(写真)RECBOX(HVL-Sシリーズ)
「年末年始に向けて、特別番組も目白押し。毎日、録画する番組も増えている。帰宅は遅く、録画番組を観る時間もなくて、HDD(ハードディスク)は録画番組で容量いっぱい。外付けHDDをもう1台買おうか、何か他の選択肢はあるのだろうか・・・」
そんなあなたに2016年11月に新発売の「RECBOX(レックボックス)HVL-Sシリーズ」をご紹介します。RECBOXは、テレビ内蔵HDD、テレビ録画対応の外付けUSB HDDやレコーダーに録画したテレビ番組をダビングして保存しておくことができます。
通常、テレビ内蔵HDD、テレビ録画対応の外付けUSB HDDやレコーダーに録画した番組は、録画時に利用したテレビ以外では再生することができません。(※)
(※)SeeQVault対応商品は除く
RECBOXにダビングするとDTCP-IP対応テレビであれば再生が可能なので、買い替え後も以前から録りためた番組を観ることができます。
(後継モデルの記事はこちら)
(写真)RECBOX(HVL-Sシリーズ)のパッケージ
(写真)同梱物
RECBOXは168mm(横)×138mm(縦)×45mm(高さ)とコンパクト。横置きだけでなく、縦置きにも対応しているので、置きたい場所に応じて設置することができます。
(写真上)横置き (写真下)縦置き
設置は極めて簡単。RECBOX(HVL-Sシリーズ)を無線LANルーターとコンセントにつなぐだけ。自動的に電源が入り、緑点滅が点灯に変わったら、利用することができます。
(写真)緑色が点滅から点灯になれば利用可能
熱対策のために筐体の大きさギリギリに設計された大口径ファンやACアダプターのコード抜け防止のフックなど細かな配慮がなされています。
(写真左)大口径ファン (写真右)コード抜け防止のフック
「RECBOX(HVL-Sシリーズ)」は、設定画面から設定や操作ができます。設定画面を開くために、スマートフォンアプリ「Magical Finder」を事前にインストールしておくと便利です。
※スマートフォンアプリから録画番組の視聴はできません。
テレビ内蔵HDDやテレビ録画対応の外付けUSB HDDに録画された番組は、テレビで録画機器を操作して録画番組をRECBOXへダビングします。
対応表 http://www.iodata.jp/pio/io/hdd/hvl-s.htm
ダビング方法は、テレビや録画機器の説明書をご参考ください。
(写真)テレビ(例:東芝〈レグザ〉)の説明書
早速「RECBOX(HVL-Sシリーズ)」へダビングしてみたいと思います。
※画面推移 〈レグザ〉の場合
①録画リストを表示させ、ダビングしたい番組を選択し決定
②本商品をダビング先に選択
③ダビング確認にて「はい」を選択
④ダビング開始→終了
操作終了後、本商品を確かめてみると、確かにダビングされていました。とても簡単です。
(写真)本商品でのダビング確認
RECBOX(HVL-Sシリーズ)は、パナソニック「ディーガ」や東芝レグザブルーレイ、レグザサーバー、シャープアクオスブルーレイやソニーブルーレイに録画された番組をアプリ「Magical Finder」で操作してRECBOXにダビングすることもできます。
対応表(レコーダーを参考) http://www.iodata.jp/pio/io/hdd/hvl-s.htm
①Magical Finderを開く
②本商品(RECBOX)を選択
③「Web設定画面を開く」を選択
④「コンテンツ操作」を選択
⑤「操作切替」を選択
⑥録画番組が保存されているダウンロード元を選択
⑦ダビングしたい番組を選択
⑧ダビング先(RECBOX)のフォルダーを選択
⑨RECBOXへダビング開始
これでRECBOXへのダビングは完了です。
RECBOX(HVL-Sシリーズ)には、「自動ダビング」(自動ダウンロードムーブ機能)という便利な機能があります。nasne(ナスネ)™やパナソニック「ディーガ」、シャープアクオスブルーレイなど対応機器の録画番組を、自動ダビングすることができます。
対応表(レコーダー、チューナーの「RECBOX側操作」自動/手動を参考) http://www.iodata.jp/pio/io/hdd/hvl-s.htm
私は録画テレビチューナー「REC-ON(HVTR-BCTX3)」も使って録画しているので、その中の持ち出し番組を自動ダウンロード設定してみました。(※REC-ONは持ち出し番組のみ自動ダウンロード設定が可能)
①「自動ダウンロード登録」を選択
