――まず、御社の業務内容からお聞かせください。
[ 竹本氏 ] 土と地下水に関するあらゆることと言えるほど幅広いですね。
トンネルや橋梁、ダムなどをつくる際の地盤調査を行ったり、地すべりの危険性を調べて対策を講じたり、地下水の分布調査や温泉源開発を実施したり……。北陸新幹線や第二東名高速道路の水門調査も行いました。水門調査というのは、工事によって地下水や地上の水の流れにどのような影響を与えるかを調べるものです。
――それらをすべて一社で?
[ 竹本氏 ] そうです。
ワンストップで何でもお応えできるよう、コンサルティングから施工まで一貫して行っています。調査だけを行う会社や設計会社、施工会社は多いのですが、すべて行っているところは少ないですね。石川県内では当社だけです。
――今回のディスプレイ導入以前はどのような製品を使っておられたのですか。
[ 竹本氏 ] ブラウン管から液晶に移行してすぐは海外メーカー製品が多かったのですが、途中からアイ・オー・データさんのディスプレイも増えてきました。正直に言うと、以前はもう少しデザインが良ければなあと思っていたのです。でも最近は液晶の額縁がスリムなモデルなどが出て随分洗練されたと思います。また、昨年地元企業向けにアイオーさん主催の組織変革セミナーに参加させていただいた御縁がありました。その時に企業として如何に世の中へ貢献していくか、「企業づくりはまず人から」、社員を大事にする社風に深く共感したところも大きかったです。
――大画面の27型液晶はどのような業務利用で検討されたのでしょうか。
[ 竹本氏 ] CADで図面を作成する設計部門のスタッフから、もっと大きなモニターが欲しいという要望が出ていたんです。これまでは21型前後のディスプレイが中心でしたから。そこにちょうどデスクの入れ替えが重なって、一人ひとりの占有スペースが広くなったため導入に踏み切りました。27型ディスプレイはCADのモニターに使い、21.5型は拡張ディスプレイとして活躍しています。
――導入後に最も大きく変わったのはどのような点でしょうか。
[ 竹本氏 ] まず、作業効率の向上ですね。CADの図面が格段に見やすくなったのはもちろんですが、従来のディスプレイとデュアルで使ってCADを見ながらメールを確認するとか、画面を切り替える手間が省けるので効率も快適性も全く違います。その点は地質調査などのスタッフも同じです。調査結果を見ながら報告書を作成するなど、作業がずいぶんラクになったという声を聞きますね。
――では最後に、御社が企業として大切にされていることを教えてください。
[ 竹本氏 ] 当社の企業理念は「地質・土質と地下水を通じて、社会に貢献する」です。また、「働く人を大切にする」という企業風土もあります。インフラ整備の一端を担ったり、災害を防いだりすることは社会に貢献することだと自負しています。新しいディスプレイが、その質をさらに高めてくれるものと期待しています。また、今回導入したディスプレイには人の目に優しい機能が数多く搭載されています。パソコンはあらゆる業務に欠かせないアイテムですから、働く人への配慮としてとても大切な機能だと思います。 お取り引きを通してアイ・オー・データさんも、社会への貢献や人を大切にする思いを持っておられるのではないかと感じました。そうした共通認識のもとで、また新しい製品を提案していただければと考えています。
――大変ありがたいお言葉をいただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
所在地 | 石川県金沢市 |
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設立 | 1956年12月 |
代表取締役 | 尾蔵 博 |
ご担当者氏名 | 総務部課 課長 竹本健一 様 |