CDレコWi-Fiを使いこなす

スマートフォン音楽生活を豊かにする試み
CDレコWi-Fi+無線LANルーターにNASをつなげてみよう!

前回は、CDレコWi-Fiと無線LANルーターのつなぎ方を書きました。スマートフォンでも高音質を楽しもう!→CDレコアプリであれば、ロスレス圧縮(ALAC/FLAC)が簡単にスマートフォンに取り込める→だけど(スマホの)容量がいっぱいになる→NASに保存するといいよ!という話でした。では、今回、NASにつないでみましょう。

(かんたん接続)ポケドラCloudやRockDisk for Audioにつないでみよう!

ここでおすすめしたいNASは「ポケドラCloud」や「RockDisk for Audio」です。その理由は、無線LANルーターと、とても簡単に接続できますし、「CDレコ」アプリにも対応していて、扱いかんたん!曲の出し入れが、超?スムーズだからです

その中でも私は音楽により適した「RockDisk for Audio」を購入したので、その接続方法と使い方を説明します。基本、接続の仕方、扱い方は「ポケドラCloud」も同様なので、参考になると思います。

(参照)RockDisk for Audio

RockDisk for Audio パッケージ
同梱物
iPhone 6との大きさ比較

(超~かんたん)無線LANルーターとRockDisk for Audioをつなぐ

無線LANルーターとRockDisk for Audioをつないでみましょう!超~かんたんすぎて、「本当につながったの???」と思うくらい簡単です。

1無線LANルーターにLANケーブルを接続します。

2無線LANルーターに接続したLANケーブルをRockDisk for Audioに接続します。

3電源をコンセントに差し込み、POWERボタンを入れます。

4RockDisk for Audioのフロント下部が緑点滅します。約1分後(目安)、その点滅が終わると設定完了です。

注意 無線LANルーターとRockDisk for Audioの接続がうまくいかなかった際は、赤点滅(写真 囲み部分)します。赤点滅した場合は、再度、パワーボタンを入れ直し、再設定してみてください。

※赤点滅する場合の一例:RockDisk for Audioの電源を先に入れてから、LANケーブルを無線LANルーターとつないでしまった場合、赤点滅します。必ず13のように、LANケーブルを差し込んでからRockDisk for Audioの電源を入れてください。

「CDレコ」アプリにRockDisk for Audioを設定しよう!

次は、「CDレコ」アプリの設定をします。アプリを立ち上げ「設定」画面を立ち上げると「NAS登録(設定されていません)」があります。NAS登録をタップすると「NASを探しています」という表示がでます。その後に、先程、接続したRock Disk for Audio(この画面ではHLS-xxxx)が出てくるのでそれをタップすると登録完了となります。設定画面に戻ると、先程登録したHLS-xxxxxがNAS登録されていることが確認できます。

  1. 設定画面を開き「NAS登録」をタップ。
  2. 「NASを探しています。」の表記
  3. 登録するNASの選択
  4. 登録完了。
  5. NAS登録にNAS名が表記されているか確認。

注意 NAS登録の際に、対象となるNAS(今回の場合、RockDisk for Audio HLS-xxxx)が出てこない場合、無線LANルーターとNASが接続されていない可能性があります。何度か繰り返しても出てこない場合、無線LANルーターとNASの再接続を試みてください。また、無線LANルーターとスマートフォンの接続が不安定な場合も、表示されないことがあります。こちらも再確認後に実施してください。

「CDレコ」アプリは神アプリ?
スマートフォン⇔RockDisk for Audio(NAS)を自由自在に行き来できる!

さあ、ここまで設定できたら、あとは簡単!まずは、スマートフォンにCDレコで取り込んだ曲をRockDisk for Audioへ移動させてみましょう。

アルバムまるごとNAS(RockDisk for Audio)へ転送してみよう!

  1. NAS(RockDisk for Audio)へ移動したいアルバムを選ぶ。
  2. 右へスライド。
  3. 「NASへ転送」のアイコンをタップ。
  4. NAS(RockDisk for Audio)へ移動したい楽曲を選ぶ。
    ※デフォルトでは全曲にチェックが入っています。全曲の場合、そのまま「NASへ転送開始」を選択。
    ※もちろん全曲ではなく、曲を選択して転送することもできます。
  5. 「NASへ転送中」→「NASへ転送完了」で終了。
  6. 最初の画面に戻ると「NAS」のマークが表示。
    ※この時点では、スマートフォン(「CDレコ」アプリ内)とNASの両方に音楽データがある状況です。

アルバムまるごと「CDレコ」アプリ(スマートフォン)から削除してみよう!

これで全曲、NAS(RockDisk for Audio)へ転送できたので、「CDレコ」アプリ(スマートフォン)から削除します。削除した楽曲分、スマートフォンの容量が増えることになります。

  1. 「CDレコ」アプリ(スマートフォン)から削除したいアルバムを選ぶ。
  2. 左へスライド。
  3. 「CDレコから削除」のアイコンをタップ。
  4. 確認画面→OKをタップ。
  5. 「CDレコ」アプリ(スマートフォン)から削除され、アイコン(青)が消える。
    「NAS」アイコン(緑)だけ表示。
    ※これで、スマートフォン(「CDレコ」アプリ内)から削除され、NASだけに音楽データがある状況になりました。

曲を確認しながら1曲ずつNAS(RockDisk for Audio)へ転送し、
「CDレコ」アプリ(スマートフォン)から削除する場合

1曲1曲を確認しながら、NASへ転送し、「CDレコ」アプリ(スマートフォン)から削除する方法です。これができると、同じアルバムの曲でも、好きな曲だけスマートフォンに残しておいて、残りはNASに保存という形で利用することができます。

  1. アルバムを選ぶ。
  2. NASへ転送したい曲を選ぶ。
  3. 右へスライドさせ「NASへ転送」をタップ。
  4. 「確認」でOKボタンをタップ。
  5. NASへ転送中→NASへ転送完了の表示。
  6. 「CDレコ」(青色)、「NAS」(緑色)が表示。
    ※スマートフォン(「CDレコ」アプリ内)とNAS、両方に保存されている状態です。
  7. 左にスライドさせ、「CDレコから削除」を選択。
  8. 確認画面でOKをタップ。
  9. 「NAS」(緑色)だけが表示。
    ※これで、スマートフォン(「CDレコ」アプリ内)から削除され、NASだけに保存されている状態となりました。

どうですか?「CDレコ」アプリ、便利でしょ?CDレコWi-Fiと無線LANルーターにNASをつなぐだけで、スマートフォンの容量も確保できますし、好きな曲だけスマホ、他の保存はNASなど、自分にあった音楽環境になります。

今回は、説明していませんが、もちろん、NASに保存した音楽データを「CDレコ」アプリで簡単にスマートフォンに戻すこともできます。

この環境であれば、スマートフォン⇔NASの音楽の行き来が快適になります。このスマートフォン音楽生活を豊かにする試み、是非、チャレンジしてみてください!

このシリーズ最終回は、「CDレコWi-FiからダイレクトにNASへ保存する」と、「NASに入れた曲を外出先から聴く 」方法です。これができると、さらに「便利」「快適」なスマートフォン音楽生活になりますよ。お楽しみに。

本記事の内容については、サポートのお問い合わせ対象外となります。予めご了承ください。

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