Contents
マニュアルトップ
はじめに
動作環境/各部の名称・機能/ハードウェア仕様
準備する
1.本製品とルーターをつなぐ
2.net.USBクライアントをインストールする
基本的な使い方
net.USBクライアントを起動する
USBデバイスを接続する
USBデバイスを切断する
いろいろな使い方
設定画面を開く
 
ステータス表示
ネットワーク設定
セキュリティ
メンテナンス情報
プリントサーバーとして利用する
ネットワーク・プラグ・アンド・プレイ機能を有効にする
設定を初期化する
IPアドレスを固定する
ファームウェアを更新する
付録
困ったときには
net.USBクライアント 画面で見るマニュアル(PDF)
 
いろいろな使い方 設定画面を開く  

ネットワーク設定

 

ネットワーク設定では、本製品のネットワーク設定をおこないます。

 

基本設定
TCP/IP設定
NAS設定
有線LAN設定
無線LAN設定

 

基本設定

 

 
項目 設定内容
ホスト名 本製品のホスト名を設定します。ここで設定した名称がnet.USBなどで本製品の名称として使用されます。他の機器と重複しない名前を設定してください。
ネットワークモード AUTO/Wireless/Wiredより、ネットワークの動作モードを設定します。
AUTO 電源投入時に有線LANで接続されている場合は、有線LANで動作します。
接続されていない場合は、自動的に無線LANで動作します。
Wireless 無線LANで動作します。
Wired 有線LANで動作します。

 

TCP/IP設定

 

 
項目 設定内容
TCP/IP設定
DHCP DHCPプロトコルの有効(ENABLE)/無効(DISABLE)を設定します。IPアドレスをDHCPによって設定するためには、サブネットワーク内にDHCPサーバーが稼働していなければなりません。
IPアドレス IPアドレスの設定をします。DHCPが有効の場合は、DHCPで取得したIPアドレスが優先されます。
サブネットマスク サブネットマスクを設定します。「0.0.0.0」(デフォルト)に設定すると、IPアドレスに応じたサブネットマスクが自動的に使用されます。DHCPが有効の場合、DHCPで取得したサブネットマスクが優先されます。
デフォルトゲートウェイ ゲートウェイアドレスを設定します。「0.0.0.0」(デフォルト)に設定すると無効になります。DHCPが有効の場合、DHCPで取得したデフォルトゲートウェイが優先されます。
DNS設定
DNSサーバー(プライマリ) DNSプライマリサーバーのアドレスを設定します。DHCPが有効の場合、DHCPで取得したDNSサーバーが優先されます。
DNSサーバー(セカンダリ) DNSセカンダリサーバーのアドレスを設定します。DHCPが有効の場合、DHCPで取得したDNSサーバーが優先されます。
WINS設定
WINSサーバー WINSサーバーのアドレスを設定しますDHCPが有効の場合、DHCPで取得したWINSサーバーが優先されます。
NTP設定
NTPサーバー NTPサーバーを選択します。

 

NAS設定

 

 
項目 設定内容
NAS NAS機能の有効(ON)/無効(OFF)を設定します。有効にした場合、USBストレージ機器をNASとして使用することができます。
ワークグループ NAS機能のワークグループを設定します。
ユーザ名 NAS機能のユーザー名を設定します。
パスワード NAS機能のユーザパスワードを設定します。
アクセス権 ユーザのアクセス権を選択します。
 

 

有線LAN設定

 

 
項目 設定内容
LANインターフェイス 物理ネットワークの種別(AUTO/10BASE-T-Half/10BASE-T-Full/100BASE-TX-Half/100BASE-TX-Full)を設定します。通常は「AUTO」のまま使用してください。電源投入時に接続しているHUBのLINKランプが点灯しない場合は、この設定を接続HUBのネットワーク種別に変更します。
ジャンボフレーム ジャンボフレームの有効(ON)/無効(OFF)を設定します。有効にした場合、1フレーム最大10240バイト(FCS 4バイトを除く)でTCP/IP通信をおこなうことができます。ただし、10/100Mbps環境で使用する際はジャンボフレームを無効にしてください。

 

無線LAN設定

 

