お知らせ 2018年

2018年8月6日 18-NR081

「fidata Music App」とオーディオサーバーの
ファームウェアをバージョンアップ

アイ・オー・データ機器は、オーディオブランド「fidata」のネットワークオーディオサーバーHFAS1シリーズや、Soundgenicシリーズを快適に操作できるアプリ「fidata Music App」および、本体ファームウェアをバージョンアップしました。fidata Music Appの操作性の改善や機能追加などを行い、それに伴ったfidata HFAS1シリーズや、Soundgenicシリーズについても、ファームウェアアップデートを提供します。

サポートライブラリより、アップデートファイルをダウンロードいただき、USBメモリーを経由してアップデート適用が可能です。8月20日(月)より「HFAS1/HFAS1-X」シリーズ、「Soundgenic」でのインターネット経由でのアップデートがご利用いただけます。

今回のアップデートでの主な特長

ポータブルオーディオプレーヤー(DAP)などのUSBマスストレージ機器に転送

これまでもfidata Music Appのファイル操作UIによりUSBマスストレージ機器への転送には対応しておりましたが、今回のアップデートにより、通常のサーバー曲選択ペインから、ロングタップもしくはメニュー呼び出しにより、簡単な操作で、USB機器に転送できます。

また、新たに、exFAT対応およびマルチストレージデバイス対応(最大3デバイス)により、マルチストレージ仕様のポータブルオーディオプレーヤー(DAP)の内蔵メモリー、SDカード(SDXCカードを含む)に転送することが可能です。

楽曲をUSB接続でDAPに直接転送できる

アプリからハイレゾ等の音源配信サイト 「e-onkyo music」および「mora」で楽曲を検索できる

音楽出版社CDデータベースと連携したアルバム情報・アーティスト情報表示機能から、アルバムの検索操作により、ハイレゾ等の音源配信サイト 「e-onkyo music」および「mora」のWeb画面を表示し、試聴操作を行うことで、fidata HFAS1 および Soundgenicに接続されたUSB-DACを経由して購入前の試聴を行うことが可能になりました。
※音質は各社から提供される試聴コンテンツのフォーマットに制限されます。

ハイレゾ等の音源配信サイト 「e-onkyo」および「mora」で検索し、そのまま試聴・購入

<注意事項>
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「DirectDSD」を新たにサポートし、最大DSD22.5MHzに対応

USB-DACでのDSD再生機能において、従来のDoPに加えDSD用マーカーを利用せずに転送する「DirectDSD」を新たにサポートし、最大DSD 22.5MHzに対応可能となりました。DirectDSDでは、DSD用マーカーを利用しないため、よりレートの高いDSDデータを転送できます。

また、従来DoPでは対応してないかった、DSD11.2MHz対応のUSB-DACにおいても、DirectDSDによって再生対応できる機種が拡大しました。

「DirectDSD」を新たにサポートし、最大DSD22.5MHzに対応

新搭載「CDリッピングUI」により、利便性を大幅に向上

fidata Music Appに新たに搭載される「CDリッピングUI」により、リッピング前のメタ情報編集や選択した曲だけの取り込み、進捗状況の表示など利便性を大幅に向上しました。

リッピング前のメタ情報編集や選択した曲だけの取り込み

進捗状況の表示

fidata Music App のアップデート

アップデート内容(Ver.1.1.0)

【新機能】 ※ご利用の際は、ネットワークオーディオサーバーのアップデートが必要です。

  • サーバーペインのコンテナメニューからのUSB機器へ転送操作に対応
    • ⇒ USBマスストレージクラスに対応したポータブルオーディオプレーヤー(DAP)への転送に対応
      ⇒ USB機器転送先フォルダーを指定可能(初期値:\music)
  • メディアサーバー設定を追加
    • ⇒ iOS端末上のCDレコおよびiTunesライブラリーの楽曲をサーバー(この端末)として認識可能
  • リピート再生モードに1曲リピートを追加
    ※ネットワークプレーヤーでの再生はApp起動中のみ1曲リピートに対応となります
  • App上に保存しているローカルプレイリストを、m3uファイルとして、fidata/Soundgenicのplaylistsフォルダーに保存可能。m3uプレイリストは、サーバーカテゴリー内のプレイリストで利用できます。
  • e-onkyo music および moraの楽曲検索および試聴に対応(USB-DAC動作において動作保証)
  • CDリッピングUIに対応
    • ⇒ 曲単位のリッピングに対応
      ⇒ リッピング前の楽曲情報編集に対応
      ⇒ リッピング前に形式やリトライ、AccurateRipの設定が可能
      ⇒ 進捗状況・結果の表示に対応

【改善機能】

ローカルプレイリスト

  • オンデバイスプレイリストからローカルプレイリストに対して、上書き保存に対応
  • ローカルプレイリストの条件を指定して検索においてリリース年での絞り込み検索に対応

