環境保全活動への取り組み

当社は、環境方針にも定めている通り、事業活動や商品の様々なライフサイクルを通して環境負荷低減に取り組み、持続可能な社会に貢献することを目指しています。
環境マネジメントシステムのISO14001認証を取得し、環境負荷低減を目指す取り組みの一環として、温室効果ガス排出量の削減に努め、環境に配慮した商品作りを通じて、より良い未来の実現に向けた努力を続けています。

環境マネジメントシステム

ISO14001に準拠した環境マネジメントシステムを構築し、お客様の環境ニーズを的確に把握し、より環境に配慮した商品やサービスの開発に積極的に取り組んでいきます。

ISO14001認証取得状況

登録日 2002年1月15日
登録事業所 株式会社アイ・オー・データ機器 本社
第2ビル
能美物流センター
認証範囲 PC、家電、スマートデバイスの周辺機器の設計・開発、製造、販売並びに、それらに付帯するサポートサービス
登録証
ISO14001とは
「ISO14001」は、企業などが自主的に環境マネジメントシステムを構築し、地球環境保全に対する継続的改善活動を推進するための規格として、世界中で採用されています。

主要な環境パフォーマンス指標の推移

資源消費

当社はファブレスメーカーの為、電力及び灯油、水の使用は事業所及び物流センターのみとなります。
49期(2023年7月~2024年6月)のエネルギー投入量は48期(2022年7月~2023年6月)に比べて約2%増加しました。平年より夏季の気温が高く、冬季の気温が低かった為、灯油の使用が10%増加したことが要因です。
水資源の投入量は、前年度比で0.11%減少の7,772m³となりました。

【エネルギー投入量】

エネルギー投入量 単位 45期 46期 47期 48期 49期
2019/7-2020/6 2020/7-2021/6 2021/7-2022/6 2022/7-2023/6 2023/7-2024/6
電力使用量 GJ 15,474 16,310 17,169 17,264 17,201 0%
Mwh 1,552 1,636 1,722 1,732 1,725 0%
灯油使用量 GJ 5,058 4,780 5,977 5,083 5,611  10%
kl 138 130 163 139 153 10%
ガソリン使用量 GJ 259 285 235 212 171 -19%
kl 7 8 7 6 5 -19%
Total 熱量 GJ 20,792 21,375 23,380 22,559 22,983   2%
    原油換算 kl 536 551 603 582 593  2%
エネルギー原単位
(売上高当たり)
GJ/億円 40 41 46 48 54 13%

※ 集計範囲は、本社(第1ビル、第2ビル、ラボ)、能美物流センター、各営業拠点を対象としています。

【水資源使用量】

水資源 単位 45期 46期 47期 48期 49期
2019/7-2020/6 2020/7-2021/6 2021/7-2022/6 2022/7-2023/6 2023/7-2024/6
取水量  水道 4,939 4,768 5,476 5,586 5,449 -2%
     地下水 2,923 2,995 4,001 3,123 2,323 -26%
     合計 7,862 7,763 9,477 8,709 7,772 -11%
排水量 5,381 4,768 5,476 5,100 5,449   7%

※ 集計範囲は、本社(第1ビル、第2ビル、ラボ)、能美物流センターを対象としています。

排出物

排出物の発生量は48期(2022年7月~2023年6月)に比較して約23%減少し、107トンでした。
49期(2023年7月~2024年6月)はペーパレス化の取組みが浸透し一般廃棄物の排出量が前期比で30%減少しました。
当社の取組みとして、海外から輸送される際の木パレットで、再利用可能なものは廃棄せず、そのまま国内の取引先への配送に再利用し、環境負荷低減とコストの削減の両立を目指しています。

【廃棄物】

単位 45期 46期 47期 48期 49期
2019/7-2020/6 2020/7-2021/6 2021/7-2022/6 2022/7-2023/6 2023/7-2024/6
産業廃棄物 t 39.5 145.7 115.8 123.3 96.2 -22%
一般廃棄物 20.6 17.9 15.3 16.2 11.3 -30%
産業廃棄物リサイクル率 % 77% 85% 91% 92% 87% -23%

※ 集計範囲は、本社(第1ビル、第2ビル、ラボ)、能美物流センターを対象としています。

温室効果ガス排出量

49期(2023年7月~2024年6月)はScope1、2にあわせて、サプライチェーン排出量(Scope3)についても算出した結果を開示しています。
全体の温室効果ガス排出量は、前期比12%減少の 406,463 トンとなりました。売上高当たりの排出量は前期比で2%減少しています。
当社の温室効果ガス排出量の約7割がカテゴリ11(販売した製品の使用)による排出です。そのため、環境に配慮した商品の開発に注力しています。

【温室効果ガス排出量(Scope1、Scope2)】

【温室効果ガス排出量(Scope3)】

単位 45期 46期 47期 48期 49期
2019/7-2020/6 2020/7-2021/6 2021/7-2022/6 2022/7-2023/6 2023/7-2024/6
Scope1 t-CO2 361 343 421 359 392
Scope2 t-CO2 717 728 746 752 747
Scope3 t-CO2 619,388 615,048 555,445 461,801 405,279
1.購入した製品・サービス t-CO2 154,965 177,250 167,264 140,122 131,018
2.資本財 3,289 652 455 813 1,141
4.輸送、配送(上流) 3,220 2,929 2,135 1,890 2,075
5.事業から出る廃棄物 32 62 34 38 41
6.出張 312 56 100 199 311
7.雇用者の通勤 205 206 209 196 187
11.販売した製品の使用 456,563 433,079 384,550 317,943 269,984
12.販売した製品の廃棄 803 816 697 608 567
Total(Scope1+Scope2) t-CO2 1,078 1,071 1,167 1,111 1,139
Total(Scope1+Scope2+Scope3) t-CO2 620,465 616,120 556,611 462,912 406,463
売上高当たり(Scope1+2+3) t-CO2/億円 1,198 1,187 1,089 979 956

※Scope1,2排出量の集計範囲は、本社(第1ビル、第2ビル)、能美物流センター、各営業拠点を対象としています。
※Scope3排出量の集計範囲は、株式会社アイ・オー・データ機器を対象の範囲としております。
子会社等グループ会社は対象にしておりません。
※排出原単位は、「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver3.3)」を使用しています。

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