(写真)スティックSSDはPCに挿すだけで使える
(記事公開日:2022年7月4日)
PC作業でよく利用される商品にHDD(ハードディスク)やSSD、USBメモリーなどの外付けストレージがあります。保存容量、本体サイズ、データ転送速度、用途など、みなさんは選択される際、何を重要視されていますか。
(写真)外付けストレージの種類
写真は、代表的なストレージ商品で、どれも愛用しているものです。左からポータブルHDD、ポータブルSSD、スティックSSD、USBメモリーです。
一般的に、先の順で大容量のラインアップが揃っており、USBメモリー<SSD<HDDの順で本体サイズが大きくなります。HDDであれば数TB~10TB以上の商品もあります。逆に、USBメモリーはとてもコンパクトですが、容量は小さく、数十GB~数百GB程度のものが多いです。
(写真)「SSPC-USシリーズ」の本体(左)とパッケージ(右)
今回ご紹介するのは、USBメモリーのサイズ感にも関わらず最大1TBと大容量なスティックSSD「SSPC-USシリーズ」です。
様々な種類のストレージのポイントを一覧表にまとめてみました。
重視するポイント | ||||
---|---|---|---|---|
価格※ (容量あたりの安さ) |
コンパクトさ | 最大容量 | データアクセスの 速さ |
|
ポータブルSSD | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
スティックSSD 500GB |
◎ | ◎ | 〇 | ◎ |
USBメモリー | ◎ | ◎ | △ | △ |
ポータブルHDD | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
※2022年6月の市場価格より
コンパクトさは欲しいけど、容量もある程度確保したいし、転送速度も欠かせない!という方にぴったりのSSDです。
特に市場で価格がお手頃なのは500GBモデル!大容量にこだわらない場合は初めてのスティックSSDにオススメです!
SSDとはどのようなもの?HDDとの違いや特徴を紹介
(写真)USBメモリーと同じぐらいの大きさ
「SSPC-USシリーズ」のサイズは、約24(W)×59(D)×8(H)mm(コネクター収納時、スライドスイッチ含む)と、USBメモリーと同じぐらいの小ささで、とてもコンパクトです。
USBメモリーは、16GB/32GB/64GB/128GB/256GBといった容量のものが多いですが、「SSPC-USシリーズ」は、250GB/500GB/1TBのラインアップがあります。
最大1TBの大容量モデルであれば、容量の大きな高画質画像や動画データなどもたくさん保存できますので、容量不足に悩むこともありません。
さらに、データの転送速度もUSBメモリーより大幅に高速。大容量のデータもサクサク読み込めます。転送速度に関して、詳細は後述しています。
(写真)「SSPC-USシリーズ」のサイズ
(写真)スティックSSDはケーブル不要、ノートPCに直接挿せる
従来のポータブルSSDはケーブルが必要でしたが、「SSPC-USシリーズ」はUSBポートに直接挿せるスティックタイプで、ケーブル不要です。使い勝手がUSBメモリーと同じでありながら、大容量なので、これならUSBメモリーを何本にも分けるデータ保存を必要がなく、とても便利です。
(写真)従来のポータブルSSDは接続にケーブルが必要となる
本体のUSBコネクターは、片手でスライドするだけでノートPCのUSBポートに挿せます。サイドにスライドバーがあるのでコネクターの出し入れも簡単です。使わない時は収納しておけるので、コネクターを傷つけずに持ち運べます。
(写真)スライド式のUSBコネクター
(写真)スティックSSDをノートPCに挿した状態
また、持ち運ぶ際もSSD本体のみなので、ケーブルを無くしたりする心配もありません。
テレビに挿すだけでかんたん録画。ケーブル・電源不要のスティックSSD
(写真)ストラップを付けられる
ストラップホールがついているので、無くさないようにカバンや小物ケースなどにつけておくこともできます。たとえば、ネックストラップにぶら下げれば、持ち運びやすくなり紛失を防ぐことができます。
※ストラップは添付しておりません。
(写真)ネックストラップに付けて持ち運ぶ
(写真)衝撃や落下に強い
コンパクトな反面、PCデスクの上やポケットから万が一落下させてしまうことが心配になりますが、ご安心ください。「SSPC-USシリーズ」は、MIL-STD-810Hに準拠した落下試験をクリアする耐衝撃性能を備えています。
「SSPC-USシリーズ」のインターフェイスは、USB 3.2 Gen 2に対応し、読出し最大600MB/s、書込み最大500MB/sと、高速なファイル転送が可能です。
大容量の写真や動画ファイルでも読み書きが速いので、日々の利用で、ストレスのない快適な作業につながります。
どれぐらい高速転送が可能なのかを、ベンチマークソフト(Crystal Disk Mark)を使ってテストしてみました。使用PCなどテスト環境により結果は異なりますので、あくまでも参考としてください。
ノートPCのUSB 3.2 Gen 2対応ポートはType-C端子であったので、別売の変換アダプタ―でUSB A⇔Type-C変換のうえ接続してテストしました。
(キャプチャー)ベンチマークテスト結果
今回の測定環境
●使用PC
PC型番 マウスコンピューター LBI856S10H
CPU Intel(R)Core(TM) i7-8565U
メモリー 8GB
OS Windows 10 HOME 64bit
●USBポート
USB 3.2 Gen 2(USB A⇔Type-C変換アダプター(別売)で接続)
●測定方法
ベンチマークソフト「CrystalDiskMark Ver8.0.4」を用いて以下の設定にて行った測定値。
・テストデータ:デフォルト(ランダム)
・テストサイズ:1GiB(約1.074GB)
・テスト項目:SEQ1M Q8T1
※測定値はあくまで特定のテスト環境で得られた結果であり、必ずしも全ての動作環境で同様の結果が得られることを保証するものではありません。
ベンチマーク結果からも分かるように、満足いく十分な性能の高さです。
今回ご紹介したスティックSSD「SSPC-USシリーズ」は、ポータブルSSDのような大容量と、USBメモリーのようなコンパクト・ケーブルレスの両方の良さを兼ね備えた商品です。USBメモリーに容量不足を感じられている方は、ぜひご検討ください。
◎関連リンク
USB 3.2 Gen 2対応 スティックSSD
「SSPC-USシリーズ」
(商品ページ)(購入ページ)
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