項目 |
設定内容 |
無線LAN基本設定 |
動作モード |
本製品の無線ネットワークの接続方法をAd hocモード(Adhoc)/Infrastractureモード(Infra)から選択します。
「Infra」を選択すると、本製品に設定したSSIDと同じSSIDを持つアクセスポイントに接続して、それを経由して通信をおこないます。
「Adhoc」を選択すると、本製品に設定したSSIDと同じSSIDを持つ無線機器での通信が可能です。
※本製品をAd hocモードで使用する場合は、ネットワーク認証方式が「Open」または「Shared」に制限されます。 |
SSID |
本製品を接続する無線LANのSSIDを設定します。
SSIDは、無線LANを使用して通信するグループを識別するためのIDです。
無線LAN上で通信する機器は同じSSIDを設定します。
半角英数字、-(ハイフン)、_(アンダースコア)を使用して、32文字以内で入力します。 |
通信チャンネル |
無線LANで使用するチャンネルを設定します。
動作モードでAdhocモードを使用するときに設定します。
チャンネルとは、分割した周波数帯域です。
無線LANでは、複数の無線機器が同時に通信できるようにするために、周波数帯域を分割して利用します。
他の無線製品の電波と混信して通信が不安定になる場合は、使用するチャンネルを変更してください。
通信をする機器同士は、同じ通信チャンネルを使用する必要があります。
既に同一名のSSIDが存在する場合は、既存のSSIDで使用されているチャンネルで接続し、設定されたチャンネル設定は無効となります。
1〜13
802.11b/gを使用するときに選択します。
36,40,44,48
80.11aを使用するときに選択します。 |
ネットワーク認証 |
無線LANアクセスポイントと接続する際に使用する認証方式を設定します。
強固なセキュリティを確保するために、WPA/WPA2を使用することをお勧めします。IEEE 802.11nでは、AESのみ使用できます。
Open(オープンシステム)
認証をおこなわずに、すべてのアクセスを許可します。
Shared(共有キー)
暗号化に使用するWEPキーを認証キーとして使用して、同じキーを持つ機器にのみアクセスを許可します。通信の暗号化はWEPを使用します。
WPA/WPA2
PSKを使用してネットワーク認証をおこないます。通信の暗号化はTKIP/AESから選択します。暗号キーは共有キーを元にアクセスポイントと通信して作成されます。WEPキーの設定内容は使用しません。 |
WEP設定 |
WEP |
WEP暗号化機能の有効/無効(ON/OFF)を設定します。
WEP暗号化を使用すると「WEPキー(1〜4)」および「キーインデックス」に設定された情報により、無線LANで通信するデータが暗号化されます。
※暗号化を使用しない場合、無線LANで通信するデータは暗号化されずに、そのまま送信されます。セキュリティを向上させるため、暗号化設定をおこなって無線ネットワークを構築することをお勧めします。 |
キーインデックス |
WEP暗号化を使用する際に、暗号化に使用するWEPキーの番号(1〜4)を設定します。
このキーインデックスは通信する相手機器(アクセスポイントなど)と同じ値を設定する必要があります。 |
WEPキー1〜4 |
WEP暗号化に使用する暗号化キー(WEPキー)を設定します。
このWEPキーは最大4つまで設定することができ、通信する相手機器(アクセスポイントなど)と同じ値を設定する必要があります。
WEPキーの入力方式は「16進数表記」と「英数字表記」があります。
一般的には、半角英数字文字列を「英数字表記」で設定します。
キーサイズが64bitの場合は5文字の値、128bitの場合は13文字の値を入力します。
「16進数表記」の場合は、数字の「0〜9」と英字の「A〜F」を組み合わせた値を設定します。キーサイズ(キーの長さ)が64bitの場合は10桁の値、128bitの場合は26桁の値を入力します。 |
WPA/WPA2設定 |
暗号化方式 |
WPA/WPA2認証方式で使用する暗号化方式を選択します。
この暗号化方式は通信する相手機器(アクセスポイントなど)と同じ値を設定する必要があります。
設定値は、下記の2種類から選択します。
TKIP/AES
WPA/WPA2のどちらでも使用できる暗号化方式です。 |
共有キー |
暗号化方式でTKIP/AESを使用する際に共有キー(Pre-Shared Key)を設定します。
共有キーとは暗号化キーを生成するためのキーワードで、「ネットワークキー」や「パスワード」といった表現で設定する無線LAN機器もあります。
一般的には、8〜63文字の半角英数字文字列を「英数字表記」で設定します。
「16進数表記」の場合は、数字の「0〜9」と英字の「A〜F」を組み合わせた64文字の16進数値を設定します。
※この共有キーは通信する相手機器(アクセスポイントなど)と同じ値を設定する必要があります。 |
WPS設定 |
PINコード |
アクセスポイントに入力するWPS PINコードを表示しています。このPINコードはボタンを押すことでランダムに変更できます。 |
WPSアクセスポイントSSID |
WPS PINモードで接続するアクセスポイントのSSIDを入力します。 |