ジェットダイスケの「Clip bag」ここがすごいぞ!!

ジェットダイスケの「clip bag」ここがすごいぞ!!

デジモノ商品の動画レビューを中心に活躍中のビデオブロガー。
YouTube開始当初より活動しているユーチューバーの先駆け的存在。動画の総視聴回数は1億5千万回に上り、商品レビューに関しては達人的な位置を築いている。2011年よりアイオーとのタイアップ動画を多数公開中。
【ガジェットダイスケ.com】 http://gajetdaisuke.com/
【アイオー商品のレビュー動画】 http://www.iodata.jp/ssp/movie/

達人レビューを見よ!ジェットダイスケが動画で実演!

クラウド全盛期ですが、何かと使い易いのはやっぱり従来型のUSBメモリーですよね。一番便利な形としてはこの手のストレージデバイスとクラウドの連携でしょうか。今回はiPhone用USBメモリーをお借りして、レビューしました。この手の商品もケース装着のまま利用できたりと使い勝手も良くなっております。

iPhone / iPad でも利用できるUSBメモリー。
通常のUSB端子だけでなくiOSデバイス用のLightning端子も備えている…というとこれまでも「iStick」や「iSafeFile」といった製品がありました。ところが、今回ご紹介する「Clip bag」はさらに “一歩進んだ” 製品なんです。

まずは外観をご覧いただきましょう。
両端にUSB端子とLightning端子があり、それぞれに透明なキャップが装着されています。使用時には当然このキャップを外すことになりますが、こういう小さなキャップは紛失してしまうおそれがありますよね。

Clip bag

ところが「Clip bag」ならそんな心配はご無用。
取り外したキャップは反対側のキャップに重ねておけます。安心ですね。

Clip bag Clip bag

もちろんキャップを重ねたままパソコンなどに挿して使用可能です。Mac でも Windows でも iPhone でも iPad でも、そして詳しくは後述しますが条件付きで Android 端末でも利用できるんです。

「一歩進んだ製品」というのはそんなことか!?
と思われたかもしれませんが、安心してください、ここからが本題です。まずは iPhone / iPad に「Clip bag」専用アプリをダウンロードしてください。App Store にて「Clip bag」と検索、無料で入手できます。

Clip bag

App Store アプリで「Clip bag」と検索

アプリのダウンロードが完了したら、iPhone / iPad のLightning端子に「Clip bag」を挿入。すると、あらかじめインストールしておいた「Clip bag」専用アプリが自動的に起動します。このアプリでできることが “一歩進んで”いるんですよ。

Clip bag アプリ表示画像

この手の製品をいくつか使用されている方は、iPhoneのアドレス帳やカメラロールのバックアップ、またパソコンとのデータやりとりが主用途ではないでしょうか?基本的にUSBメモリー(外部ストレージ)ですから、実際できることといったらそんなところです。

カメラロール キャプチャ画面

Clip bag キャプチャ画面

カメラロールで選択した写真データを「Clip bag」にコピー

ところが「Clip bag」専用アプリではそれだけにとどまらず「Dropbox」にも接続できます。従来製品では iPhone と外部ストレージの二者間でデータのやりとりをするのみでしたが、「Dropbox」のようなクラウドストレージが加わることで、利用法が大きく拡がります。

ファイルのコピー キャプチャ画面

内部・外部ストレージに加えてクラウドというのは、もはやUSBメモリーの域を超越している。

例えば「Clip bag」に入れているドキュメントを急いで共有する必要が生じた場合。パソコンを出すのがはばかられる電車内や公共施設内でも、iPhoneと「Clip bag」さえあれば「Dropbox」にデータをアップロードできます。

Dropbox キャプチャ画面

こちらは本家「Dropbox」アプリの画面。「Clip bag」専用アプリでは「Dropbox」の共有設定まではできないが、
データのアップロードさえ完了すれば、「Dropbox」アプリで設定できる。

そして筆者がいちばん推したい機能が「暗号化」。 「Clip bag」専用アプリでは、ファイルごとにパスワードを設定してロックできます。そういった機能はまずビジネス用途を思い浮かべてしまいますが、iPhoneはプライバシーのかたまりですから、「Clip bag」にうってつけの機能でしょう。このアプリでしか解除できないので、かなり有効なセキュリティとなりますね。

Dropbox キャプチャ画面

1ファイルごとにパスワードを設定可能

Dropbox ロップ画面 キャプチャ画面

なんと「Dropbox」内のファイルも暗号化できた!

Dropbox解除画面 キャプチャ画面

登録したパスワードを入力すればファイルを閲覧できる、また暗号化自体を停止して通常のファイルに戻すことももちろん可能。

また通常のzip圧縮が可能なだけでなく、パスワードzipにも対応。こちらはMac、Windowsとも互換性のある形式ですので、グループ間での共有にも使えます。

ファイル名を入力してください キャプチャ画面

パスワード付ZIP圧縮 キャプチャ画面

解凍 キャプチャ画面

パソコンのほうでおなじみパスワードzip、ほかのOSでも使用するなら互換性のあるこちらを選択するといいだろう。

最後に Android 端末での利用について。 ご存知の方も多いでしょうけども、そもそも Android 端末はほとんどの場合USBメモリーに対応しています。ですので、「Clip bag」を利用する場合にはUSBの変換ケーブルを用意するだけ。別売の「USB-OTG10」変換ケーブルであれば多くのスマホで採用されているマイクロUSBに変換できます。

「USB-OTG10」変換ケーブルで Android 端末と接続した状態

「USB-OTG10」変換ケーブルで Android 端末と接続した状態。

接続できたら、無料アプリ「I-O Explorer」などのファイルブラウザ・アプリを使用することで、通常の外部ストレージとして「Clip bag」を利用できます。通常のファイルのやりとりはもちろん、暗号化したZIP圧縮ファイルの解凍も、パスワード付ZIPの解凍アプリの利用でいけるようです。

「I-O Explorer」はSDカードへのデータコピーなど、「Clip bag」がなくも活躍する無料ファイルブラウザ。

現在では AirDrop や Bluetooth によってスマホ間の無線ファイル転送が実現されていますが、つながりにくかったり大容量データの転送に時間がかかったりとまだまだ面倒。そんなときでも「Clip bag」を利用することで各端末間でのデータコピーが簡単にできます。

パソコンとiOSデバイス間はもちろん、スマホ同士のデータやりとりにも活躍する。

これから卒業旅行の季節ですが、友人間でひとつ「Clip bag」を用意しておけば、旅先で撮影した写真データの共有もスムーズになりますよ。あ、そうそう、コピーすることで自動的に写真をリサイズする競合製品もありますが、「Clip bag」ではあらかじめ解像度を保持するか、またはどのくらい縮小するかを設定しておくこともできますよ。

設定画面 キャプチャ画面

写真の品質・リサイズは初期設定画面で

Clip bag 商品の詳細はこちら

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