再生動作表示

  • USB-DAC再生において、フッター中央部に表示される再生時のレンダラーオーディオ形式表示について、Direct DSD動作時は「DSD」、DoP動作時は「DSD(DoP)」と表示するように変更
  • フッター中央部に表示される再生時のレンダラーオーディオ形式表示について、AACとALACを区別して表示するように変更

ファイル操作

  • ファイル操作アイコンを常時表示する仕様に変更
  • 長いファイル名の場合拡張子が判定できるように仕様変更
  • 同一ペイン内でのファイルのフォルダーへの移動に対応
  • フォルダー作成時に名前をつけるダイアログ表示に対応
  • ファイル操作UI起動時に、初期表示階層を変更
    • ⇒ 左ペインは、サーバーのcontentsフォルダー配下、右ペインは、サーバーを表示する
  • ファイル転送中も、楽曲操作画面に戻れる仕様に変更

サーバーペイン

  • サーバーのアートワーク情報などをキャッシュする仕様に変更
  • スワイプ操作で上位階層に戻れる仕様を追加
  • コンテンツ数表示の文字色を変更
  • ロングタップ時のアクションメニュー(新しく再生・今すぐ再生・次の曲に追加・最後の曲に追加)にアイコンを追加
  • サーバーアイコンの高画質化に対応(fidata/Soundgenicのみ)

プレイリストペイン

  • プレイリスト画面において、OpenHome/DMRモードの表示に対応
  • 追加ルールの「new(新しく再生)」において、1曲選択に前後のアルバム楽曲も一緒にプレイリストに登録する仕様に変更
  • m4aコンテンツのコーデック表記について、AACとALACを区別して表示するように変更
  • メタデータからMQAと認識できたコンテンツはコーデック表記をMQAと表示するように変更

CDjournal表示

  • CDメタ情報選択時のリストフォントサイズ変更(通常サイズと一致させ、システムフォントサイズに連動)

その他

  • オンデバイスプレイリストの楽曲追加や削除時に実行結果ダイアログを表示・Undo操作に対応
  • fidata Music App設定およびローカルプレイリスト、オンラインヘルプを、サーバー選択リストから、App右上のメニューリストに移動
  • ボリューム設定にミュートボタンの動作設定を追加し、ミュート機能をディマー設定に変更が可能(現在のボリュームに対して、指定した割合で減音が可能)
  • 再生中画面を開いているときのスリープの有効・無効の設定に対応
  • UI上のアイコン・フォントを約1.5倍表示にする設定に対応
  • iPad横向きの3ペイン表示において、曲のシーク操作を可能に変更
  • サーバー設定UIにおいて、本体設定ページ、ファイル操作、CDリッピングUI、アップデート操作へのリンクを追加
  • 本体のアップデートがある場合に、ステータスUIにて通知表示に対応
  • CDアイコンからのロングタップ・メニューにて、CDリッピングUIへの遷移に対応

ネットワークオーディオサーバーのアップデート

「fidata Music App」のフル機能をご利用の際には、ネットワークオーディオサーバー側のアップデートも必要です。サポートライブラリより、アップデートファイルをダウンロードいただき、USBメモリーを経由してアップデート適用が可能です。
8月20日(月)より「HFAS1/HFAS1-X」シリーズ、「Soundgenic」でのインターネット経由でのアップデートがご利用いただけます。
※詳しくは、各商品のマニュアルを参照してください

fidata HFAS1シリーズ(ファームウェア Ver.1.60)および Soundgenic(ファームウェア Ver.1.10)
アップデート内容

  • DirectDSDに対応
    • ⇒ 動作は接続検証されたものが動作保証機器となります
  • DirectDSDモードにおいて最大DSD22.5MHzでの再生に対応
    • ⇒ これまで利用できなかったDSD11.2MHzでの再生も可能になるUSB-DACが対応機器に追加
  • exFATフォーマットに対応
    • ⇒ exFATでフォーマットされた16TBまでのストレージに対応
  • SDXCカードなどのストレージにも対応
  • USBストレージ接続において最大3つのストレージ同時認識に対応
    • ⇒ SONY WalkmanやONKYO rubatoなどのマルチストレージDAPなどに対応
  • 4GBを超えるwavファイル(RF64)において、楽曲の認識・fidata Music Appからのタグ情報の編集・配信・USB-DACでの再生に対応
  • fidata Music App Ver.1.1.0の新機能に対応
    • ⇒ CDリッピングUI
      ⇒ 1曲リピートモードの追加
      ⇒ USB機器へのファイル転送
      ⇒ e-onkyo music/mora試聴機能
      ⇒ m3uファイル保存機能

このページの情報は発表時点の内容です。

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