2020年8月26日 20-NR124
当社製の水位監視用電池式IoT通信システム(UD-NS2)がこの度、富山県砺波市のため池監視システムに採用されました。
商用電源の取れない遠隔地では、一般的に計測・監視機器の電源として太陽電池が用いられますが、太陽電池では積雪や曇天などによる日照条件の制約を受けてしまいます。今回導入された本通信システムでは天候の影響を受けることなく、災害時でも利用することが可能です。
また今回採用した通信方式ELTRES™(エルトレス)は、LPWA通信方式の中でも長距離安定通信・低消費電力に優れた規格であり、LTE方式に比べ運用コストを安く抑えることが可能となります。
砺波市のため池監視システムでは、当社製「UD-NS2」およびNECネッツエスアイ株式会社様のサービス基盤「Symphonict(シンフォニクト)プラットフォームサービス」を利用し、となみ衛星通信テレビ株式会社様がサービスを提供しています。
本システムは、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が開発した、LPWA(Low Power Wide Area)通信規格である ELTRES™認証を取得しています。
また、様々な機器のIoT化の需要にお応えできるよう、LPWA通信方式のZETA対応商品(UD-NZ2)もラインアップしております。
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