デジモノ商品の動画レビューを中心に活躍中のビデオブロガー。
YouTube開始当初より活動しているユーチューバーの先駆け的存在。動画の総視聴回数は1億5千万回に上り、商品レビューに関しては達人的な位置を築いている。2011年よりアイオーとのタイアップ動画を多数公開中。
【ガジェットダイスケ.com】
http://gajetdaisuke.com/
【アイオー商品のレビュー動画】
http://www.iodata.jp/ssp/movie/
自宅の無線LANルーター、設定変更が面倒でずーっと使ってました。今回は電波の届きがより良くなった新しいルーターのレビューです。流石に5~6年前の機種と入れ替えると色んな面で効果を実感しました(笑)。みなさんも、それぐらい前のモデルをお使いの場合はぜひ入れ替えをおすすめします!
最近インターネットが遅いと感じませんか?
それどころかスマホやパソコンが無線LANに接続してくれないこともしばしば。
近所で使用されているであろうSSID(ルーターの名前)はここ数年で驚くほど増えました。電波干渉が起きてインターネットの使用に悪影響を及ぼすのも無理ないですね。
そんな話をしてましたらアイ・オー・データさんから「360コネクト」搭載無線LAN(Wi-Fi)ルーター WN-AX1167GR が送られてきました。これで解消されるのでしょうか?
現在、無線LANには電波の周波数帯が2つあります。ひとつは広く普及している2.4GHz帯、そしてもうひとつは今回の話の肝になる5GHz帯です。「Wi-Fi混雑チェッカー」という無料Androidアプリが、アイ・オー・データから配布されています。このアプリを使うことで、その場での無線LANの混雑具合を知ることができます。
まずは2.4GHz帯で調べてみましたが、これは想像通りの混雑ぶりでした。
それでは5GHz帯はどうかといいますと 、まだまだ空いてるようです。
さあ、ここまで来ればこの記事の筋書きが読めたかと思います。
冒頭で登場した無線LANルーター WN-AX1167GR はまだそれほど混雑していない5GHz帯を利用できる製品です。また高速通信の IEEE802.11ac 規格にも対応しています。さらに360コネクトやビームフォーミングといった技術にも対応、これは速度向上が期待できそう!
でも、無線LANルーターといえば接続するための設定がとても面倒という印象が強いですよね。アイ・オー・データ製品ならiPhoneでもAndroidでも、同梱シールに印刷されたQRコードをスマホで読み取ることで、簡単に設定できてしまいます。※無料アプリの「QRコネクト」をダウンロード
ちなみにQRコードの印刷されたシール、筆者の場合は本体に貼り付けてしまいました。これで失くすことはないので安心です。(客間などの部外者の出入りが激しい場所にはお勧めしませんけどね)
また、すでにお使いの無線LANルーターと同じ設定にしたいという場合には、WN-AX1167GR の「Wi-Fi設定コピー機能」がとても便利。スマホやパソコンなど端末側の設定はまったく変えることなくお使いいただけます!2.4GHz帯だけコピー可能な機器は多いようですが、この製品の場合は5GHz帯も引き継げるとのことです。
ところでこの WN-AX1167GR は付属スタンドを付け替えることによって、縦でも横でも置けるようになっています。また、スタンドには壁掛け用のネジ穴もありますので、設置場所もわりと自由に選べますね。
そしてパイロットランプのLEDはすべて背面に集約。 これは、チラチラと光るのが目に入って邪魔だという意見を反映したもの。これは地味ながら嬉しい仕様です。ワンルームだったり、寝室や書斎に設置した場合、あの光が気になることは多かったですもんね。
肝心の速度は…?
5GHz帯で接続し、iPhoneで速度を計測してみたところ、確かに速度向上がみられました。これは IEEE802.11ac 規格によるところも大きいでしょうね。
そして使用しての感想としてはまず「つながりやすい」と思いました。これまでは外出先からの帰宅直後に、スマホやパソコンがなかなか無線LANルーターにつながってくれない (アクセスポイントを見つけられない)という現象が見られました。
でも、WN-AX1167GR を使用するようになってからの数日間、そういったことはまだ発生していません。これは5GHzの効果アリと考えて良いのでしょうね。大好きなビデオオンデマンドでの海外ドラマ視聴も、途中で再生が止まってしまうなんてことはなくなりました。快適です!
想定外で良くなったのがネットワークプリンターです。
去年くらいから「プリンターの調子が悪くて」印刷が遅いと思っていたのですが、無線LANに原因があったのですね。非常に快適にサクサクとデータ転送から印刷までこなしてくれて、驚いています。なんでもネットワーク化されている時代だからこそ、その電波の大元から改善することで全体のパフォーマンス向上にながるのですね!
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