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【LAN DISK】設定画面上は正常と認識されているHDDの交換方法（NarSuS故障予兆通知）

ご注意

本方法は、以下状況における交換方法となります。
通常は故障判定が出た場合に交換してください。

• NarSuS故障予兆通知より通知されたディスクの交換
• NarSuS上のSMART状態が×のディスクの交換

※拡張ボリュームにおいて、内蔵ディスクを増量したい場合はマニュアルの手順をご確認ください

シリーズによって手順が異なります。

• LE(N)／AAX(W)／AA(W)シリーズ
• LV／XA(B)／Xシリーズ
• HB／HA(B)／Hシリーズ
• Windows OSモデル

LE(N)／AAX(W)／AA(W)シリーズ

故障時と同様の方法で交換できます。各マニュアルに沿って交換してください。

HDL2-LEシリーズ HDL2-LENシリーズ	交換方法
HDL2-AAXシリーズ HDL2-AAXWシリーズ	交換方法
HDL2-AAシリーズ HDL2-AAWシリーズ	交換方法

交換前に、必ずご利用のデータについて、最新のバックアップが取られていることを確認してください。

もし、バックアップ失敗や、バックアップを行っていない場合は、交換作業は絶対に行わず、すぐにバックアップを実施し、必要なデータがバックアップされていることを確認してから実施してください。
バックアップされているか確認する方法

LV／XA(B)／Xシリーズ

ホットスワップ（起動したまま）での交換はできません。
次の手順で、LAN DISKの電源を落としての交換方法をご実施ください。

交換前に、必ずご利用のデータについて、最新のバックアップが取られていることを確認してください。

もし、バックアップ失敗や、バックアップを行っていない場合は、交換作業は絶対に行わず、すぐにバックアップを実施し、必要なデータがバックアップされていることを確認してから実施してください。
バックアップされているか確認する方法

1. 本製品の電源を落とす
   LAN DISKの電源の入れ方／シャットダウン手順
2. カートリッジを取り外す
   ① 取り外すカートリッジの着脱レバーを上げる
   ② カートリッジを手前に引いて取り出す
   
3. 本製品の電源を入れ、起動したことを確認する（POWER ランプが緑点灯）
   LAN DISKの電源の入れ方／シャットダウン手順
   

   ※HDD1本抜けた状態での起動となるため構成異常（［STATUS］ランプが赤点滅）で起動します。
   ※ブザー音が鳴るため、本製品前面の［Func］ボタンを押してブザーを止めてください。

4. 取り付けるカートリッジ（交換用HDD）の着脱レバーを固定されるまで上げる
   
5. ① カートリッジをスロットの奥まで挿入する
   ※ 必要以上の力を加えないでください。故障の原因となります。
   ② 着脱レバーが「カチッ」と鳴るまで下ろす
   
6. 設定画面へログインする
   設定画面の開き方
7. ［情報・ログ表示］→［ボリューム情報］をクリックし、内蔵ディスク項目のステータスが「再構築中」となっていることを確認する

再構築の開始確認方法

1. ［情報・ログ表示］→［ボリューム情報］をクリックする
   
2. ステータスが再構築中であることを確認する
   

再構築中でもLAN DISKは通常通りご利用いただいて問題ございませんが、 通常より動作が遅くなる場合がございます。
また構築が完了するまでの間、LAN DISKの電源は入れたままでお待ちください。

再構築完了までの所要時間

次の時間は、6TBモデルでNASに保存しているデータがない場合の所要時間です。
ご利用のデータ容量によっては下記以上の時間がかかる場合がございますが お使いのモデルにあわせ目安としてください。

RAIDモード	再構築完了までの時間
拡張ボリューム	約2分
RAID6（4ドライブモデル）	約4時間半～約7時間半
RAID 5（4 ドライブモデル）	約4時間半～約7時間半
RAID 1（2 ドライブモデル）	約7時間半～約9時間

RAIDモードの確認方法

［情報・ログ表示］ → ［ボリューム情報］のモードを確認してください。

再構築の完了確認方法

1. パソコンで設定画面にログインします。
2. ［情報・ログ表示］ → ［システムログ］をクリックします。
   
3. 「再構築完了」のログが記録されていることを確認します。
   

HB／HA(B)／Hシリーズ

ホットスワップ（起動したまま）での交換はできません。
次の手順で、LAN DISKの電源を落としての交換方法をご実施ください。

1. 本製品の電源を落とす
   LAN DISKの電源の入れ方／シャットダウン手順
2. （ラックマウントタイプは本手順は不要です。手順３へお進みください）
   ① 添付のロックキーを使って、アンロックする
   ② フロントパネルを上にスライドして外す
   
