取材日:2024年10月3日
新拠点への移転を契機に、従来の固定席制からフリーアドレスに一新。みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社の新たなオフィスは、働きやすさや生産性を重視した先進的な環境が特長です。新オフィスで、標準ディスプレイとして採用されたのがアイ・オーのLCD-C241DBです。
今回、移転プロジェクトを率いた経営企画部の3名、副部長兼危機管理室長の泉屋 拓郎様、ディレクターの平山 雅夫様、坂 洋様に、新オフィスの拠点戦略からLCD-C241DBを選んだ理由まで、詳しく伺いました。
平山様当社では、新しい働き方に合わせたオフィスの刷新を進めています。固定席制からフリーアドレスへ、ネットワークは有線から無線中心に、「コミュニケーション」を意識しながら、場所にとらわれない「フレキシブル」で、リモートワークを含めたロケーションフリーな働き方を志向し、包括的に取り組んでいます。
泉屋様オフィスのほぼ全席に設置しています。社員にはノートPCを支給していますので、ノートPCの画面と合わせてマルチディスプレイにしたり、外付けキーボードを活用してデスクトップPCのように利用したり、それぞれが使いやすい形で業務にあたっています。
坂様はい。おかげさまで電源環境は劇的によくなりましたね。ノートPCのACアダプターが不要になり、デスクもスッキリしました。新オフィスで働いている社員の方からは非常に好評です。
泉屋様USB Type-C対応は、今回の導入で特に重視した部分です。現在支給しているノートPCはほぼUSB Type-C対応ですので、新環境ではぜひ活かしたいと考えていました。リモートワーク時に充電器を持ち帰るのが面倒、また、オフィスでも充電器が邪魔だという声は以前からあがっていましたが、これで解決ですね。
泉屋様大型すぎるディスプレイは、今回は選定から外しました。新オフィスに期待していた効果の1つとして、コミュニケーションの促進があります。リモートワークを含めたハイブリッドな働き方が推進される中で折角出社したのですから、お互いの顔が見えるように、風通しのよさを大切にしました。
坂様コミュニケーション重視のオープンスペースと、1人で集中して作業できるパーティション付きの個別スペースを用意しています。その時の自分に一番合った席を選んで、快適に働いてほしいですね。
坂様アイ・オーのディスプレイはベゼル(縁)が細く、ほとんど2、3ミリという点もポイントでした。内装を邪魔しないスッキリしたデザインです。導入時に比較した他社製品の中でも圧倒的に薄くてスタイリッシュでした。新オフィスを利用している社員の方からも好評です。
平山様社員が仕事内容に応じて、自律的に執務場所を選択できるフリーアドレスのオフィス環境なので、アイ・オーのディスプレイは、執務席だけでなく、コミュニケーション用途としてミーティングスペースにも導入しています。横にぐっと広い超ワイドな34型のディスプレイです。数名での利用を想定したファミレススタイルのスペースに非常にマッチしました。こちらも利用している社員の方に好評です。
坂様5年間の保証期間は非常に心強いです。国内メーカーで5年という長期保証は、なかなか見たことがありません。アイ・オー製品は、アフターフォローも国内でしっかり対応してくれますから安心です。今回、多くのディスプレイを比較検討した結果、LCD-C241DBは機能・コスト・保証のバランスが最も優れていました。多くの社員のために大量導入するため、すべての面で安心でき、特定の要素に偏らないバランスが重要でした。
泉屋様IT機器、特に周辺機器は、どの席でも基本的に同じ構成で仕事ができることを心掛けました。機器の性能に差があると特定の席に拘る人が出てきて、実質的に固定席化してしまいます。これではフリーアドレスの良さが損なわれてしまいますので、全体としては均質を目指すという方針です。
泉屋様まだ始まったばかりで、試行錯誤を続けながら最適化しています。みずほフィナンシャルグループのIT開発会社として、最も生産性が高い働き方を模索しています。今後もオフィスの改革を進めていく予定ですので、アイ・オー・データには引き続き導入しやすい製品を期待しています。
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