フリースタイルスタンド&USB Type-C搭載
23.8型液晶ディスプレイ「LCD-CF241EDW-Fシリーズ」導入事例
【株式会社TKC】

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広視野角ADSパネル採用 フリースタイルスタンド&USB Type-C搭載23.8型液晶ディスプレイ「LCD-CF241EDW-Fシリーズ」導入事例【株式会社TKC】

取材日:2023年5月24日

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安心の抗菌モデル約200台を一括導入
これからのオフィスに必要なのは「抗菌、USB Type-C、フリースタイル」

LCD-CF241EDW-F
LCD-CF241EDW-F

全国の会計事務所と中小企業、また地方公共団体から大企業まで、最新のICTやコンサルティングで支える株式会社TKC。同社では、本社で利用しているディスプレイ約200台のリプレイスを行うにあたり、LCD-CF241EDW-Fの抗菌モデル(オプション)を選択しました。ウイズコロナの働き方を見据えた今回の大規模リプレイスについて、システムエンジニアリングセンターIT投資企画部 IT投資企画部長の金森直樹様、IT投資企画課長の市川裕洋様に詳しくお話を伺いました。

社員に「守られている」という安心感を。ウイズコロナのオフィスに必要なもの

株式会社TKC 金森直樹様
株式会社TKC 金森直樹様

今回、オフィスや研修センターに約200台のLCD-CF241EDW-Fを導入されました。TKC様では現在、どのような環境でこれらのディスプレイを活用されているのでしょうか。

金森様コロナ禍におけるテレワーク推進、働き方の多様化といった背景がある中で、社員用PCはデスクトップからノートへと置き換えが進んでいます。とはいえ、オフィスでの作業効率を上げるためにはワイドディスプレイももちろん必要です。LCD-CF241EDW-Fは、オフィスで利用するために約100台、また開発部門の新入社員のための研修センターに約100台を導入しました。

今回導入されたLCD-CF241EDW-Fは、「光触媒コーティング」をオプションで施した抗菌・抗ウイルスモデルです。このような抗菌仕様のオプションを選択された理由をお教えください。

金森様これからの働き方を考えるにあたって、ウイズコロナという観点は外せません。コロナ禍以降、オフィスのデスクは高さのあるアクリル板でしっかりと仕切って、消毒なども行いつつ感染対策に努めてきました。しかし今後は社会の情勢に合わせて徐々に緩和するなど、方針を変えていく必要があります。アクリル板を撤去することになった場合には、安心の一要素として「抗菌」はよい切り口だと思ったのです。

※抗菌とは、「菌を長時間増やさない様にすること」を言います。菌を一時的に死滅・除去する殺菌・除菌とは区別されます。抗菌商品は、細菌の増殖を抑えることができるので、商品表面を衛生的に保つことができます。

研修センターはどのような状況でしょうか。

金森様広々とした空間に間隔を保ちながら座席をとっていますので、仕切りなどは現在設置していません。それでも抗菌モデルで揃えたのは安心感があるからです。また、例えば東京本社の一部ではこれから試験的にフリーアドレス化を行う予定ですが、ディスプレイをはじめ共有となる周辺機器はやはり抗菌モデルがいいでしょうね。社内の共有物については、感染対策を意識した製品が「当たり前」になっていくのではと考えています。

社員の皆さんからの反応はいかがですか。

金森様もちろん、嫌だという人はいません。「どの部分が抗菌仕様なんですか」などと質問されることもありますが、「(パネルも含めて)全部ですよ」と答えると感心されますね。守られていることが実感できるようです。安心感を得ることで、コロナ禍で委縮していたコミュニケーションが再び促進されれば、様々なよい結果につながると期待しています。

※アイ・オー・データの抗菌コーティングは、従来、アルコールで除菌することのできなかったパネル面までカバーしているのが特長です。

研修センター1
集合レイアウトの研修センターで、新入社員の皆さんは
約半年の研修期間を過ごします。
研修センター2
研修センター3

研修センターで抗菌コーティングの効果を測定

実際に新入社員の皆さんが利用しているLCD-CF241EDW-Fの衛生状態について、測定器「ルミテスター」によるATPふき取り検査(A3法)を行ってみました。従来型のディスプレイと比較して、抗菌モデルの汚れは約18分の1。優れた測定値を表示しています。

ATPとは生物や菌がもつ有機物に共通する物質で、この数値が高いほど汚れている状態です。「ルミテスター」は、HACCP対策をはじめ、医療現場などでも採用されている信頼性の高い検査ツールです。
※抗菌モデルは適切に清掃することで、清潔な状態を維持できます。
※本調査結果は参考情報であり、すべての抗菌モデルにおける数値を保証するものではありません。

抗菌コーティングされていない従来のディスプレイ。測定値:9200
抗菌コーティングされていない従来のディスプレイ。測定値:9200
抗菌コーティングされたLCD-CF241EDW-F。測定値:499
抗菌コーティングされたLCD-CF241EDW-F。測定値:499

