Q&A

バックアップデータから復元したい。

本製品が動作しない場合

USB HDD にバックアップしていた場合、USB HDD をパソコンにつないでデータを取り出すことができます。
通常 USB HDD は専用フォーマットになっていますので、専用フォーマット読み出しツール「LAN DISK Backup Reader2」をインストールしてお使いください。
※「LAN DISK Backup Reader2」は macOS に対応しておりません。

一部のデータだけを取りだす

  1. バックアップ先に設定した共有フォルダーを開く

    「usbX」にアクセスしたい場合

    USBHDDへバックアップを取っている場合、「usbX」(Xはポート番号)という共有フォルダーにバックアップデータが保存されています。
    「usbX」フォルダーには初期値で管理者権限がかかっているため、管理者権限でアクセスしてください。
    管理者情報とは、下記の情報のことです。
    ユーザー名:admin(固定)
    パスワード:管理者パスワード(初回ログイン時に設定したパスワード)

  2. バックアップのジョブ名のフォルダーを開く
    [ジョブ名]
     →[年月日・時刻]
      →[バックアップ元ホスト名]
       →[バックアップ元ホストの共有名]
ジョブ名 バックアップ設定時に指定した[ジョブ名]のフォルダーです。
年月日・時刻 バックアップを開始した年月日・時刻を元にして、自動で作成されるフォルダーです。[20131231000000]の場合は、2013 年 12 月 31 日 00 時 00 分 00 秒に開始しています。
バックアップ元ホスト名 バックアップ元で選ばれたホスト名のフォルダーです。本製品上を選択した場合は「localhost」となります
バックアップ元ホストの共有名 バックアップ元で選択された共有名のフォルダーです。バックアップ元にサブフォルダーを指定した場合、共有名の後に"_"で区切られてサブフォルダー名が追加されます。

どの日のフォルダーを開けばいい?

取り出したいデータがベストな状態の日のフォルダーを開いてください。
すべてのデータが表示されるようになっています。
変更がなくて履歴差分バックアップされていないファイルも、以前のバックアップフォルダーから参照されています。

すべてのデータを復元する

  1. 設定画面を開く
  2. [データバックアップ]→[バックアップ]をクリックする
  3. 復元するバックアップジョブの右にある[復元]をクリックする
  4. ① 内容を確認し、[バックアップ履歴]で復元するバックアップの日時を選ぶ
    ② [実行]をクリックする

復元について

●復元先に同じ名前のファイルが存在する場合は上書きされます。

●バックアップに存在しないファイルが復元先にあった場合でも、そのファイルは削除などされません。

●復元先が読み取り専用の場合、復元できません。

復元の結果を確認する

[LAN DISK Log]共有の[Restore]の[ジョブ名]以下に復元の結果を記録します。
※[LAN DISK Log]には初期値で管理者権限がかかっています。管理者(admin)でアクセスしてください。(ユーザー名:admin パスワード:設定画面に入る際の管理者パスワード)
「( 復元実行日時)_summary.log」というファイル名のログファイルで内容を確認してください。
失敗した場合は「( 復元実行日時)_failed.log」というファイル名のログファイルで、内容を確認してください。

ログファイルの内容と対処:ログ内容を「Error」で検索し、検索に掛かった場合は復元失敗ログ内容をご覧ください。

ユーザーの手でデータを復元する

履歴差分バックアップでバックアップすれば、Windows のボリュームシャドウコピーと同じように管理者の手をわずらわすことなく、ユーザーがデータを復元できます。
シャドウコピーを活用する

新しい製品へデータを復元する

故障などにより、新しい製品へデータを「復元」したい場合は、バックアップ元の共有フォルダーと、バックアップのジョブを元のように作り直して「復元」することができます。
次の手順をご確認ください。