 
項目 設定内容
無線LAN基本設定
動作モード 本製品の無線ネットワークの接続方法をAd hocモード(Adhoc)/Infrastractureモード(Infra)から選択します。
「Infra」を選択すると、本製品に設定したSSIDと同じSSIDを持つアクセスポイントに接続して、それを経由して通信をおこないます。
「Adhoc」を選択すると、本製品に設定したSSIDと同じSSIDを持つ無線機器での通信が可能です。
※本製品をAd hocモードで使用する場合は、ネットワーク認証方式が「Open」または「Shared」に制限されます。
SSID 本製品を接続する無線LANのSSIDを設定します。
SSIDは、無線LANを使用して通信するグループを識別するためのIDです。
無線LAN上で通信する機器は同じSSIDを設定します。
半角英数字、-(ハイフン)、_(アンダースコア)を使用して、32文字以内で入力します。
通信チャンネル 無線LANで使用するチャンネルを設定します。
動作モードでAdhocモードを使用するときに設定します。
チャンネルとは、分割した周波数帯域です。
無線LANでは、複数の無線機器が同時に通信できるようにするために、周波数帯域を分割して利用します。
他の無線製品の電波と混信して通信が不安定になる場合は、使用するチャンネルを変更してください。

通信をする機器同士は、同じ通信チャンネルを使用する必要があります。
既に同一名のSSIDが存在する場合は、既存のSSIDで使用されているチャンネルで接続し、設定されたチャンネル設定は無効となります。

1〜13
802.11b/gを使用するときに選択します。

36,40,44,48
80.11aを使用するときに選択します。
ネットワーク認証 無線LANアクセスポイントと接続する際に使用する認証方式を設定します。
強固なセキュリティを確保するために、WPA/WPA2を使用することをお勧めします。IEEE 802.11nでは、AESのみ使用できます。

Open(オープンシステム)
認証をおこなわずに、すべてのアクセスを許可します。

Shared(共有キー)
暗号化に使用するWEPキーを認証キーとして使用して、同じキーを持つ機器にのみアクセスを許可します。通信の暗号化はWEPを使用します。

WPA/WPA2
PSKを使用してネットワーク認証をおこないます。通信の暗号化はTKIP/AESから選択します。暗号キーは共有キーを元にアクセスポイントと通信して作成されます。WEPキーの設定内容は使用しません。
WEP設定
WEP WEP暗号化機能の有効/無効(ON/OFF)を設定します。
WEP暗号化を使用すると「WEPキー(1〜4)」および「キーインデックス」に設定された情報により、無線LANで通信するデータが暗号化されます。
※暗号化を使用しない場合、無線LANで通信するデータは暗号化されずに、そのまま送信されます。セキュリティを向上させるため、暗号化設定をおこなって無線ネットワークを構築することをお勧めします。
キーインデックス

WEP暗号化を使用する際に、暗号化に使用するWEPキーの番号(1〜4)を設定します。
このキーインデックスは通信する相手機器(アクセスポイントなど)と同じ値を設定する必要があります。

WEPキー1〜4 WEP暗号化に使用する暗号化キー(WEPキー)を設定します。
このWEPキーは最大4つまで設定することができ、通信する相手機器(アクセスポイントなど)と同じ値を設定する必要があります。
WEPキーの入力方式は「16進数表記」と「英数字表記」があります。

一般的には、半角英数字文字列を「英数字表記」で設定します。
キーサイズが64bitの場合は5文字の値、128bitの場合は13文字の値を入力します。

「16進数表記」の場合は、数字の「0〜9」と英字の「A〜F」を組み合わせた値を設定します。キーサイズ(キーの長さ)が64bitの場合は10桁の値、128bitの場合は26桁の値を入力します。
WPA/WPA2設定
暗号化方式 WPA/WPA2認証方式で使用する暗号化方式を選択します。
この暗号化方式は通信する相手機器(アクセスポイントなど)と同じ値を設定する必要があります。
設定値は、下記の2種類から選択します。
TKIP/AES
WPA/WPA2のどちらでも使用できる暗号化方式です。
共有キー 暗号化方式でTKIP/AESを使用する際に共有キー(Pre-Shared Key)を設定します。
共有キーとは暗号化キーを生成するためのキーワードで、「ネットワークキー」や「パスワード」といった表現で設定する無線LAN機器もあります。

一般的には、8〜63文字の半角英数字文字列を「英数字表記」で設定します。
「16進数表記」の場合は、数字の「0〜9」と英字の「A〜F」を組み合わせた64文字の16進数値を設定します。

※この共有キーは通信する相手機器(アクセスポイントなど)と同じ値を設定する必要があります。
WPS設定
PINコード アクセスポイントに入力するWPS PINコードを表示しています。このPINコードはボタンを押すことでランダムに変更できます。
WPSアクセスポイントSSID WPS PINモードで接続するアクセスポイントのSSIDを入力します。

▲ページトップへ

 

© I-O DATA DEVICE, INC.