②「ダウンロード元」を選択(※私の場合は「REC-ON」を選択)
③ダウンロードの対象となるフォルダーを選択
④ダウンロードしたコンテンツを保存するフォルダーをRECBOX内に作成
⑤設定内容を確認し「次へ進む」を選択
⑥詳細な設定を行う
これで完了です。
自動ダウンロード設定で確認をすると、設定ができていました。
さらに便利なのは、⑥詳細な設定を行うでは、キーワードチェックができます。ドラマやアニメのタイトルなどキーワードを設定するだけで、新しくレコーダーに録画された番組が自動でRECBOXにダビングされます。
※これらのダビング設定はパソコンのRECBOX設定画面からも可能ですので、用途に合わせてご利用ください。
RECBOX(HVL-Sシリーズ)の設定画面からフォルダーを作成し、お気に入りの録画番組をフォルダーごとに整理できます。タイトル名も変更できるため、番組をカテゴリー別に整理しておくと、録画番組の検索もより簡単にできるようになります。
①「コンテンツ操作」を選択
②フォルダー作成先を選択し「編集」を選択
③「メニュー」を選択
④「フォルダー作成」を選択
⑤「フォルダー名」を入力
⑥「フォルダー」ができました
フォルダー作成後は、録画番組の移動も簡単にできます。このようにフォルダーを作成し番組を移動していけば、整理ができ、RECBOXの中もスッキリしますね。
①移動したい録画番組を選択
②メニューをタップし「コンテンツ移動」を選択
③移動完了
④RECBOXのフォルダーが整理されスッキリ
RECBOX(HVL-Sシリーズ)から他のネットワークレコーダーへ番組を転送することもできます。ネットワーク転送→転送先を選択するだけで簡単にできます。
(写真)「ネットワーク転送を選択」すると、自動的に他のネットワーク機器が表示される(写真中央)
RECBOX同士で、番組の再ムーブが可能です。たとえば、前モデルのRECBOX(HVL-DR、HVL-AVシリーズなど)がいっぱいになっても、長く残しておきたい番組を、本商品RECBOX(HVL-Sシリーズ)にムーブするといったことが可能です。
(写真)(下)前モデルRECBOX(HVL-AV)シリーズと(左上)本商品RECBOX(HVL-Sシリーズ)
2014年12月に発売されたハイエンドモデルRECBOX DR(HVL-DRシリーズ)をお持ちの方で容量不足にお困りの方は、2台目のRECBOXとしてもオススメです。HVL-DRシリーズにはRECBOXシリーズに保存されている番組をひとまとめにして表示する「デジタルラック」機能があります。HVL-DRシリーズ内の保存番組はもちろんのこと、本商品の保存番組もひとまとめに表示できるので便利です。
(写真)(左)本商品RECBOX(HVL-Sシリーズ)と(右)RECBOX DR(HVL-DRシリーズ)
(写真)(左 黄色の部分)RECBOX DR(HVL-DRシリーズ)「デジタルラック」
RECBOX全てをひとまとめに表示する
RECBOXにダビングした番組はホームネットワークにつながったDTCP-IP対応テレビ(※1)で再生が可能。東芝ハイビジョン液晶テレビ〈レグザ〉やソニー〈ブラビア〉などが再生に対応しています。また、手持ちのテレビがDTCP-IPに対応していない場合でも、PlayStation®3(※2)などで保存したハイビジョン番組の再生が可能です。家じゅうでハイビジョン番組を共有して再生できます。
※1 各機器の対応状況について詳細はRECBOX対応表をご確認ください。
※2 当社独自の検証結果です。PlayStation®3については、ファームウェアを最新の状態にしてご利用ください。PlayStation®3は、システムソフトウェア バージョン3.00以降にてDTCP-IPに対応しています。
いかがでしたか?はじめてダビングに挑戦する方も、すでにRECBOXを使っている皆様も、RECBOX(HVL-Sシリーズ)はおすすめです。ダビング初心者~上級者まで様々な用途でお使いいただけるかと思います。ぜひお試しください。
◎関連リンク
DTCP-IP対応ハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX」HVL-Sシリーズ(商品ページ)
DTCP-IP対応ハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX」HVL-Sシリーズ(購入ページ)
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