Q&A

【LAN DISK】UPSの選定に必要な消費電力の算出方法

  1. UPSに接続する機器の合計の消費電力を確認する
    NASの消費電力は、各NASの製品ページから確認することができます。(下記はHDL6-HAシリーズの例です。)
    https://www.iodata.jp/product/nas/general/hdl6-ha/spec.htm

    ※Typとは、装置の平均的な消費電力を指します。

    UPSには、NASだけではなく、経路上のネットワーク機器(ルーターやハブなど)やパソコン(バッテリーがないデスクトップPCなど)も接続しておく必要があります。
    NASのみUPSに接続していた場合、NASの電源が入ったままなのにルーターやハブの電源が切れることによってNASへネットワーク接続ができなくなり、編集中の作業が失われる可能性があります。そうならないためにも、通信経路上の機器もUPSに接続しておく必要があります。

  2. 下記の表からUPSの稼働時間とUPSのワット数を確認する
    ▼接続機器とUPSのワット数による持続時間の目安

    ※稼働時間はあくまで目安です。UPSのバッテリーは劣化するため、次第に稼働時間は短くなります。

  3. 算出例
    例として、下記の機器をUPSに接続するとします。
    ・LAN DISK「HDL6-HA6」・・・93W(Typ)
    ・Wi-Fiルーター「WN-DAX3600XR」・・・27W
    ・スイッチングハブ「BSH-10G08」・・・51W
    上記機器の「UPS接続機器の合計ワット数」は、171Wになります。

    「UPS接続機器の合計ワット数」に171Wがないため、最も近い200Wを見てみます。
    UPSのワット数が200Wだと約6分、これだと作業を終了してNASをシャットダウンするには少し短いかもしれません。
    500Wだと約15分。これだけあれば多少余裕を持って作業ができそうです。


【参考リンク】:ランディスク対応UPS一覧

Q&A番号 31614
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