3. カートリッジを取り外す
   ① 取り外すカートリッジの着脱レバーを上げる
   ② カートリッジを手前に引いて取り出す
   ※ HDL2-HAではHDD3（右側）は使いません。カートリッジを挿入しないでください。
   
4. 本製品の電源を入れ、起動したことを確認する（POWER ランプが緑点灯）
   LAN DISKの電源の入れ方／シャットダウン手順

   ※HDD1本抜けた状態での起動となるため構成異常（［STATUS］ランプが赤点滅）で起動します。
   ※ブザー音が鳴るため、本製品前面の［Func］ボタンを押してブザーを止めてください。

5. 取り付けるカートリッジの着脱レバーを固定されるまで上げる
   
6. ① カートリッジをスロットの奥まで挿入する
   ※ 必要以上の力を加えないでください。故障の原因となります。
   ② 着脱レバーが「カチッ」と鳴るまで下ろす
   
7. 設定画面へログインする
   設定画面の開き方
8. ［情報・ログ表示］ → ［ボリューム情報］をクリックし、内蔵ディスク項目のステータスが「再構築中」となっていることを確認する

【HDL6-HA（HDL4-HAEX）／HDL2-HAのみ】外したフロントパネルを取り付けてください。

●取付方法

① フロントパネルを下にスライドして取り付ける
② 添付のロックキーを使って、ロックする

再構築の開始確認方法

1. ［情報・ログ表示］→［ボリューム情報］をクリックする
   
2. ステータスが再構築中であることを確認する
   

再構築中でもLAN DISKは通常通りご利用いただいて問題ございませんが、 通常より動作が遅くなる場合がございます。
また構築が完了するまでの間、LAN DISKの電源は入れたままでお待ちください。

再構築完了までの所要時間

次の時間は、6TBモデルでNASに保存しているデータがない場合の所要時間です。
ご利用のデータ容量によっては下記以上の時間がかかる場合がございますが お使いのモデルにあわせ目安としてください。

RAIDモード	再構築完了までの時間
拡張ボリューム	約2分
RAID6（4ドライブモデル）	約4時間半～約7時間半
RAID 5（4 ドライブモデル）	約4時間半～約7時間半
RAID 1（2 ドライブモデル）	約7時間半～約9時間

RAIDモードの確認方法

［情報・ログ表示］ → ［ボリューム情報］のモードを確認してください。

再構築の完了確認方法

1. パソコンで設定画面にログインします。
2. ［情報・ログ表示］ → ［システムログ］をクリックします。
   
3. 「再構築完了」のログが記録されていることを確認します。
   

Windows OSモデル

1. 万が一に備え、データバックアップを実施ください。
2. 本製品の電源を落とし（シャットダウン）します。
3. 故障したHDDを抜き出します。
4. 抜き出したHDD以外のHDDが挿入された状態で、本製品にモニタ、マウス、キーボードを接続して起動します。
   ※HDD1を交換する場合に「Windows Boot Manager」でセカンダリプレックスを選択してください。
5. 起動完了後にデータへのアクセスが可能かどうか確認します。
   ※デグレイド状態となりますが、データへのアクセス、編集は可能です。
   ただし、データの冗長性はないため、こまめにバックアップをお取りください。
6. 交換用HDDを、「起動状態」の本製品に挿入し再構築が開始するか確認します。
7. 再構築が開始後もデータへのアクセスが可能かどうか確認します。
   ※再構築が自動的に開始します。再構築開始・完了についてはZWS Managerをご確認ください。
   ※HDD1を交換してセカンダリプレックスで起動した場合は次回以降の起動時に自動的にセカンダリプレックスに選択されるように設定を行ってください。

   ①[コントロールパネル]-[システム]-[システムの詳細設定]をクリックします。

   ②[詳細設定]のタブより「起動と回復」の[設定]をクリックします。

   ③「既定のオペレーティングシステム」で、セカンダリプレックスを選択し[OK]をクリックします。

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