2021年5月12日 21-NR064
このたび当社は、法人向けNAS「ランディスク」を活用し、ネットワーク環境が異なる学校と自宅でもシステム全体を連携しながら安定した通信環境を実現するハイブリッド学習支援システムの開発に着手いたします。
※本システムを第12回教育ITソリューションEXPO(EDIX)東京2021に参考出展いたします。同時にモニター校も募集いたしますのでぜひ当社ブースへお立ち寄りください。
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GIGAスクール構想の実現に向け、2020年度末時点で9割以上の小中学校に1人1台端末が導入されました。今後はドリルや授業で扱う課題などの教材を各端末上で動作させる学習支援ソフトウェアの導入が進んでいくと想定されます。いっぽうでクラウド利用を前提とした環境においては、ネットワークトラフィックの急増による通信の遅延が大きな課題となっている学校もあります。
そこで当社では、今年中に株式会社メディアファイブの学習支援ソフト「ラーニングスケルトン AI」を搭載した「ラーニングスケルトンAI Box」をリリースし、文教市場に向け学習の現場に寄り添ったソリューションの提供を行って参ります。
「ラーニングスケルトンAI Box」は、クラウドの「ラーニングスケルトンAI」と連携・併用することで、学校と自宅におけるICT学習時のアクセス先を切り替え、安定した通信での学習環境を提供します。また、「ラーニングスケルトンAI Box」は学習履歴をクラウドと同期するため、先生方が自宅における児童・生徒の学習進捗状況を知る際の切り替えや面倒な操作は不要です。
本リリースに対して、株式会社メディアファイブ様よりエンドースメントをいただいております。
この度、当社は、株式会社アイ・オー・データ機器様と、ラーニングスケルトンAI Boxを長年共同開発の結果今年、発売する運びとなりました。学校現場では、長い間様々な問題点が未解決なまま、ここへきて、世の中がAI化に向けて急速に進み、コロナ対策への対応も含めて、先生方の負担は、益々増加傾向にあります。そこへ来て今、ギガスクール構想により児童生徒一人一台環境が整備されつつ中で、現場の問題を大きく解決すべく、ラーニングスケルトンAI Boxをご提案します。まず、クラウドでの一斉授業で、通信状態が、不安定だったり、タブレットやPCが固まったり、というご経験があると思います。そのような時に、学内サーバーとクラウドのハイブリッドシステムであるラーニングスケルトンAI Boxは、一斉授業でも、生徒一人一人のタブレットやPCの処理速度が非常に早く、安定したシステムです。さらにパッケージ化されているので、導入も簡単で、すぐに活用できます。システムの特徴としてはまずは、AIを活用した探求学習です。文科省が探求学習を標榜し、社会に通じる教育を学習指導要領に標榜しましたが、AIを活用することで、まさに社会につながる教育を実現します。さらに教科書対応の教材テンプレートがついてるので、すぐに教科書に対応した教材を授業や課題学習で利用することが可能です。また遅滞者対策はゲーム学習も取り込み、豊富な学習ツールを活用して遅滞者ゼロを目指します。AIがその生徒にあった難易度の問題を提供し、復習や何を学習すべきかも、しばらく学校に行かなくても提案してくれます。また、対戦ゲームモードは電子黒板をより広げた活用方法として利用できます。さらにクラスに1割は存在すると言われている潜在的発達障害の児童生徒対応パッケージもご用意しております。現場で長く勤務していた、発達障害専門のコンサルタントも配置しておりますので、お気軽にご相談ください。現場の先生が、すぐに、現在の様々な問題点を画期的に解決できる仕組みを、ハード面とソフト面の両面からより有効なシステムとして作り上げ、よりリーズナブルに提供できる商品となりました。是非一度お試しいただければ幸いです。
株式会社メディアファイブ
代表取締役
北畠 謙太郎
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