ドラレコのデータ破損対策!暑さに強い高耐久microSDカードで安心録画

高耐久microSDカード「MSD-DRシリーズ」

(写真)高耐久microSDカード「MSD-DRシリーズ」

(記事公開日:2022年8月5日)

みなさん、ドライブレコーダーの映像を記録するmicroSDカードには、寿命があることをご存じですか。書き換え回数に制限があるため、毎日繰り返し録画で書き換えを行っていくドライブレコーダーの場合、いずれは寿命を迎えてしまいます。

また、真夏の車内は非常に高温になります。microSDカードのデータが破損し、ここぞという場面で録画データを確認できなければ大変です。microSDカードは、5℃温度が上がるごとにデータ破損のリスクが約2倍※になるという報告もあります。
※出典:Jedec JESD218より

ご利用中のmicroSDカード、寿命は大丈夫ですか?

現在ご利用のmicroSDカードはどれくらいの時間が経っているでしょうか。一般的な高耐久と呼ばれるSDカード(MLC方式)は、書き換え回数が約3,000回ぐらいです。

一般的な高耐久カード(MLC方式)は3年の寿命

例えば、16GBのmicroSDカードの場合、フルHD録画で約1時間12分録画できます。書き換え回数が約3,000回ですから、寿命は、1時間12分×3,000回=3,600時間になります。

1ヶ月平均100時間、車に乗ったとしましょう。年間で1,200時間になりますから、使用できる期間としては3年が目安となります。

  • 前方カメラ 前方カメラ
  • 後方カメラ 後方カメラ

最近では、前方だけでなく後方にもカメラを付けている方も多くなっているので、その場合は、同じ16GBのメモリーで両方を録画しなくてはならないので、寿命は半分の1年半と、もっと短くなります。

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コロナ禍の影響で、移動の手段としては公共交通機関を避け、自家用車を選ぶ方も増えています。また、地域によっては車が唯一の移動手段という方もいらっしゃいますから、現在ご利用中のmicroSDカードの利用経過時間によっては、買い替えをオススメします。

「MSD-DRシリーズ」本体とパッケージ

(写真)高耐久microSDカード「MSD-DRシリーズ」
(左)本体と添付するSDカード変換アダプター (右)パッケージ

ドライブレコーダーの電源が入っていても、正常に記録されていないなんてことがあれば大変です。万が一の事故や事件などで重要な証拠となる映像の保持のためには、定期的な交換が望ましいです。

一般的なUSBメモリー製品ではTLCと呼ばれるタイプのフラッシュメモリーが採用されています。TLCは1つのセルで3bitを表現することができ、安価に大きな記憶容量を確保することが可能です。しかし、書き込み速度が遅く、書き換え可能回数が少ない、また高温環境下で使用するとデータが化けやすいというデメリットをもっています。

一方、1つのセルに1bitを表現するSLCは、読み込み/書き込み共に速く、書き換え可能回数も多いのが特徴ですが、大容量化が難しく、コストにおいても割高になってしまいます。

書き換え回数30,000回の高耐久pSLC方式採用

(写真)書き換え回数30,000回の高耐久pSLC方式採用

「MSD-DRシリーズ」で採用されている「pSLC」方式は、この2つの特長をうまく組み合わせ、コストパフォーマンスの高いTLCを、SLCのように1つのセルに1bitで表現することで、コストを抑えながらも、書き換え回数30,000回の耐久性があります。

先の寿命の算出と同様の条件では、「MSD-DRシリーズ」の16GBは、10倍の30年が使用できる期間の目安となります。30年間も同じドライブレコーダーを使い続けることはないかもしれませんが、かなり長い期間使えます。

長距離運転をよくする方や、駐車監視機能を使用している方におすすめです。

書き換え回数の比較

夏場や冬場の寒暖差が激しい車内でも安心

駐車場での当て逃げ

(写真)駐車場での当て逃げ

ドライブの休憩時に、駐車中の車に当て逃げされることもあります。そのため、エンジンを止めていても録画をしてくれるドライブレコーダーが多くなっています。

これから夏休みのドライブシーズンとなりますが、真夏の炎天下では、駐車したときの車内温度はみるみる上がっていきます。高温環境でもmicroSDカードへ正常に録画できる必要があります。

JAFのテストによれば、8月の晴天で外気温35℃の状況下において、昼12時から16時の4時間、車内温度を測定した結果、窓を閉め切った車両(黒色のボディ)では、エンジンを停止させてわずか30分後には車内温度は約45℃を記録。その後も上昇を続け、15時頃には55℃を超えたとあります。
(出典)JAF 晴天下(炎天下)のクルマの室内はどのくらい温度が高くなりますか?

使用温度範囲は-25℃ ~ 85℃

(写真)使用温度範囲は-25℃ ~ 85℃

「MSD-DRシリーズ」は、一般的なモデルとは異なる特殊仕様のコントローラを採用しており、高温時にも低温時にも安定して書き込み動作を行うことができます。

アイ・オーのmicroSDカードでは、通常品の使用温度範囲は0 ~ 55℃ですが、高耐久「MSD-DRシリーズ」は-25℃ ~ 85℃と、冬場の低温環境や夏場の高温環境など、過酷な温度変化のある車内でもしっかりデータを保護します。

たっぷり録画ができるので長時間運転も安心

ご利用環境に合わせて、16GB/32GB/64GBのラインアップからお選びいただけます。

録画時間の目安
容量 16GB 32GB 64GB
録画時間 約1時間12分 約2時間25分 約4時間50分

※数値はあくまでも目安です。記録ファイル容量は機器、状況などにより変わる場合があります。
※フルHD(1920×1080、28Mbps、1分間あたり210MB)相当で録画した場合の目安です。

ドライブレコーダーに「MSD-DRシリーズ」を装着

(写真)ドライブレコーダーに「MSD-DRシリーズ」を装着

Class 10対応のmicroSDカード

Class 10

SDA(SDアソシエーション)で定められた速度規格「スピードクラスClass 10」に対応。ドライブレコーダーの画像を、フルハイビジョンの高画質でもコマ落ちせずキレイに録画できます。
※スピードクラスとは、メモリーカードに連続したデータの書き込み/読み出しを行う際の最低保証速度を表す規格です。
※Class 10の最低保証速度は、10MB/sec(80Mbps)以上の速度を保証。

ドライブレコーダーに「MSD-DRシリーズ」を装着して安心録画

(写真)ドライブレコーダーに「MSD-DRシリーズ」を装着して安心録画

真夏の車内でも安心の高耐久microSDカード「MSD-DRシリーズ」は、これからのドライブシーズンに特におすすめです。買い替えの際は、ぜひご検討ください。

◎関連リンク
高耐久 Class 10対応 microSDカード
「MSD-DRシリーズ」
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