ネットワークカメラ「Qwatch(TS-WLCAM)」導入事例 【ペットエコ様】

ネットワークカメラ「Qwatch(TS-WLCAM)」導入事例 【ペットエコ様】

お客様にとって、「おっ!」と思わせるような驚きをもった商品を常に置かなければいけないと思っています。今回のアイオーさんの商品は、それにちょうどマッチしたんだと思いますね。

取材日:2013年3月6日

横浜および仙台を中心に展開するペット専門店「ペットエコ」で、いまネットワークカメラが売れている。その主な用途は、留守中のペットの様子を外出先からスマホで見るというもの。ペットのオーナーにとって大きな楽しみとなるこの使い方を積極的に提案し、好調な販売に結びつけた有限会社ヨネヤマプランテイションの米山由幸氏に、この製品に着目した理由と、売り方についての秘訣を尋ねた。

「お客さんが欲しいと感じる商品は、出来る限り取り扱うようにしています」

ペットエコ

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横浜および仙台を中心にペット専門店「ペットエコ」を展開するのが、有限会社ヨネヤマプランテイションだ。現在、15ものペット専門店舗を手掛ける規模で、数多くのペットオーナーから愛される存在として、その地位を確立している。

専門店としての同店の特徴は、一般的なペット用品にとどまらず、他店にはない独自色の強いアイテムを数多く取り揃えていることだ。同社の米山由幸氏は語る。

「当店は、すべてのお客様にとっての専門店であることをモットーとしています。その商品がうちのお店に合っているかどうかではなく、お客さんが欲しいと感じるのであれば、出来る限り取り扱うようにしています。他ではあまり見た事のないような商品でも、お客さんがそれを見て感動するのであれば、値段などに関係なく置こうという考え方ですね」

こうした方針により、同店の陳列棚には、コンビニで売っているような安価な商品だけでなく、足で探して仕入れた輸入物のアイテムなどが所狭しと並んでいる。中にはメキシコの生地を使用し、直接アパレル業者に生産を委託したワンちゃんのお洋服やキャリーバッグなど、他店では取り扱いのない、一点物のオリジナル商品も数多い。

「ペット用品は、専業メーカーが開発したものをベンダー経由で仕入れるケースが多いのですが、オーナーとペットとのライフスタイルを豊かにしてくれる商品であれば、必ずしもそのラインにはこだわりません。だから突拍子もない商品もけっこうありますよ。たとえ変わった店だと思われようが、商品をどんどん見つけて仕入れ、そしてきっちり提案して売るというのが、当店らしいところですね」

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「初めて見た時、絶対にうちの店に置かなくてはいけない商品だと直感しました」

ペットエコ

そんなペットエコが新たに販売を開始したのが、アイ・オーのネットワークカメラ「TS-WLCAM」だ。有線/無線LANのいずれにも対応し、スマホやタブレット、PCなどから離れた場所の様子をムービーで確認できる製品だ。

このカメラの取り扱いを始めた理由は何か。米山氏は製品と出会った時の印象をこのように語る。

「アイオーさんのこの商品を初めて見た時、絶対にうちの店に置かなくてはいけない商品だと直感しました。間違いなく売れるだろうと。というのも、(ペット用品として)今までになかった商品なんですね。もしあったとしても、気軽に使えるといったレベルではない。今はそういった商品でも、簡単にできそうだというのが、お客さんのほうから見て分かってもらえる時代だと思うんですよ」

米山氏がニーズありと感じたのは、同社の客層の多くの割合を占める、犬のオーナーに対してだという。そこには、ここ十何年かの家庭における犬の存在の変化が、大きな要因として挙げられるのだそうだ。

「今、家庭で飼われているのは小型犬かつ室内犬が多いわけですが、家族の中における犬というのは、もはや子供や孫以上の存在なんですね。それなのに、働いてる時は傍にいられないわけです。どこかに外出する時もそう。もし子供を一人で家に残してきたら、親としてはとても心配じゃないですか。それと同じで、飼い主にとってはとてもリアルな問題だと思うんですね」

