PC廃棄時のデータ消去はDiskRefresher5「D-REF5」におまかせ!

データ消去証明書発行機能付きUSBメモリー型データ消去ソフト「D-REF5」

(写真)データ消去証明書発行機能付きUSBメモリー型データ消去ソフト「D-REF5」

(記事公開日:2024年6月19日)

2025年10月14日にWindows 10のサポート終了が迫っています。これを機会に、現在お使いのPCの買い換え、廃棄をご検討される方も少なくないと思います。

古いPCを廃棄する際、PCに保存されている個人情報が漏えいしないように、また企業の場合は、企業情報の漏えいが無いように保存されているデータを完全に消去する必要があります。

今回、高度な消去技術を搭載したUSBメモリー型データ消去ソフトDiskRefresher5「D-REF5」を使って、完全なデータ抹消方法をご紹介します。

2025年10月 Windows 10サポート終了が迫っています

Windows 10搭載のノートPC

(写真)Windows 10搭載のノートPC

2025年10月にWindows 10 HomeおよびProエディションのサポートが終了します。サポート終了後は、セキュリティ更新プログラム、バグ修正プログラム、技術サポートが受けられなくなります。対策としては、Windows 11への移行が最も推奨される対策です。

既存のPCで移行するには、Windows 11のアップグレード要件を満たしているかどうかの確認が必要となります。要件を満たしていないPCは、買い替えが必要ですし、一方、要件を満たしていてもPCのパフォーマンスを高めたい場合は、PCの買い替えが推奨されます。

PC廃棄時にデータを抹消する重要性

PCには情報漏えいさせてはいけないデータがたくさん保存されている

(イメージ)PCには情報漏えいさせてはいけないデータがたくさん保存されている

PCを廃棄する際には、データを消去する必要があります。個人の場合は、パスワードやクレジットカード情報などの個人情報が保存されている可能性があります。漏えいした場合、悪用されるリスクがあります。

また企業の場合は、顧客情報や営業上、漏れてはならないノウハウなどの機密情報がPCに保存されている可能性があります。これらが漏えいした場合、社会的な信用を落とし、時には訴訟につながるリスクも考えられます。これらの情報漏えいがないよう、データを完全にPCの中から消去し廃棄しなければなりません。

DiskRefresher5「D-REF5」の高度な消去技術

「D-REF5」の本体とパッケージ

(写真)「D-REF5」の本体とパッケージ

データ消去は、通常のフォーマットやファイル削除では、データを完全に消去することはできません。そのため、PCやメディアの譲渡・廃棄・転用を行った場合に、第三者に情報が漏えいする可能性があり、問題となります。

しかし、USBメモリー型データ消去ソフト「D-REF5」で消去すれば安心です。データを完全に消去し、データ復元ソフトを使っても復元できないようにしてくれます。

データ消去とひと口に言っても、色々な消去技術があります。 D-REF5では、高度な消去技術を使用しているため廃棄後の情報漏えいの心配がありません。用途や目的に応じて消去グレードを下表の9種類から選択してご利用が可能です。 PC廃棄時には、PURGEまたはCLEAR方式がおすすめです。

また、アイ・オー・データ機器は ADEC( Association of Data Erase Certification:データ適正消去実行証明協議会)の正会員であり、 D-REF5のデータ消去技術は認証されたものなので、安心してご利用いただけます。

表は右にスクロールできます。
9種類の消去グレード
消去方式 USB起動版
(USBブート版)※1
Windows版 セキュリティ強度
ゼロで上書き
乱数で上書き
米国国家安全保障局方式(NSA) ★★
米国陸軍方式(AR380-19) ★★
米国海軍方式
(NAVSO P5239-26)
★★
米国国防総省方式
(DoD5220.22-M)
★★
米国コンピュータセキュリティ
センタ方式(NCSC-TG-025)
★★
米国国立標準技術研究所方式
(NIST SP800-88Rev.1)
ADEC準拠 CLEAR方式

