ホームビデオをAndroidタブレットへ直接ダビング・編集!

アナレコとAndroidタブレット

前回、Android対応USB接続ビデオキャプチャー「アナレコ」GV-USB2/Aを使って、大量のVHSテープを直接Androidスマホにダビングして、懐かしいバラエティ番組のデジタル保存にチャレンジ、私のお笑いデジタルライブラリも簡単に作れました。

今回は、昔、ホームビデオカメラで家族や子供を撮影して残してあったVHSテープを整理したいと思います。家族と出かけるときは、いつも想い出を残すため、片手にはホームビデオカメラを持っていました。今のホームビデオカメラのようにSDカードやハードディスクに残すものとは違って、撮影したテープをVHSテープに残していました。家族の想い出とテープの量は比例しますね、テープが山積みです。

想い出のVHSテープ

(写真)想い出のVHSテープ

やはり、せっかく購入した「アナレコ」を使わない手は無いですよね。市販のDVDダビングサービスもありますが、テープ1本につき1,000円前後の相場ですから、私が「アナレコ」を使って頑張れば、家族も喜ぶし、おサイフにもやさしく、一石二鳥です。

前回はAndroidスマホへダビングしましたが、今回はAndroidタブレットにダビングして整理しようと思います。さらに、人気のビデオ編集ソフト「CyberLink PowerDirector(パワーディレクター)ビデオ編集」を使って編集にもチャレンジしたいと思います。

本体の電源不要!3ステップのかんたん取り込み!

アナレコ本体の電源不要。

(写真)(左)本体 (右)OTG USB変換ケーブルとタブレット

VHSテープのダビングは、前回のスマホと同じ要領です。ビデオを取り込むAndroidタブレットにAndroidアプリの「アナレコ」をインストールして、商品本体についているQRコードを読み取る(初回のみ)だけでセットアップは完了。続いて、本体にビデオデッキとタブレットを接続して変換・取り込みを開始。本体の電源が要らないのも接続がスッキリしていてスマートな印象です。早速、家族と遊びにいった想い出のビデオテープを取り込んでみました。

テレビへの接続は不要で、ビデオカメラの再生に合わせてビデオテープの内容を直接タブレットで確認しながらダビングします。早くビデオ編集して、家族を驚かせたくて、ワクワクしながらダビングが完了するのを待ちます。録画停止ボタンを押して取り込みは完了。やはり「アナレコ」は簡単。驚くほど簡単にタブレットに取り込めました。

CDレコを使って楽曲をスマホに

(写真)(左)アナレコの動画ライブラリ (右)取り込んだ動画

タブレットのメモリの空き容量に合わせて、録画フォーマットが3段階で選べます。今回は、高画質(記録解像度:720×480、ビットレート:4Mbps、30分あたりの容量:約900MB)でAndroidoタブレットにダビングしました。

かんたん!ビデオ編集にチャレンジ!

ビデオ編集

この「アナレコ」GV-USB2/Aでは、人気のビデオ編集ソフト「CyberLink PowerDirector(パワーディレクター)ビデオ編集」のバンドル版が利用可能です。多彩な編集機能満載で、初心者でもプロ並みのビデオが作れるらしいので、がんばって格好いいビデオを作ろうと思います。

アプリのインストール

まずは、「CyberLink PowerDirector(パワーディレクター)ビデオ編集」バンドル版をインストールします。「アナレコ」アプリの左上をクリックして出てくるメニューから「PowerDirectorビデオ編集を開く」をクリックします。「Playストア」に移動するので、インストールボタンをクリックします。

アプリのインストール

(写真)「CyberLink PowerDirector(パワーディレクター)ビデオ編集」バンドル版のインストール

初回のみ、アクティベーションコードを入力し、アクティブ化が必要になります。「アクティブ化」をクリックすると「アクティベーションコード」の入力を求められますので、商品に同梱されている冊子に記載のコードを入力します。以上でアプリの準備が完了です。

