もう迷わない!つながる端子で決める。あなたにぴったりの液晶ディスプレイ
画面サイズ、パネル、端子、用途など…
液晶ディスプレイ導入するうえで様々な条件があります。
その中でも「端子」は、液晶ディスプレイとPCを接続するために必ず確かめたいポイントです。
接続するデバイスや用途によって最適なディスプレイを選びましょう。
端子とは?
液晶ディスプレイとPCやゲーム機など
他のデバイスを接続するためのインターフェイスです。
液晶ディスプレイの端子にはさまざまな種類があり、
アナログからデジタル、さらにはPCへの電源供給が同時に可能な端子などが登場し、日々進化し続けています。
主な端子の種類
各端子の説明はクリックしていただくと表示されます。
液晶ディスプレイの選び方
液晶ディスプレイを選ぶときは、接続するデバイスの端子や用途に応じて決めましょう。
最近では、HDMI、DisplayPort、USB Type-Cなどのデジタル端子が一般的です。
特にUSB Type-Cは、充電やデータ転送、映像出力などを一つのケーブルで行うことができるため、おすすめです。
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HDMI端子
PCに限らず、コンソールゲーム機やプロジェクターといったさまざまな機器に採用されているインターフェイスがHDMIです。台形のコネクターが特徴的で、映像と音声を1本のケーブルで伝送できます。
バージョンによって対応している解像度とリフレッシュレートが異なります。
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DisplayPort端子
ディスプレイポートは、映像や音声を伝送する目的で広く使用されるインターフェイスです。いくつかのバージョンがあり、伝送できる映像の解像度やリフレッシュレートが異なります。
2024年時点で最新のバージョンであるDisplayPort 2.1の最大解像度は、15,360×8,460で、最大リフレッシュレートは540Hzに対応しています。
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USB Type-C端子
USB Type-CのAlternate Modeに対応している機器であれば、1本のケーブルで音声や映像の信号をまとめて伝送できます。データ通信を行いながらも大電力を供給できるという魅力があります。より大きな電力を供給するためにはUSB Power Deliveryなどの高電力をサポートする規格が必要です。
USB Type-Cがすべてオルタネートモードに対応しているわけではないため、注意しましょう。
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Thunderbolt端子
USB Type-Cを採用した高速通信規格のひとつに、Thunderboltがあります。Thunderboltに対応したデバイスとケーブルを用意すれば、QFHD以上の解像度の映像も1本のケーブルで出力可能です。
ただし、すべてのUSB Type-CポートやケーブルがThunderboltに対応しているわけではありません。
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アナログRGB(VGA)端子
VGAはアナログ信号のみの伝送に対応したインターフェイスで、両端に固定用のネジを搭載したブルーのコネクターが特徴です。映像信号のみ伝送可能で、音声信号は伝送できません。
VGAの最大解像度は2,048×1,152で、WQHDやQFHDといった高解像度の映像には対応していない規格です。
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DVI端子
かつてさまざまな機器で採用されていたインターフェイスがDVIです。デジタル信号のみを伝送する24ピンのDVI-Dと、デジタル信号とアナログ信号の双方を伝送する29ピンのDVI-Iの2種類があります。
ディスプレイポートやHDMIと比較して大型のコネクターを搭載しており、機器に接続するときは両端のネジで固定します。DVIが対応している最大解像度はデュアルリンクでも2,560×1,600に限られ、QFHDには対応していません。また、音声の伝送にも非対応です。