Windows Server IoT 2022 for Storage Standard Editionを搭載した法人向けのNASです。コンパクトな筐体でオフィスに設置しやすく、サーバーOSならではの高度な管理が必要なIT環境でのご利用に最適です。
「5年保証」+「データ復旧サービス(最大150万円相当)」が標準添付されたモデルです。手厚く充実した保証により、当社NASをより長く、安心してお使いいただけます。
Standard Editionならユーザーの利用数制限がなく重複除去などの便利な機能をご利用いただけます。
※表記の容量は、装置容量です。使用するRAIDモードによって、利用可能な容量は異なります。詳しくは、本ページ下部の特長をご覧ください。
本商品は、お客様により長く、安心してNASをご利用いただくために、高い保証レベルでの”安心”を実現した「5年保証」+「データ復旧サービス」を標準添付いたしました。
法人向けランディスクは業界最高レベル(※)の5年保証です。オンライン監視サービス「NarSuS(ナーサス)」、こだわりのハードウェア設計、そして長年の事業展開による蓄積が、従来品では3年だった保証期間を5年にすることを実現しました。一般的なNASのリプレイス期間を標準保証でカバーでき、企業、学校、官公庁、医療現場などのあらゆるシーンで、長く、安心してお使いいただけます。
※NASの標準保証期間として。当社調べ(2022年10月時点)
保証内容
※保証期間内でも有償での修理になる場合があります。『修理の注意点』をご確認ください。
保証期間を延長したい方や、センドバック方式以外の修理をご希望の方は、『有償保守サービス』をご検討ください。
「保証」「有償保守」の違いをチェックNASの内蔵ハードディスクに障害が発生し読み込めなくなった際に、保存されているデータの復旧を試みるサービスを標準添付しました。
ハードディスクの障害には、ファイルシステム障害など軽度の論理障害から、復旧に開封作業を要する重度の物理障害まで、さまざまな原因があります。
一般的なNASに添付されやすい軽度の論理障害のみカバーしたものと比べ、本商品は重度の物理障害も対象としたサービスです。万が一に備え、迷うことなくお選びいただけます。
※本サービスは復旧をお約束するものではありません。
◆データ復旧サービスについて
・購入日から5年間(1年間ごとに1回まで、合計5回まで)
・データ復旧作業費用合計150万円(税込)まで
障害レベル | 障害内容 | 利用について |
---|---|---|
軽度 | 論理障害(軽微なOS障害、ファイルシステム障害) | 〇 |
中度 | 初期化・削除、及び軽度で対応出来ない論理障害。 また、簡易的な物理障害。(不良セクタ) |
〇 |
重度 | HDDの開封作業を要する、または中度で対応できない物理障害。 | 〇:条件あり |
※「重度」障害の復旧には、以下の条件を満たすことが必要です。
24時間稼働が必要なNASは、業務を継続させるためにはダウンタイムを最小限に抑える必要があります。
万が一トラブルが発生した場合に保守・修理サービスをご利用いただける、有償の保守サービスにご加入いただけます。専門スタッフが現地に駆けつけて交換作業を代行する「訪問安心保守サービス(オンサイト保守)」や、代品をお届けする「交換品お届け保守サービス(デリバリィ保守)」とお客様のご利用ニーズに合わせてお選びいただけます。
標準保証 センドバック |
交換品お届け保守サービス デリバリィ |
訪問安心保守サービス オンサイト |
|
---|---|---|---|
内容 | 故障品の修理 (当社修理センターへの センドバック方式) |
交換品の先出し | スタッフの派遣/交換作業 |
期間 | 5年 | 1~7年 | 1~7年 |
対応目安 | 目安 2~3週間 | 最短 翌営業日 | 目安 翌営業日 |
費用 | 商品に含む | 有償 | 有償 |
◆遠隔でNASの状態を見守れる安心管理サービス
お客様に代わってNASの状態をネットワーク経由で見守るクラウド管理機能「NarSuS(ナーサス)」をご利用いただけます。
24時間NASを管理し、トラブル発生時にはメールで通知を受け取ったり、対処方法をブラウザで確認できたりと、どなたでも簡単に運用管理ができます。
本商品は、小規模オフィスやグループでの利用に便利なコンパクト筐体を採用。サーバールームはもちろん、システム管理者のデスクサイド、キャビネットといったオフィス内でも設置場所を選ばず、優れたデータ共有環境を提供します。
本商品は、CPUにインテル Atom X6211E(最大3.0GHz Dual Core)、8GBの大容量メモリーを採用したスタンダードモデルです。ユーザーからの同時接続が多い時も高いパフォーマンスを発揮し、大規模オフィスでの利用に最適です。
CPUパフォーマンスの向上に伴い、従来は100台までだった推奨最大同時接続台数が200台にアップしました。
本商品は、10GbE対応のLANポートを標準搭載し、高速なデータ転送をLANカードの追加増設なくご利用いただけます(※)。NASへのアクセスが高速化することで、大容量化が進むオフィスのデータもストレスなく閲覧・編集できるため、業務効率の向上につながります。
また、マルチギガビット(5GbE、2.5GbE)にも対応しているため、多くの企業で採用されている既設のLANケーブル(カテゴリー6またはカテゴリー5e)でも対応するスイッチに変えるだけで高速化を実現できます。
■ 10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX … 1ポート