アプリのアクティブ化

(写真)アプリのアクティブ化

ビデオ編集の最初にやること

いよいよ編集のスタートです。本当に簡単にできるか不安です。最初に新しいプロジェクトを作成します。「愛ちゃん2歳 げんきの郷」という名前を付けました。ちなみに「愛」は私の娘の名前です。

新しいプロジェクトの作成

(写真)新しいプロジェクトの作成

編集したい動画を選択します。「アナレコ」でダビングした動画は「anareco」フォルダにありますので、フォルダクリック。「anareco」フォルダに先ほどのダビングした動画がありますので、これを右下の編集タイムラインにドラッグ&ドロップします。

ダビングした動画を編集タイムラインへ

(写真)「アナレコ」でダビングした動画を編集タイムラインへ

いよいよ色々な効果を付けていきますが、はじめに主なメニューを説明します。

動画が選択されている場合の主なメニュー

(写真)動画が選択されている場合

  1. 動画の加工(音量、再生速度、切り抜き、回転、反転、複製)ができます。
  2. 動画を分割します。
  3. 動画を削除します。
  4. 操作を一つ前に戻す。(これがあると助かります。)
  5. 全画面で動画を再生します。
  6. 動画を再生します。
  7. プロジェクトを保存します。
  8. 動画を出力します。
動画が選択されていない場合の主なメニュー

(写真)動画が選択されていない場合

  1. 素材の選択。動画、画像、BGMなどの音源を選択できます。
  2. 編集している動画に文字、画像などを重ねられます。
  3. 動画に30種類以上のエフェクトをかけられます。

不要なシーンのカット

それでは、編集していきます。まずは、不要なシーンをカットします。私なりのやり方のコツとしては、まず不要なシーンがある部分をタイムラインに合わせて、どんどん分割していきます。それから不要なシーンを選択して削除していきます。最終的に残したいシーンだけがタイムラインに残ります。

動画の分割

(写真)動画を分割している様子

オープニングタイトル

オープニングタイトルが必要ですね。タイトルの出方も色々用意されており、私は「ジェットコースター」を選びました。フォントや色も変えられます。

タイトルの入力

(写真)タイトルを入力しているところ

シーンとシーンのつなぎ目に効果をつける

不要なシーンをカットして、使用する残ったシーンですが、シーンの切り替わりに効果(トランジションエフェクト)があると格好いいですよね。30種類以上のエフェクトが用意されており、どれを使おうか迷ってしまいますが、「ワイプ(中心)」を選んでみました。

トランジションエフェクト

(写真)トランジションエフェクトを付けているところ

BGMを挿入する

動画の演出にBGMも欠かせないですよね。これも簡単に挿入できました。

BGMの挿入

(写真)BGMを挿入しているところ

最後に編集した動画を出力する

あれよあれよといううちに、わずか1時間足らずで編集が出来てしまいました。タイムラインに素材を並べるだけで、ビデオ編集の操作メニューも直感的で分かりやすいので、色々触りながら楽しく編集できました。

最後に編集したビデオをMP4形式に書き出してギャラリーに保存します。動画画質は、Full HD、HD、SDの選択ができます。また、FacebookやYouTubeなどSNSに直接アップロードすることも可能です。

動画の出力

(写真)動画出力画面

まだまだ、すべての機能を使いこなせてはいないですが、はじめてのビデオ編集としては、自分でも満足しています。デスクトップPCを使わなくても、タブレットでこんなに簡単にビデオ編集ができることが分かり、趣味がまた増えそうです。腕をもっと磨いて、みんなを驚かせるぞ!

◎関連リンク
Android対応USB接続ビデオキャプチャー「アナレコ」GV-USB2/A(商品ページ)
Android対応USB接続ビデオキャプチャー「アナレコ」GV-USB2/A(購入ページ)

本記事の内容については、サポートのお問い合わせ対象外となります。予めご了承ください。

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