ADEC認証済み ※2
米国国立標準技術研究所方式
(NIST SP800-88Rev.1)
ADEC準拠 PURGE方式

ADEC認証済み ※2
★★★

※ファイル単位での消去時は「乱数で上書き」方式のみでの消去となります。
※1 廃棄パソコン1台につき1ライセンス必要です。複数台の内蔵ストレージを消去する場合は消去台数分のライセンスが必要です。
※2 デバイスが消去コマンドに対応していない場合は非対応です。ご使用のパソコンよりサスペンドへの移行が必要になる場合があります。サスペンドへの移行および復帰ができない場合には消去方式を変更してください。

USB起動版(USBブート版)とWindows版の2つの使い方ができる

USB起動版(USBブート版)とWindows版の違い

(図)USB起動版(USBブート版)とWindows版の違い

「D-REF5」は1つの商品で、USB起動版(USBブート版)とWindows版の2つの使い方ができ、用途により使い分けが可能です。

USB起動版(USBブート版)で使用する場合は、本商品(USBメモリー)を挿入してから、 PCを起動してD-REF5を使用します。USBブートをすることでPCに内蔵のHDDやSSDのデータを消去することができます。ただし、廃棄端末1台につき1ライセンス必要です。複数台の端末を消去する場合は消去端末分のライセンスが必要です。

一方、Windows版は、D-REF5をPCにインストールして起動します。ファイルに対して上書き処理を実施し、ファイル復元ソフトでの復元を行えない状態にします。インストールしたPCに接続したデバイスの消去には制限がありません。

実際に「D-REF5」を使ってデータを完全消去してみました

「D-REF5」を使ってPC内のドライブのデータを完全消去

(写真)「D-REF5」を使ってPC内のドライブのデータを完全消去

はじめにPC廃棄や譲渡時に必要となるPC内のドライブのデータを完全消去してみます。USBメモリーから起動するUSB起動版(USBブート版)を使います。

USB起動版(USBブート版)の使い方は、PCの電源を切った状態でUSBメモリーをあらかじめ挿しておきます。この状態でPCの電源を入れます。

USBブートの設定について
・PCによっては一部USBポートがUSBブートに対応していないことがあります。DiskRefresher5が起動しない場合は別のUSBポートにUSBメモリーを挿してください。
・BIOSでUSBからブートできるように設定が必要な場合があります。設定については、PCの取扱説明書をご覧ください。

あらかじめUSBメモリーを挿しておいてからPCを起動

(写真)あらかじめUSBメモリーを挿しておいてからPCを起動

  • PCがUSB起動すると、利用規約が表示されるので、問題ないことを確認したら[Y]キーを押す。

    PCがUSB起動すると、利用規約が表示されるので、問題ないことを確認したら[Y]キーを押す。

  • [ディスクを操作する]を選びます。

    [ディスクを操作する]を選びます。

  • データ消去したいドライブを選びます。

    データ消去したいドライブを選びます。

  • [消去する]を選びます。

    [消去する]を選びます。

  • [消去方式]を選びます。

    [消去方式]を選びます。

  • データ消去後の照合(ベリファイ)方法を選びます。

    データ消去後の照合(ベリファイ)方法を選びます。

  • 消去履歴保存の方法を選びます。

    消去履歴保存の方法を選びます。

  • 消去内容を確認し、[ENTER]キーを押します。

    消去内容を確認し、[ENTER]キーを押します。

  • 「REFRESH」(半角大文字)と入力し、[ENTER]キーを押すと消去を開始します。

    「REFRESH」(半角大文字)と入力し、[ENTER]キーを押すと消去を開始します。

  • 消去が始まります。

    消去が始まります。

「対象のディスクは完全に消去されました」と表示したら消去は終了です。何かキーを押すと最初のメニュー画面に戻ります。

データ消去の完了

(写真)データ消去の完了

メニュー画面に戻ったら[Esc]キーを押します。「終了しますか?」と表示したら、[Y]キーを押せば本ソフトは終了します。USBメモリーをパソコンから抜き、パソコンの電源を切ってください。消去の手順は以上で終了です。

