(写真)4K対応49型液晶ディスプレイ(LCD-M4K491XDB)+ REC-ON(HVTR-BCTX3)でテレビを楽しむ
先のプレス向け新商品発表会でも注目が集まった4K対応大型49型ワイド液晶ディスプレイ(LCD-M4K491XDB)が発売されました。
本商品は
・4K UHD(※)(3840×2160ピクセル)解像度に対応し、従来のフルHD解像度に比べ4倍の表示エリアで高詳細な表示が可能。
(※)UHD・・・Ultra High Definition・・・超高精細の略
・表示色数は約10億7,374万色。(DisplayPort、HDMI)※10bit入力時
・液晶は半光沢のADS(※)パネルを採用し、視野角は上下左右178度。
(※)ADS・・・Advanced super Dimension Switch
・HDMI端子は3つ、そのうち1つのHDMI端子は2.0、HDCP2.2対応で、4K/60Hz表示が可能。他にもDisplayPort、ミニD-Sub15ピン対応と映像入力端子が豊富。4K対応ビデオカメラで撮影した動画も簡単接続、大画面で高解像度の動画視聴が楽しめる。
・画面のチラツキを抑えるフリッカーレス設計と、ブルーライト軽減のブルーリダクション機能。
・オーバードライブONで応答速度4msを実現。動きの激しい映像やゲームもくっきりとした映像を楽しめる。
・6W+6Wのスピーカー搭載。
・付属のリモコンで音量や入力端子切り替えなど操作ができる。
などの特長があります。(参照:商品ページ)
パソコンのモニターとして、ゲーム機とつないで楽しむなど様々な用途に応じて利用することができますが、折角の4K対応49型の大画面。ちょっと違う楽しみ方を試してみたいと思います。
「4K対応のテレビに買い替えたい」と思っている皆様にアイ・オー・データからのご提案です。それは本商品を4K対応テレビとして利用することです。もちろんディスプレイ単独ではテレビにはなりませんが、テレビチューナーとの組み合わせで、テレビとして楽しむことができます。
(写真)LCD-M4K491XDB+テレビチューナー
現行の4Kテレビで視聴できるのは、主にスカパー4KなどのCS放送や、その他YouTube、Amazon、Netflixなどインターネットによる4K配信サービスですが、2018年に始まる4K・8K実用放送は、現行の4Kテレビ・4K対応テレビでは視聴できず、実用放送に合わせて発売が見込まれるチューナーを別途購入、接続する必要があります。
(ご参照)総務省レポート
そうであるならば、4Kテレビよりも安価なテレビチューナー非搭載の4K対応ディスプレイを購入し、必要に応じてチューナーを加えて、テレビを楽しむことは賢い選択肢の1つだと思うのです。早速、商品を取り寄せ、4Kチューナーの発売を期待しつつ、ますはテレビ化にチャレンジすることにしました。
自宅に商品が届いたので、敷布を用意し商品と同梱物を並べてみました。本体、スタンド、HDMIケーブル(1.5m)、DisplayPortケーブル(1.8m)、電源(1.8m)、リモコン、単4形電池×2(動作確認用)、ネジ、その他に取扱説明書があります。
(写真)主な同梱物
(写真)スタンド
(写真)付属のネジで本体とスタンドを取り付ける
組み立て完了後、リビングに本商品を置いてみました。流石の49型。大画面としての存在感もあります。また、重量が12.2kgで、とても軽く扱いやすいです。背面もスマート(81.5mm)です。
(写真)設置前
(写真)設置後
(写真)背面
次に、テレビチューナーを設置します。今回は地デジ、BS、CSの3波トリプルチューナー搭載のREC-ON(HVTR-BCTX3)を接続(※)しました。アンテナ(別売)をREC-ONにつなぎ、miniB-CASカードを差し込み、REC-ONとLCD-M4K491XDBをHDMIケーブルでつないでください。
※REC-ONとの接続はセットアップガイド(PDF)をご参照ください。
(写真)REC-ON(HVTR-BCTX3)
(写真)REC-ON(HVTR-BCTX3)の背面
