デジモノ商品の動画レビューを中心に活躍中のビデオブロガー。
YouTube開始当初より活動しているユーチューバーの先駆け的存在。動画の総視聴回数は1億5千万回に上り、商品レビューに関しては達人的な位置を築いている。2011年よりアイオーとのタイアップ動画を多数公開中。
【ガジェットダイスケ.com】
http://gajetdaisuke.com/
【アイオー商品のレビュー動画】
http://www.iodata.jp/ssp/movie/
今使っているSDカードがもうすぐ使えなくなるかもしれません。時代は4K、ビデオカメラもコンパクトデジカメも4K対応のものが増えております。データが大きくなると、保存するメディアも高速化が求められるのは必須。4K時代に使える高速のSDカードをレビュー!!
デジカメを使っていらっしゃる皆さん、SDメモリーカードはどういったものをお使いでしょうか?
何ギガバイトか、という容量の面では気にかけていても、書き込み/読み出し速度といった観点で購入される方は少ないかもしれません。
じつは今、スマートフォン内蔵カメラに奪われた市場を奪還すべく、デジカメが非常に高性能化してきています。三万円を切るようなコンパクトデジカメでも超高速連写が可能な機種まであります。当然そういった機種では、書き込み速度の速いSDメモリーカードを使用した方が保存にかかる時間が短く、次のシャッターチャンスに迅速に備えることができます。
また、ビデオ撮影の面でも大きな変革が訪れています。4Kビデオカメラが今や10万円を切る価格帯で販売されており、実売5万円台のデジカメにも4K撮影性能をもつ機種が存在しています。2015年後半から来年のうちには、4Kで撮るというのも一般的になると思われます。
4Kビデオは、フルHD解像度の4倍もの表示面積。記録される毎秒のデータ量もおよそ4倍にのぼります。ビデオというのは性質上、止まることなく連続して記録しつづける必要があります。高速なSDメモリーカードを使用しないと、4Kのような大容量データの記録は間に合いません。書き込みエラーとして、撮影が止まってしまうことも。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、アイ・オー・データ機器でも高速なSDメモリーカードを販売しているんです。ご存知でしたか?「UHS-I規格」および「UHSスピードクラス3」に対応の「SDU3シリーズ」がそれです。
従来のSDメモリーカードと見た目は同じですが、「UHSスピードクラス3」では最低でも30MBs以上の書き込み速度が保証されています。現在、おもな民生用カメラでの4Kデータ量は100Mbps。つまり12.5MBs程度ですので、撮影中に書き込みが追い付かずに記録停止する心配は無用です。
なお「SDU3シリーズ」では32GB、64GB、128GBの三製品をラインナップ。先述の通り、4Kでは格段にデータ量が大きくなりますから、ここは迷わず最大容量の128GBをお薦めしたいところ。筆者の個人的な経験では、京都・祇園祭の取材で二日間にわたり数十カットを4K撮影しただけで、64GBを使い切ってしまいましたからね。フルHDと同じ感覚で撮っていると全然足りません。
また、撮影したデータ容量が大きくなると当然、パソコンへのコピーにも高速のカードリーダーが必要になってきます。そこで登場するのがアイ・オー・データ機器の「US3-U2RW/B」。なんとUHS-IIにも対応のUSB 3.0接続マルチメモリカードリーダー・ライターです。
SDメモリーカードだけでなく、microSD、コンパクトフラッシュ、メモリースティックなど他のメディアも読み書きできます。ただこういったカードリーダー製品は他社からも色々と販売されていますので、購入の際に速度や対応メディアだけでは決め手に欠けるかと思います。
筆者としてはこの「US3-U2RW/B」がアルミボディである点を推したいですね。写真撮影旅行では時にハードでタフな状況になる事もあります。直に風雨にさらしたり岩石に叩きつけることはないにしろ、カメラバッグのなかで他の機器に圧迫されたり擦れたりすることは容易に想像できます。プラスチックではなくアルミボディであることが、いくらか安心できる理由になるのではと考えています。
望むと望まざるにかかわらず、4Kの時代は到来しますし、より高速連写が可能なカメラも登場します。高画素やハイフレームレート撮影(スローモーション)でも大容量データの高速書き込みが要求されます。今すぐ必要ではなくとも、近い将来必要になると思いますので、買うならぜひ高速なSDメモリーカード&カードリーダーを!
本記事の内容については、サポートのお問い合わせ対象外となります。予めご了承ください。