PC廃棄以外にも、外付けHDDやSSDなどでドライブのデータ消去に活用できる

USB起動版(USBブート版)はあらかじめUSBメモリーを挿してからPCを起動する

(写真)USB起動版(USBブート版)はあらかじめUSBメモリーを挿してからPCを起動する

データの保存先は、外付けHDDやSSD、USBメモリー、SDカードなど様々で、普段のPC作業においては、むしろPC本体以外に保存するケースの方が多いかもしれません。

Windows版を使って、外付けドライブのデータを消去するには、USBメモリー内のソフト「DiskRefresher5」をインストールして使います。PCに挿して、USBメモリー内の「Setup.exe」を開き画面の指示に従ってインストールします。ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は[続行]をクリックして進めてください。

「D-REF5」をWindows PCへインストール

(写真)「D-REF5」をWindows PCへインストール

データを消去するWindows PCにログオンする際は、コンピュータの管理者(Administrator)権限でログオンします。続いて、消去したい外付けHDDやSSDなどのドライブをPCにつなぎます。

消去の際の注意点
・意図しないデータの消去を防ぐため、消去しないHDDやSDカードなどはすべてPCから取り外しておきましょう。
・他のソフトは全て終了してください。本ソフト以外で、ドライブ/メディアを読み書きするようなソフトが起動していると、本ソフトが正常に動作しない場合があります。
・消去された情報は復元できませんので、消去の際はご注意ください。

  • データ消去したい外付けドライブをPCにつなぎます。

    データ消去したい外付けドライブをPCにつなぎます。

  • インストールした「DiskRefresher5」を起動します。

    インストールした「DiskRefresher5」を起動します。

  • データ消去したいドライブをダブルクリックします。

    データ消去したいドライブをダブルクリックします。

  • [ディスクの消去]をクリックします。

    [ディスクの消去]をクリックします。

  • 警告内容を確認して、[次へ]をクリックします。

    警告内容を確認して、[次へ]をクリックします。

  • [消去方式]を選んで[次へ]をクリックします

    [消去方式]を選んで[次へ]をクリックします

  • 消去情報の保存画面で必要に応じて設定し、[次へ]をクリックします。

    消去情報の保存画面で必要に応じて設定し、[次へ]をクリックします。

  • 消去の確認画面で、消去ドライブを確認し、[注意喚起を確認し、消去を実行します。]をチェックし、[消去開始]をクリックします。

    消去の確認画面で、消去ドライブを確認し、[注意喚起を確認し、消去を実行します。]をチェックし、[消去開始]をクリックします。

データ消去が始まり、消去の状況が表示されます。

外付けSSDのデータ消去中

(キャプチャー)外付けSSDのデータ消去中

消去が終わると[消去完了]と表示されます。以上で消去の手順は終了です。

データ消去の完了

(キャプチャー)データ消去の完了

ドライブ全体の消去を行いましたが、ファイルやフォルダ単位の消去も可能です。

消去したことを証明できる「データ消去証明書発行機能」

データ消去証明書

(写真)データ消去証明書

データ消去証明書発行機能(※Windows版のみ対応。)により、データを消去した際に、消去したことを証明することができます。また、データ消去証明書は透かし入り画像のため、偽造を防止することができます。

データ消去証明書の設定

(キャプチャー)データ消去証明書の設定

「データ消去証明書」は次のような使い方をすることができます。

・急遽必要になったレンタルPCを返却する際にデータを抹消して返却するとき
・学校の教員がデータを自宅PCに持ち帰った後にデータ消去したことを証明するとき
・秘密保持契約(NDA)などB to Bでやり取りしたデータを消去したことを相手に証明するとき

データ消去証明書発行機能付きUSBメモリー型データ消去ソフト「D-REF5」

(写真)データ消去証明書発行機能付きUSBメモリー型データ消去ソフト「D-REF5」

PC廃棄時にはPC内のドライブのデータ消去に、普段は外付けドライブや特定ファイルのデータ消去として、「D-REF5」は末永くご利用いただけます。

◎関連リンク
・消去証明書発行機能付きUSBメモリー型データ消去ソフト
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商品ページ

本記事の内容については、サポートのお問い合わせ対象外となります。予めご了承ください。

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