Q&A

【IO NAS Security】に関するQ&A

「IO NAS Security」Q&Aをまとめたページです。

目次
「IO NAS Security」の概要
ライセンス(有償)について
ライセンス(有償)の延長について
ウイルスチェック機能について

「IO NAS Security」の概要

Q.「IO NAS Security」とはどんな機能ですか?

A.
「IO NAS Security」は、法人向けランディスク(Linux OSモデル)専用のウイルス対策機能です。国内外で信頼性・評価の高いTrellix社製スキャンエンジンを採用しており、大切なデータをウイルスの脅威からリアルタイムで守ることができるソリューションです。

NASにウイルス対策機能を搭載することで、ウイルスの侵入をリアルタイムで監視します。万が一ウイルス対策の不十分なパソコンをネットワークに接続し、ウイルス感染したファイルをNASに転送した場合も、NASがそれを検知してファイルを駆除/隔離し、NASを介したウイルスの蔓延を防ぎます。

より詳細な概要や特徴については以下をご確認ください。
NASをリアルタイムで監視するLAN DISK用ライセンス「IO NAS Security」

ランサムウェア対策としてUSBハードディスクを使ったローカルバックアップの併用をおすすめします。

ランサムウェアはパソコンが感染するため、本ソフトウェアでは十分な対策となりません。パソコンへのウイルス対策ソフト導入いただきつつ、万が一パソコンが感染された場合でも被害を最小限に抑えるために、USBハードディスクを使ったローカルバックアップをご検討ください。
ランサムウェア対策につきましては次の特集ページをご確認ください。
ランサムウェア対策のご案内

Q.対応しているLAN DISK製品はどれですか?

A.
対応製品は仕様ページをご確認ください。

LAN DISKは必ず最新ファームウェアバージョンに更新してください。

最新ファームウェアバージョンにて本機能に対応しています。古いファームウェアバージョンの場合、本機能は使用できません。

ライセンス(有償)について

Q.ライセンス(有償)の種類と価格を教えてください。

A.
適用期間が異なるラインナップをご用意しております。
詳細なラインナップ、ならびに価格についてはライセンスの商品ページをご確認ください。
LAN DISK用ライセンス「LDOP-LS/TLシリーズ」商品ぺージ

Q.ライセンス(有償)の販売はいつからですか?

A.
2025年11月中旬出荷を予定しております。

Q.ライセンス(有償)はどこで購入できますか?

A.
当社直販サイト『アイオープラザ』、または弊社商品取り扱いの販売店様・代理店様よりご購入いただけます。

Q.ライセンス(有償)を購入すると何が届きますか?

A.
レターパック状の厚紙封筒が届きます。封筒内に『ライセンスキーのご案内』があり、ライセンスキー情報とライセンス適用方法が記載されています。

本紙はなくさないよう大切に保管してください。LAN DISKの初期化後や修理後、リプレイス時には本ライセンスキーの再適用が必要です。

▼『ライセンスキーのご案内』例

Q.1度に適用できるライセンス期間は何年までですか?

A.
最大5年までとなります。5年以上適用したい場合は、5年の期間終了後、または期間終了の60日前に適用してください。
例)3年分適用したい場合は、1年版ライセンスを3つ購入し、3ライセンス適用します。

Q.ライセンスキーの適用方法を教えてください。

A.
ライセンスの適用方法は次の手順となります。
詳細は各LAN DISKのマニュアルをご確認ください。

ご注意

・適用するLAN DISKがインターネットに接続されている必要があります。

・1年版ライセンスを複数適用する場合は、次の適用手順をライセンス分実施する必要があります。
※複数ライセンスを適用していた場合は、最後に適用したライセンスキーがすべての期間を包括しているため、最後に適用したライセンスキーを保管してください。
例)ライセンスキー3つ(A,B,C)をA→B→Cの順番で適用した場合は、Cのライセンスキーが3年分を包括しています。

  1. LAN DISKのファームウェアを最新バージョンへ更新する
    ※ファームウェアバージョンが古い場合、本機能は使用できません。詳細なファームウェアバージョンはこちらをご確認ください。
  2. LAN DISKの設定画面へログインする
    ※パッケージ機能がある製品シリーズの場合は、IO NAS Securityのパッケージを追加します。
  3. [ウイルス対策]→[ウイルス対策]→[ライセンス管理]ボタンをクリック
  4. 上記ライセンスキーを入力し、[適用]をクリック
    →適用されるとステータスに「アクティベーション済み」と表示されます。

以上でライセンスキーの適用は完了です。

Q.ライセンスを適用したLAN DISKが故障して修理で一式交換したり、リプレイスをした場合、ライセンスが引き継げますか?