■ 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T … 1ポート
※ 10GbEの通信には、10GbE対応スイッチと、添付のLANケーブル(カテゴリー6a)、または当社製10GbE対応LANケーブルをご利用ください。
※ 5GbE/2.5GbEの通信には、5GbE/2.5GbE対応スイッチと、添付のLANケーブル(カテゴリー6a)、または5GbEはカテゴリー6以上、2.5GbEはカテゴリー5e以上のLANケーブルをご利用ください。
1つの1GbEと1つの10GbE用LANポートを搭載しているので、セグメントの異なるネットワークの間で共有利用することが可能です。
「Windows Server IoT 2022 for Storage」は、Windows Server 2022をベースとしたファイルサーバー専用のOSです。法人向けNAS筐体にプリインストールされ、Windows Server 2022のファイルサーバーを構築する場合と同等の環境をご提供します。
(1)1,000人を超える大規模なActive Directoryでも運用できる
Active Directory環境の場合、登録されているユーザー情報を利用してファイル・フォルダーへのアクセス権限を設定可能。ユーザー情報を新たに設定する必要がなく、更新・管理の工数が少なくできるほか、複数台を導入した際も同じユーザー情報を各々に登録する必要がありません。
Active Directory連携の詳細はこちら
(2)CALが不要だから低コスト!
本商品は、本体価格にWindows Server IoT 2022 for StorageのOSライセンス費用が含まれており、利用の際に追加のCAL(Client Access License)が不要なため、低コストで導入が可能です。また、クライアント数を増やす場合も追加費用が掛かりません。
※ Active Directory環境下では、Active Directoryサーバーに接続するためのCALの購入が必要です。
(3)必要なソフトウェアをインストール可能
各種バックアップやウイルス対策ソフトをインストールしてご利用いただけます。
対応ソフトウェアはこちらを参照ください。
ランディスク対応ソフトウェア一覧
データ重複除去機能により、データ使用容量を削減できます。ブロック単位で比較して重複除去し、定型フォーマットを使った類似データなどにとくに効果を発揮します。
圧縮効率は従来のZIPファイル圧縮やNTFS圧縮よりも高く、50%(一般のファイルサーバー用途)~90%以上(仮想マシンの仮想ハードディスクライブラリなど)のディスク領域を節約し(※)、コストを抑制できます。
※マイクロソフト社の資料から抜粋
▼データ重複除去を解説したホワイトペーパーはこちら
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバー 1.インフラ編
(OSが異なりますが、参考情報としてご確認ください)
Standard Editionは、一定期間中にNASへアクセスできるユーザー数が無制限であるため、小~中規模オフィスでのご利用はもちろん、大規模オフィスでのバックアップや部門サーバーとしても活用いただけます。
※ ユーザー利用制限数
マイクロソフトが規定しているユーザー数制限。エディションにより一定期間中にアクセスできるユーザー数の上限が定められており、Workgroup Editionでは50名、Standard Editionは無制限となっています。
4台のドライブを搭載し、RAID 5(出荷時設定)およびRAID 0(ストライピング)を構成可能です。RAID 5を構成時には、4台のうち1台が故障した場合にも、ドライブを交換することでデータを損失することなく復旧が可能です。また、NASを停止することなくドライブの交換ができるホットスワップ機能にも対応しています。
RAID 0 | RAID 5 (出荷時設定) |
交換用カートリッジ | ||
---|---|---|---|---|
利用可能な容量 | HDL4-Z22SATB04 | 4TB | 3TB | HDLZ-OPA1 |
HDL4-Z22SATB08 | 8TB | 6TB | HDLZ-OPA2 | |
HDL4-Z22SATB16 | 16TB | 12TB | HDLZ-OPA4 | |
HDL4-Z22SATB32 | 32TB | 24TB | HDLZ-OPA8 |
万が一の事態にもシステムの安全な運用が可能なよう、ドライブのOS領域とデータ保存領域が別々のパーティションに分かれています。また、OS領域についてはデータ領域のRAID設定にかかわらずRAID 1が設定され、冗長性が確保されています。
※OS領域は約100GBとなります。
※RAIDモード時はOS領域とデータ保存領域以外のパーティションを作成することはできません。
マルチディスクモードは、4つのドライブを独立管理し各ドライブにドライブレターを割り付けするモードです。 3つのハードディスクドライブには共有データを保存し、残りの1つはバックアップに使用するなど、柔軟な運用ができます。
さらに、記憶域プール機能により複数のディスクをまとめて大容量の仮想ディスクとして利用することも可能です。
管理者が設定したスケジュールに基づいて、自動で本商品の共有フォルダーのシャドウコピーが作成できます。これにより、ユーザーが誤ってファイルを削除してしまった場合などに、履歴をさかのぼって削除したファイルをエクスプローラーやMicrosoft Officeなどの主要なアプリケーションから、自分で直接復元できます。
