法人向けストレージ特集 RAIDの先をいく安心の技術「拡張ボリューム」

RAIDの先をいく安心の技術「拡張ボリューム」法人向けNASのデータ消失を防ぐ!

法人向けストレージの安全性を高めるために、冗長化を行うことはもはや常識。そして、法人向けストレージの冗長化の手段として最も一般的なものといえばRAIDです。RAIDは長年に渡り使われてきた安定した技術ではありますが、一方で「RAID崩壊」のリスクがあることも事実です。RAID崩壊によるデータ消失の復旧には多大な費用や時間がかかり、ビジネスに「手痛い損失」を与える可能性も見過ごせません。

アイ・オー・データの「拡張ボリューム」は、そんな法人向けストレージのデータ消失リスクを低減したRAIDにかわる冗長化技術。さらに拡張性にも優れ、ビジネスの成長に合わせた柔軟な容量の追加が可能です。

法人向けストレージの安全性を高める「拡張ボリューム」とは?

  1. RAID崩壊によるデータ消失を防ぐ、アイオーの独自技術です。
  2. リビルド時間を短縮し、HDDが故障した際の素早い復帰を可能にします。
  3. 使いながら容量を拡張できるから、容量不足の問題を解決できます。

たとえばこんなお悩み・不安をお持ちの企業におすすめします!

その1 製造業A社 データ保管は安全性を一番重視したい
その2 サービス業B社 あとで容量を増やせるような拡張性がほしい

「拡張ボリューム」の特長1 安全性 RAID崩壊による法人向けストレージのデータ消失を防ぐ、アイ・オー・データの新しい技術です。

拡張ボリュームとは、ハードディスク2台を1組のペアとして使い「ファイル単位の複製」を行う冗長化の技術です。あえてペア内で稼働時間に差をつけて読み書きするため、ペアが同時に故障する可能性は極めて低くなります。

NASの場合の書き込み時
NASの場合の読み込み時
外付けHDDの場合の書き込み時
外付けHDDの場合の読み込み時

一般的に1台のNASに搭載される複数の内蔵HDDの寿命は、初期不良を除けば同程度と考えてよいでしょう。RAIDの場合、劣化もほぼ均等に進行するため、必然的に同時故障のリスクやRAID崩壊によるデータ消失へつながってしまう可能性が高くなります。 一方、拡張ボリュームの場合は読み込み時のディスクを一方に固定することで稼働時間を偏らせ、ペアとなるHDDの劣化の進行度に差をつけます。これにより、同時故障、データ消失のリスクを大幅に低下させることができ安心安全です。

RAIDの場合…内蔵HDDの劣化がほぼ均等で同時故障やデータ消失の可能性が大きい
拡張ボリュームの場合…内蔵HDDの稼働時間を調整でき同時故障やデータ消失のリスクを大幅に低下

「拡張ボリューム」の特長2 メンテナンス性 リビルド時間を短縮し、HDDが故障した際の素早い復帰を可能にします。

HDDが故障し、交換作業をする場合も、全領域に対しリビルドを実施するRAIDに比べ、使用領域だけをリビルドする拡張ボリュームなら、作業時間を大きく短縮できます。

HDD交換時におけるリビルド対象の違い

「拡張ボリューム」の特長3 拡張性 使いながら容量を拡張できるから、必要な時に増設できて、スモールスタートも可能です。

ペアのHDDを順に換装するだけで、データを維持したまま実効容量を大きくできます。ホットスワップ※に対応しており、システムを止めずに実施することが可能です。
※ホットスワップはNASのみの対応です。

6台のうち1台を4TBに交換 1TB×3組(実行容量3TB→1TB+1TB+4TB(実行容量6TB)

比較表 RAIDと拡張ボリュームの違い

比較表

「拡張ボリューム」対応の当社製法人向けストレージで、安心安全なデータ運用を実現!

既に対応製品を2台お持ちの方は、すぐに拡張ボリュームの運用可能!

※対象の当社NAS・HDD商品のみで拡張ボリューム設定が可能です。
※USB接続外付けHDD商品での拡張ボリューム設定は、DAS CONNECT(ダスコネクト)アプリのインストールが必要です。またWindows OSのみ対応です。▶インストール先はこちらから。
※「既に対応HDDを2台お持ちの方の拡張ボリューム対応」は、同一型番でのみ運用可能です。また、一方のドライブのフォーマットが必要です。

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