USB Type-C搭載モデルだから配線もすっきり、作業効率は各段にアップ

LCD-CF241EDW-FはUSB Type-C搭載モデルです。映像・音声・ノートPCへの給電および充電をケーブル1本で行うことができますが、この点はディスプレイの選定ポイントになりましたか。

LCD-CF241EDW-F

市川様 もちろんです。当社で採用しているノートPCはUSB Type-C搭載です。ノートPCを自席で使う際のデメリットに配線が乱雑になることがありますが、すっきりまとめられることは有難いですね。

金森様LCD-CF241EDW-FにはUSB Type-Cのほか、USBポートが2つ、ほかにHDMI端子など複数のポートが用意されていて、特にUSBポートは、マウスやキーボードなど、様々な周辺機器を接続できます。仕事柄、数字を扱うので、キーボードをディスプレイのUSBポートに接続しておけば、会議で離席するときなどは、Type-Cのケーブル1本を抜き差しするだけなので、便利ですね。さらに13.3型のモバイルディスプレイをサブモニターで使っているなど、活用方法は社員それぞれです。

株式会社TKC 市川裕洋様
株式会社TKC 市川裕洋様

市川様 例えばノートPCは電源を入れたまま閉じておき、LCD-CF241EDW-Fをディスプレイに、さらに外付けキーボードやマウスを接続して、あたかもデスクトップPCのように作業する社員もいます。この使い方だとモバイルの機動力、デスクトップの使い心地と、必要に応じてどちらも享受できる上、管理する端末がノートPC1台で済むのがポイントですね。USB Type-Cで給電までまかなえるのは非常に便利ですし、多様な使い方の選択肢を広げてくれます。

LCD-CF241EDW-Fは高さや角度などを自由に変えられるフリースタイルスタンドですが、これらの機能は十分に活用されていますか。

市川様事務系の部署では、縦型にして利用している人も目につきます。A4縦サイズの文書が多いので、ディスプレイも縦位置にすれば出力状態がそのまま確認できて便利です。また、長文を書いたり、開発でコードを書く場合にも縦位置は重宝しますね。

「あったらいいな」がいつもある。全社のディスプレイをアイ・オーにする理由

金森様

以前からアイ・オー・データ製品を積極的に導入されていますが、アイ・オーを選ばれる理由はどこにありますか。

金森様当部署では、全社のIT設備投資計画を立案し実行しています。ディスプレイのような製品は、定期的にリプレイスしていく必要があり、選定時にはその時々の社員のニーズを汲み取ることを重視しています。アイ・オー・データのディスプレイには、いつも欲しい機能がいち早く搭載されているんですよね。例えば前回のリプレイス時にはUSB Type-Cがそれでしたし、今回は抗菌コーティングだったということです。

「あったらいいな」がご提供できているわけですね。

金森様開発の方が市場のニーズをしっかり見ているんでしょう。細かなところまで行き届いていますね。我々顧客と開発・生産との距離が近いと感じます。要望を伝えればできるかぎり反映させてくれますし、そこから生まれる信頼感が違います。利用中の製品が生産終了する時にも、どのような製品に乗り換えるべきかをしっかり提案してくれるので助かっています。

市川様

導入後の管理についてはいかがでしょうか。

市川様最近はパソコンやディスプレイを導入する際、マニュアル動画を作成しています。説明書などの文章だと伝わりにくいものも、動画なら一目瞭然ですよね。ディスプレイの接続はそう難しいものではありませんが、それでも問い合わせは一定量発生します。動画を作るようになってからは、これらも激減していますね。ディスプレイに限った話ではありませんが、IT製品をスムーズに導入するためのコツといえます。

最後に、今回の導入について感想をお願いいたします。

金森様アイ・オー・データがしっかりと支援してくれるので、導入時の不安はほぼありません。もちろんコストと品質のバランスには満足していますし、大量購入の際に台数をしっかり確保してくれる点も評価しています。5年保証も心強いですね。すでにアイ・オー・データとタッグを組んでの導入スキームが確立していますので、将来もこのまま続けていきたいと考えています。

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導入企業概要

株式会社TKC
会計事務所や地方公共団体向けに、自社のデータセンターを通じて幅広くシステム/サービスを提供しています。
全国の11400名超の税理士・公認会計士と60万社を超える中小企業、また近年では大企業や法科大学院などを顧客として、様々な分野で躍進を続けています。
企業名
株式会社TKC
https://www.tkc.jp/
所在地
栃木県宇都宮市鶴田町1758番地
設立
昭和41年10月22日
ご担当者名
株式会社TKC システムエンジニアリングセンター IT投資企画部長 金森 直樹 様
株式会社TKC システムエンジニアリングセンター IT投資企画部 IT投資企画課長 市川 裕洋 様
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