Windows Server IoT 2022 for Storageの標準機能である“Windows Serverバックアップ”で、毎日の本体のバックアップを自動で行うことが可能です。また、バックアップ用HDDはBitLockerによりデータを暗号化することで、盗難等による情報漏えいを防ぐことができます。
※Windows Serverバックアップは16TB以上の容量に対応していません。
※NASをバックアップ先とする場合、当社のLAN DISK Zシリーズ、およびLAN DISK H、Xシリーズのみご利用可能です。
※ネットワーク上の共有フォルダーにバックアップを作成する場合は、毎回上書きフルバックアップとなります。
Microsoft Azureを利用してファイルやフォルダーをバックアップすることができます。そのため、クラウドストレージを利用した災害対策としてもご利用いただけます。
※この機能を利用するには、事前にMicrosoft Azureとの契約が必要です。
※Microsoft Azureに関する詳細はMicrosoft Azureのホームページをご覧ください。
▼Azure Backupを解説したホワイトペーパーはこちら
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバー 4.ハイブリッドクラウド編
(OSが異なりますが、参考情報としてご確認ください)
リレーNASとはLAN DISK Zを2台(マスター/スレーブ)用意し、マスターが故障した場合はスレーブを昇格させることで、ダウンタイムを最小限に抑えるバックアップ構成です。データはもちろん設定情報も同期するため、ユーザーに与える影響だけでなく、復旧にかかわる工数も大幅に減らすことが可能です。
情報の同期には、LAN DISK Zの同期ソフト「クローン for Windows」を使用します。
本商品は、バックアップやNASの買い替え時に便利なLAN DISK Zのバックアップソフト「クローン for Windows」を無償でご利用いただけます。「クローン for Windows」をご利用いただくことにより、スケジュールでの同期が可能となります。さらにMicrosoft Azureなどのクラウドストレージへのバックアップにも対応しており、災害対策としてもご活用いただけます。
<クローン for Windowsの特長>
■設定情報やユーザー情報もバックアップでき、故障時もすぐに復旧できる。
■サポート終了対策!EOSを迎えたWindows Server OSを搭載したサーバーからのデータ移行にも最適。
■クラウドストレージサービスへのバックアップ対応で災害対策もできる。
「クローン for Windows」の詳細およびダウンロード方法はこちらからご確認いただけます。
いずれかのLANポートに異常が発生した場合は、残ったLANポートで運用を継続。サービスを停止することなくご利用いただけます。
▼NICチーミングを解説したホワイトペーパーこちら(OSが異なりますが参考情報となります)
Windows Server IoT 2019 for Storageで構築する企業向け最新ファイルサーバー 1.インフラ編
(OSが異なりますが、参考情報としてご確認ください)
本商品は、Windowsネットワークの標準のファイル共有プロトコル「SMB」のほか、「iSCSI」「NFS」「WebDAV」の3つのプロトコルに対応し、異なるデバイスからの多様な利用シナリオに柔軟に対応できます。「NICチーミング」機能を利用すれば、本商品の複数のLANポートを束ね、トラフィックの負荷分散や冗長化を実現できます。
▼より詳細な情報はホワイトペーパーにてご紹介しています(アンケートへのご回答が必要です)
Windows Server IoT 2019 for Storageを活用した生産性向上術(全4編)/ 1.ファイルサービス編
(OSが異なりますが、参考情報としてご確認ください)
ハードディスクなどの記憶装置の接続で利用されるSCSIコマンドを、ネットワーク上で受け渡しができるようになるiSCSIターゲット機能を利用可能。
本商品をiSCSIターゲットとして設定することにより、既存サーバーの容量増設、バックアップ先ストレージとして利用も可能です。仮想ディスクの最大容量は64TBまで作成できます。
iSCSIターゲット機能により、本商品上に作成した仮想ディスク(VHDX)をiSCSIストレージとして提供することができます。
※iSCSIストレージを利用するには、iSCSIイニシエーターが必要です。iSCSIイニシエーターは次のOSで標準サポートされています。
<本体から直接メンテナンスする>
本体背面のHDMIおよび、USBポートにそれぞれディスプレイとUSBキーボード・マウスなどを接続して操作します。ネットワークに接続する前や、ネットワークの障害などでリモートデスクトップ接続が利用できない場合に有効な設定方法です。
<遠隔からメンテナンスする>
本体を直接操作することなく、ネットワークを経由して遠隔操作を行うことが可能です(リモートデスクトップ接続)。設置場所に液晶ディスプレイやキーボードなどの入力機器を設置する必要がなく、管理者が自席から対象機を操作できるため便利です。
Windows Server IoT 2022 for Storage Standard 【 EULA(英語版)】
NAS運用に保守メニューは必要?生まれ変わった「LAN DISK」でトータルコストが抑えられる!
2022年10月12日、アイ・オーの法人向けNAS「LAN DISK(ランディスク)シリーズ」が生まれ変わりました。ビジネスにおける... 続きを読む