ご注意

●バックアップジョブが存在している場合
 手順3 より実施してください。

●バックアップジョブが存在しない場合

  • 復元したいバックアップジョブを再作成していただく必要があります。
  • ジョブ名、バックアップ元共有フォルダ、バックアップ先共有フォルダは復元したいバックアップジョブと同名である必要があります。

以前のバックアップジョブの情報が正確ではない場合は、下記復元手順では復元できません。
データコピー機能でバックアップ先共有フォルダを指定して復元してください。

設定例

  • ジョブ名:backup1
  • バックアップ元の共有フォルダー名:abc
  • バックアップ先:usb2

復元手順

  1. 共有フォルダ[adc]を作成します。

    ①本製品の設定画面を開き、[共有]-[フォルダー]-[追加]をクリックします。

    ②共有フォルダー名[abc]を入力します。その他は必要に応じて設定します。
    下記は詳細アクセス権を無効にした例です。
    /support/qanda/images/19547/19547_01.png

    ③入力が完了しましたら画面下部の「追加」ボタンをクリックします。

  2. バックアップ設定よりバックアップジョブを新規作成します。

    ①[ホーム]-[データ保守]または[データバックアップ]-[バックアップ]-[追加]とクリックします。

    ②設定項目を入力します。

     ●設定例

    • ジョブ名:backup1
    • スケジュール:無効
    • オプション:すべてチェックなし
    • バックアップ元:abc (作成済みの共有フォルダー一覧より選択)
    • バックアップ先:USB2

    ※バックアップ先がネットワーク上の機器の場合は、バックアップ先 に「\\バックアップ先のホスト名(もしくはIPアドレス)\バックアップ先共有フォルダー名」を入力します。
    /support/qanda/images/19547/19547_02.png

    ③完了したら「追加」ボタンをクリックします。

  3. バックアップデータを復元します。

    ①項番3の画面より「一覧へ」をクリックします。

    ②「backup1」の[復元]ボタンをクリックします。
    /support/qanda/images/19547/19547_03.png

    ③[バックアップ履歴]で復元するバックアップの日時を選び[実行]をクリックします。
    /support/qanda/images/19547/19547_04.png

    ④復元開始後、本製品のステータスランプが点滅します。

    ⑤製品より 「 ピッピッピッ」と鳴り、ステータスが点灯になります。

    ⑥ステータスに「完了(成功)]と出力されれば、復元完了です。
    /support/qanda/images/19547/19547_05.png

    ※復元されたデータのフォルダー階層は、バックアップ元データと同じ階層になっています。
    バックアップ時に作成される「ジョブ名」や「バックアップ日時」などのフォルダーは復元されません。

