
これで一時保存の設定は終了です。

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