「SDZ2133/STシリーズ」は簡易包装を採用した法人様専用モデルです。PC4-2133、DDR4-2133対応の260pin超高速メモリーモジュールです。
ノートPCやスリム型デスクトップパソコンにお使いいただけます。
※店頭での販売は行なっておりません。
※価格、納期等につきましては、お取引先の販売店へお問い合わせください。
※機種により、ご利用いただける容量・枚数が異なりますので、必ず対応商品検索エンジン「PIO」でご確認ください。
SDZ2133/STシリーズの対応機種は型番末尾に「/ST」が付かないSDZ2133シリーズと同じです。
型番 | JANコード | 仕様 | 価格 | 保守 | サポート/取説 | 備考 |
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SDZ2133-4G/ST | 4957180123318 | 4GB | オープン価格 | 2020/2/5生産終了 | ||
SDZ2133-8G/ST | 4957180123325 | 8GB | オープン価格 | 2020/6/10生産終了 後継品SDZ3200-C8G |
「SDZ2133/STシリーズ」は簡易包装を採用した法人様向け専用モデルです。簡易包装により環境にも配慮しています。
PC4-2133、DDR4-2133対応の260pin超高速メモリーモジュールです。DDR4-2133規格での安定した動作を実現します。
従来の一般的なDDR3-1600対応メモリーモジュールを、デュアル・チャネルで動作させた場合のデータ転送レートは約 25.4GB/秒※となります。
一方、DDR4-2133対応メモリーモジュールをクアッドチャネルで動作させた場合は約 68.2GB/秒※と、約 2.6倍の圧倒的な転送速度を実現します。
※メモリーの転送速度は理論値です。
クアッドチャネルとは、チップセット内部のメモリーコントローラーが同容量・同仕様であるメモリー4枚に同時アクセスすることで、データの転送速度を4倍にする技術です。
SDZ2133/STシリーズはシングルチャネルの場合、理論値で約17GB/秒となりますが、クアッドチャネルでは約68GB/秒のデータ転送レートを誇ります。
DDR4-2133は搭載されているDRAM 単体のスピードを表します。
メモリーモジュールのデータ転送速度が2133Mbpsのため、PC4-2133と表記します。
Double Data Rate 4 SDRAM
DDR規格以降のメモリーは、クロック信号(コンピューター各回路間の同期を取るための信号)の立ち上がり時・立ち下がり時の両方でデータの読み書きを実行できる、ダブルデータレート(DDR)モードで高速なデータ転送を実現しています。
DDR4 SDRAMは従来のDDR3 SDRAMと同じ8bitデータプリフェッチ(事前読出)となりますが、新たにバンクグループが導入され、異なるバンクグループに連続アクセスすることでデータ転送速度をDDR3の2倍に高めています。
さらに動作電圧もDDR3 SDRAMの1.5Vに対して1.2Vと低消費電力を実現し、パソコンのバッテリー稼働時間向上にも寄与します。
※ DDR4のバンクグループ
DDR3 SDRAMのメモリーセルアレイは8個のメモリーバンクに分割され、それぞれが一つの入出力バッファーに接続されていました。
これに対しDDR4 SDRAMでは2倍の16個のメモリーバンクに分割され、メモリーバンク4個ごとに一つの「バンクグループ」となっています。
入出力は各グループごとにローカルバッファーが用意されており、さらに一つのグローバルバッファーに接続されます。
異なるバンクグループに連続アクセスすることで、データ転送速度がDDR3の2倍に高まっています。
転送速度が高速化したことに伴い、DDR4にはノイズの影響から守るためのさまざまなエラー検出機能が搭載されています。
データ書き込み時にはデータ信号に加えCRC符号も合わせてDRAMに送り、DRAM内部で書き込みデータから生成したCRC符号と比較して、エラーを検出します。
また、コマンド信号とアドレス信号にはパリティを付加してエラー検出を行います。
エラーを見つけた場合にはメモリコントローラへ通知し、これによりデータを高速転送しても高い信頼性を実現しています。
※エラー訂正機能は搭載していません。
スマホでも対応メモリーを簡単検索
「RamPhantomEX LE」はメモリーの一部を利用して仮想ハードディスクドライブ(RAMディスク)を作成するソフトです。
RAMディスクは通常のハードディスクに比べデータ転送速度が圧倒的に高速!
例えばWebブラウザーのキャッシュや、ソフトウェアの一時ファイルの作成ドライブなどに割り当てることで、大容量のメモリーを活かし、快適にご利用いただけます。
WebブラウザーのキャッシュをハードディスクからRAMディスクに変更することで、一度見たページを再訪問した場合など、高速に処理することができます。
また、インターネット閲覧の際にハードディスクへアクセスしないので、カリカリというようなアクセス音も発生しません。
なお Internet Explorer、Firefox、Google Chromeの場合はチェックを入れるだけで、簡単に設定できます。
※Windows 10非対応
たとえばUSBメモリーなどのデータのコピー先に、RAMディスクを一時保存先として指定した場合、パソコンの電源を切ることでコピーしたファイルも自動的に消去されます。パソコンに残したくない重要なデータの保護に役立ちます。
ハードディスクにデータをコピーした場合は、ファイルを削除しても復元ソフトなどで復元できる可能性がありますが、DRAMは揮発性メモリーのため、その特性上電源を切ることでファイルが完全に消去され、セキュリティ対策として活躍します。
※設定の変更が必要になります。