ネットワークカメラ 用語集

用語一覧

WPSとは?

無線LAN端末(スマホ、パソコン、ネットワークカメラなど)と無線ルーターを、ボタン1つで簡単に設定するための仕組み(規格)です。

通常、無線LAN端末と無線ルーターを接続する際は、無線ルーターの名前(SSID)やパスワード(暗号キー)を調べて設定する必要がありますが、お互いがWPS機能に対応していれば、ボタンをワンプッシュするだけで無線設定を完了することができます。

WPSは、機器が対応していればメーカーが異なっていても設定可能です。

WPSボタンの名称はメーカーによっても異なる場合がありますので下記をご参考ください。

★BUFFALO社製ルーター(AirStationシリーズ)をご利用の場合
【AOSSボタン】がWPSボタンを兼ねていることが多いです。

★NEC社製ルーター(Atermシリーズ)をご利用の場合
【らくらくスタートボタン】がWPSボタンを兼ねていることが多いです。

グローバルIPアドレスとは?

IPアドレスには、「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」の2種類があります。

グローバルIPアドレスとは住所(石川県金沢市桜田町2-84)のようなアドレスであり、世界に1つしかないアドレスです。

プライベートIPアドレスとは個人を特定する為のアドレスであり、名前(山田太郎)のようなアドレスです。

郵便物を届けるには、住所と名前が必要なのと同じで、外出先からカメラの映像を見るには、カメラを設置しているネットワークの住所(グローバルIPアドレス)とカメラの名前(プライベートIPアドレス)が必要になります。

マンションなどの建物全体で1つの回線を契約している場合、各部屋に「グローバルIPアドレス」が貰えない場合が多く、その場合は住所が特定できない為、外出先からカメラにたどり着けず映像を見ることができません。

ポケットルーターのように持ち運び可能なルーターも、その性質上「グローバルIPアドレス」が貰えない場合があります。

二重ルーターとは?

ルーターは、家の外から宅内への侵入を防ぐための、いわば玄関のような役割を持ったネットワーク機器です。

本来は、玄関は家に1つあればよいですが、環境によっては玄関が2つあり、必要以上にセキュリティが高い状態となっている場合があります。

これを「二重ルーター環境」と言います。

※上記イラストでは、モデムにルーター機能を搭載した「モデムルーター」に、さらにルーターが接続された「二重ルーター環境」を表しています。

【二重ルーター環境の可能性があるケース】

  • NTTモデムをご利用で、モデムのPPPランプが点灯している場合、モデムにルーター機能が搭載されています。モデムに別途ルーターを接続している場合は、二重ルーター環境です。
  • au光回線でご契約の場合、「モデムルーター」が提供されているケースが多いです。

このような環境に別途無線LANルーターなどを接続している場合は、二重ルーター環境です。

ポート開放とは?

自宅に玄関という入り口があり、鍵がかかっているのと同じように、ルーターにもポートという入り口があり、通常はその入り口には鍵が掛かっています。

外出先からアクセスするときは、映像を見る為のポート(入り口)を通って、カメラの映像を見に行きます。

この入り口に鍵がかかったままでは外出先から映像を見ることができません。

外出先からカメラにアクセスするために、通常鍵がかかっているポート(入り口)を開ける作業が「ポート開放」です。

DMZとは?

自宅に玄関という入り口があり、鍵がかかっているのと同じように、ルーターのもポートという入り口があり、通常はその入り口には鍵が掛かっています。

ルーターのポート(入り口)は1つのみではなく、映像を表示する為のポート、音声を通す為のポートなど、ポート(入り口)はいくつも存在します。

DMZとは、ルーターのポート(入り口)を全て開ける作業のことです。

通常はルーターで「ポート開放」の設定を行い、必要なポート(入り口)のみ開ければよいですが、「ポート開放」を行っても外出先で映像が表示できない場合にDMZ設定を試します。

DMZの設定により外出先からカメラの映像が表示された場合、「ポート開放」の設定に誤りがある可能性が高いです。

※DMZは全てのポートを解放するためセキュリティ上リスクが高いです。
そのため、切り分けの為の一瞬の間DMZを有効にし、外出先から接続できたかどうかを確認した後はすぐに無効にして下さい。

プライバシーセパレーター機能とは?

プライバシーセパレーター機能とは、接続機器同士の通信を制限する機能です。

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