(写真)REC-ON(HVTR-BCTX3)に付属しているminiB-CASカード
(写真)REC-ON(HVTR-BCTX3)側のTV用HDMI端子
(写真)本商品(LCD-M4K491XDB)のHDMI端子
各種設定後、LCD-M4K491XDB のスイッチを入れるとテレビ番組が映し出されました。
(写真)本商品(LCD-M4K491XDB)に映し出されたテレビ番組 (左)REC-ON(HVTR-BCTX3)
映像はキレイですし、動きもスムーズ。映像の残存も気になりません。画面への映り込みも少なく、まさにこれはテレビです。一緒に観ていた家族も「いつも観ているテレビより色合いも自然で、目も疲れない。こっち(本商品)の方がいいかもね」と言っていたくらいです。
音量はリモコンで調整できます。テレビではリモコンが付属しているのが当たり前ですが、液晶ディスプレイの場合、リモコンが付属していないことも多く、音量や画面の設定など、全てディスプレイ側で設定しなくてはならない場合もあります。
本商品はリモコンが標準搭載されていて、音量だけでなく、明るさの設定、入力切替などもリモコンで設定することができ、とても便利です。
(写真)本商品のリモコン
(写真)音量調整もリモコンで操作可能
(写真)入力切替もリモコンで操作可能
なお、REC-ONはテレビチューナー&録画チューナーです。USB接続のHDDを繋げば、録画することも可能です。もちろん録画したテレビ番組は、本商品で再生することができます。(ご参照:動作確認済み録画用ハードディスク一覧)
(写真)REC-ONにUSB接続のHDDを接続し録画。本商品で再生できる
4K動画も観てみました。言葉で「フルHD解像度の4倍」と言われてもわかりにくいですが、実際、目にすると明らかにその差がわかります。4K(3840×2160ピクセル)の世界は美しく、素晴らしいですね。その素晴らしさを本商品はしっかり表現してくれています。
また、動画視聴だけでなく、4K対応のビデオカメラの再生、最近ではUltra HD Blue-rayプレイヤーなど、4Kを再生する機器が増えてきています。本商品は、その実力をいかんなく発揮してくれるはずです。
(写真)4K動画を本商品で再生。非常に美しく高詳細
その他にも一眼レフで撮影した写真も高詳細で迫力が違います。今までも大画面テレビで観ていましたが、フルHDの場合、207万画素程度です。4Kは825万画素程度と4倍ですから、その差は歴然です。私も自分で撮影した写真を改めて観てみましたが、今まで気がつかなかった花に近づいている小さな虫や、蜘蛛の巣まではっきりと見てとれました。LCD-M4K491XDBは、写真好きな方にもオススメできる商品です。
(写真)一眼レフで撮影した写真
私はMacBookユーザーですが、MacBookのRetina(2304×1440)の外付けディスプレイとしても本商品はオススメできます。実際、試してみましたが、Retinaの美しさを損ねることなく、49型の大画面で再現できていました。
(写真)MacBookの外付けディスプレイとしても美しい
今回のI-O DATA MAGAZINEは、いかがでしたか。テレビチューナーと組み合わせて4K対応テレビとして楽しむ。その他にも4K動画の再生、一眼レフカメラで撮影した写真のモニターとして、MacBookなどの外付けディスプレイとして、様々な利用用途が考えられます。ぜひ、みなさんも4K対応49型大画面ディスプレイの実力を確かめてみてください。
◎関連リンク
4K対応49型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K491XDB」(商品ページ)
4K対応49型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K491XDB」(購入ページ)
参考
地上・BS・110度CSデジタル放送対応録画テレビチューナーREC-ON「HVTR-BCTX3」
その他のチューナー
本記事の内容については、サポートのお問い合わせ対象外となります。予めご了承ください。