これに加えて、近年のスマートフォンの急速な普及も、ピンと来た理由のひとつだったと米山氏は述懐する。

「スマホを持っている人は、日頃からもっとスマホを楽しみたいと思っているわけです。スマホというのは、言うなればアプリを活用するためのツールだと思うのですが、それを活用したいお客さんはきっといっぱいいると思うんです。今回のカメラは、その活用例としてぴったりの商品だと感じました。さきほどのリアルな問題の解決にもなりますしね。ああいうものって絶対買うお客さんがいるんですよ」

ネットワークカメラ「TS-WLCAM」は、従来の同等製品と異なり、PC不要でスマホさえあれば設定が行える。「QRコネクト+」に対応しているため、アプリをダウンロードしてQRコードを読み込むだけで登録完了、カメラとルータの無線接続も、WPSボタンだけあればできてしまう。これにより、自宅のペットの様子を外出先からスマホを使って簡単に確認できるようになる。この簡単さが、米山氏の目に留まったというわけだ。


「スマホでお部屋のワンちゃんを、常に見る事が出来る」

ペットエコ

かくして取り扱いが決まったネットワークカメラ「TS-WLCAM」だが、販売にあたっては各店舗の店長が集まって勉強会を実施し、さらに店頭でのデモコーナーの設置が行われた。例えばある店舗ではレジ横にデモコーナーが設けられており、レジを通るお客様の多くはカメラの現物と、モニタの表示例に自然と目が行き、足を止める。そこで必要に応じて、販売員が接客が行う。各店舗ごとにこうした売り方ができるよう、準備を行ったのだ。

その結果、入荷した初回分は即完売。当初の想定よりもはるかに売れたことで品薄となり、現在も店舗間で在庫を融通し合わなければ足りない状況が続いているという。その要因として大きかったのは、デモコーナーをはじめとした提案型の設置に加えて、価格の面や、さらに売り手側のスタッフ自身がおもしろいと感じたからではないだろうか。

ペット用品としては比較的高額であるにもかかわらず、結果的に同店における大ヒット商品となったわけだが、では実際にどのような用途で売れているのだろうか。接客をしている販売員の方によると、自宅を不在にしている際のペットの様子を外出先から見るという、想定通りの用途が多くを占めているのだという。

「外出している時に、ワンちゃんだけでどう過ごしているのだろうと興味を持たれている飼い主は多いはずです。その目的を果たせるというのが第一ですね。普段見られないようなワンちゃんの仕草も残せて、一石二鳥の商品なんじゃないかなと思いますね」

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「これだけ売れたということはニーズを実証できたのかなと思っています」

ネットワークカメラ「Qwatch(TS-WLCAM)」

留守中のペットの様子を見るという用途において、すでに好感触をつかんだ同店だが、今後はストリーミングでの表示にとどまらず、カメラが持つ録画機能を活用した提案も行っていきたいという。「ワンちゃんが小さい頃の画像って、なかなか残せないんですよね。小さい頃は育てるのが大変ですから。そこで今回の商品の録画機能を使って、小さい時の映像を残していってはいかがですか、という提案もしていきたいですね」

また、犬だけではなく、ほかのペットのオーナーにも訴求していきたいとする。「最近のお客さんは、自宅を留守にしている時間のほうが長いと思うんですよ。だから犬猫だけではなく、鳥や小動物もありなんじゃないかと思っています」と、米山氏は自身の見立てを語る。いまは犬の売り場に展示しているが、鳥や小動物といったほかの動物についても、おおいにニーズがあるのではというわけだ。

「これだけ売れたということはニーズを実証できたのかなと思っています。これからももっと売っていきたいですね。今後もアイオーさんには、さらにお客様の声を反映させた商品の開発を期待しています」

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導入企業概要

ペットエコ
横浜および仙台を中心にペット専門店「ペットエコ」を展開するのが、有限会社ヨネヤマプランテイションだ。現在、15ものペット専門店舗を手掛ける規模となり、数多くのペットオーナーから愛される存在として、その地位を確立している。
[企業名] 有限会社ヨネヤマプランテイション
[設立] 昭和45年10月
[代表者] 米山由男
[社員数] 325名(2013年3月現在)
[事業内容] 造園、貸植木、園芸卸、園芸&ペット小売
http://www.yoneyama-pt.co.jp/peteco/

米山由幸様

担当者名


米山由幸様
お客様にとって、「おっ!」と思わせるような驚きをもった商品を常に置かなければいけないと思っています。今回のアイオーさんの商品は、それにちょうどマッチしたんだと思いますね。

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