Q&A番号 19547
このQ&Aの対象製品 HDL-AA1 HDL-AA1/E HDL-AA1W HDL-AA2 HDL-AA2/E HDL-AA2W HDL-AA3 HDL-AA3/E HDL-AA3W HDL-AA4 HDL-AA4/E HDL-AA4W HDL-AA6 HDL-AA6/E HDL-AA6W HDL-AAX1 HDL-AAX1W HDL-AAX2 HDL-AAX2/E HDL-AAX2W HDL-AAX3 HDL-AAX3/E HDL-AAX3W HDL-AAX4 HDL-AAX4/E HDL-AAX4W HDL-AAX6 HDL-AAX6/E HDL-AAX6W HDL-AAX8 HDL-AAX8/E HDL-AAX8W HDL2-AA0/E HDL2-AA12 HDL2-AA12/E HDL2-AA12W HDL2-AA2 HDL2-AA2/E HDL2-AA2W HDL2-AA4 HDL2-AA4/E HDL2-AA4W HDL2-AA6 HDL2-AA6/E HDL2-AA6W HDL2-AA8 HDL2-AA8/E HDL2-AA8W HDL2-AAX0/E HDL2-AAX12 HDL2-AAX12/E HDL2-AAX12W HDL2-AAX12WB HDL2-AAX16 HDL2-AAX16/E HDL2-AAX16W HDL2-AAX16WB HDL2-AAX2 HDL2-AAX2/E HDL2-AAX2W HDL2-AAX2WB HDL2-AAX4 HDL2-AAX4/E HDL2-AAX4W HDL2-AAX4WB HDL2-AAX6 HDL2-AAX6/E HDL2-AAX6W HDL2-AAX6WB HDL2-AAX8 HDL2-AAX8/E HDL2-AAX8W HDL2-AAX8WB HDL2-H12 HDL2-H12/TM3 HDL2-H12/TM5 HDL2-H2 HDL2-H2/R HDL2-H2/TM3 HDL2-H2/TM5 HDL2-H4 HDL2-H4/R HDL2-H4/TM3 HDL2-H4/TM5 HDL2-H6 HDL2-H6/TM3 HDL2-H6/TM5 HDL2-H8 HDL2-H8/R HDL2-H8/TM3 HDL2-H8/TM5 HDL2-HA12 HDL2-HA12/TM5 HDL2-HA12B HDL2-HA16 HDL2-HA16/TM5 HDL2-HA16B HDL2-HA2 HDL2-HA2/TM5 HDL2-HA2B HDL2-HA4 HDL2-HA4/TM5 HDL2-HA4B HDL2-HA8 HDL2-HA8/TM5 HDL2-HA8B HDL2-X12 HDL2-X16 HDL2-X2 HDL2-X2/ST5 HDL2-X4 HDL2-X4/DB1 HDL2-X4/ST5 HDL2-X4/TM3 HDL2-X4/TM5 HDL2-X6 HDL2-X8 HDL2-X8/DB1 HDL2-X8/TM3 HDL2-X8/TM5 HDL2-XA16 HDL2-XA16B HDL2-XA2 HDL2-XA2B HDL2-XA4 HDL2-XA4B HDL2-XA8 HDL2-XA8B HDL4-H12EX HDL4-H12R HDL4-H16EX HDL4-H16R HDL4-H24EX HDL4-H24R HDL4-H32EX HDL4-H32R HDL4-H4EX HDL4-H4R HDL4-H8EX HDL4-H8R HDL4-HA16-U HDL4-HA16-UB HDL4-HA16EX HDL4-HA16EXB HDL4-HA24-U HDL4-HA24-UB HDL4-HA24EX HDL4-HA24EXB HDL4-HA32-U HDL4-HA32-UB HDL4-HA32EX HDL4-HA32EXB HDL4-HA4-U HDL4-HA4-UB HDL4-HA4EX HDL4-HA4EXB HDL4-HA64-UB HDL4-HA8-U HDL4-HA8-UB HDL4-HA80-UB HDL4-HA8EX HDL4-HA8EXB HDL4-X12 HDL4-X16 HDL4-X16-U HDL4-X2 HDL4-X24 HDL4-X32 HDL4-X32-U HDL4-X4 HDL4-X4-U HDL4-X4/ST5 HDL4-X4/TM3 HDL4-X4/TM5 HDL4-X8 HDL4-X8-U HDL4-X8/ST5 HDL4-X8/TM3 HDL4-X8/TM5 HDL4-XA16 HDL4-XA16-U HDL4-XA16-UB HDL4-XA16B HDL4-XA32 HDL4-XA32-U HDL4-XA32-UB HDL4-XA32B HDL4-XA4 HDL4-XA4-U HDL4-XA4-UB HDL4-XA4B HDL4-XA8 HDL4-XA8-U HDL4-XA8-UB HDL4-XA8B HDL6-H12 HDL6-H18 HDL6-H24 HDL6-H36 HDL6-H48 HDL6-H6 HDL6-HA12 HDL6-HA120B HDL6-HA12B HDL6-HA24 HDL6-HA24B HDL6-HA36 HDL6-HA36B HDL6-HA48 HDL6-HA48B HDL6-HA6 HDL6-HA6B HDL6-HA96B IPHL2-AA0

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