A.
適用しているライセンスキーを、交換後のLAN DISK(※1)に適用すれば、残期間を引き継ぐことが可能です。

※ ライセンスキー情報はなくさないよう大切に保管してください。

※ 複数ライセンスを適用していた場合は、最後に適用したライセンスキーがすべての期間を包括しているため、最後に適用したライセンスキーを適用する必要があります。
例)ライセンスキー3つ(A,B,C)をA→B→Cの順番で適用した場合は、Cのライセンスキーが3年分を包括しています。

※ 修理が筐体交換のみ(搭載HDDは継続使用)の場合は、再適用は不要です。そのまま使用できます。

※1 「IO NAS Security」に対応している機種のみになります。仕様ページをご確認ください。

ライセンス(有償)の更新・延長について

Q.ライセンス期間の更新(延長)はできますか?最大更新年数はありますか?

A.
更新可能です。また最大更新年数はありません。
ライセンス期間中に更新も可能ですが、残期間+追加するライセンス期間が5年を超える更新はできません。超える場合は、残期間の終了または期限の切れる60日前に更新してください。

ライセンス期間中に更新例

【例】3年ライセンスを適用し、すでに2年経過している場合(ライセンス残期間1年)

・1年版ライセンスを2つ追加(+2年間):残期間1年+追加分2年=3年となるため、更新可能

・5年版ライセンスを1つ追加(+5年間):残期間1年+追加分5年=6年となるため、更新不可

5年以上使用する場合は、LAN DISKの買い替えをご検討ください。

LAN DISK本体は経年劣化が進むため5年を目途にリプレイスをご検討いただくことをお勧めいたします。適用したライセンスキーはリプレイス後のLAN DISK(※)へ引き継ぐことが可能です。
※ 「IO NAS Security」に対応している機種のみになります。仕様ページをご確認ください。

Q.ライセンス期間が切れる前に通知されますか?

A.
期間が切れる60日前、30日前、10日前にLAN DISKのお知らせに通知されます。メール通知設定やNarSuSにご登録いただいていた場合はメールでも通知されます。詳細は各LAN DISKのマニュアルをご確認ください。

Q.ライセンス期間が切れた後も更新できますか?

A.
可能です。ただしセキュリティの観点から、切れる前に更新することを推奨します。
※NarSuS登録やメール通知設定をすることで、期限が切れることを事前にメールで通知が可能です。詳細は各LAN DISKのマニュアルをご確認ください。

ウイルスチェック機能について

Q.スキャンエンジンは何を採用していますか?

A.
Trellix社のスキャンエンジンを採用しています。

Q.検出可能なマルウェアはなんですか?

A.
NASをリアルタイムで監視するLAN DISK用ライセンス「IO NAS Security」をご確認ください。

ランサムウェア対策としてUSBハードディスクを使ったローカルバックアップの併用をおすすめします。

ランサムウェアはパソコンが感染するため、本ソフトウェアでは十分な対策となりません。パソコンへのウイルス対策ソフト導入いただきつつ、万が一パソコンが感染された場合でも被害を最小限に抑えるために、USBハードディスクを使ったローカルバックアップをご検討ください。
ランサムウェア対策につきましては次の特集ページをご確認ください。
ランサムウェア対策のご案内

Q.どのようなスキャン方法がありますか?

A.
次の4つがあります。

リアルタイムスキャン 「読み取り時」や「書き込み時」に都度スキャンします。設定でトリガーの指定が可能です。
※HDL-LENシリーズは、トリガーの指定設定は対応しておらず、「書き込み時」のみとなります。
ヒューリスティックスキャン 詳細はこちら
手動スキャン スキャンしたい時に管理画面から即時実行できます。
スケジュールスキャン 指定した曜日や時刻にスキャンを行います。

リアルタイムスキャンを有効にすると、アクセスの速度が下がります

リアルタイムスキャンを有効にするとトリガーのタイミングでウイルススキャン処理を実行します。そのためアクセス速度が下がります。
アクセス速度が遅いと感じた場合、リアルタイムスキャンを無効をご検討ください。

Q.ヒューリスティックスキャンとは何ですか?

A.
「ヒューリスティックスキャン」とは、プログラムの「振る舞い」を検証し、ウイルス(マルウェア)に特徴的な挙動が見られるか否かでウイルスの有無を判定・検出する機能です。
プログラムの「振る舞い」から判定するため、既存のウイルス定義データベースに登録されていない新種や亜種のウイルス(マルウェア)への対策として有効です。
※本機能は全てのウイルス (マルウェア)を検知することを保証するものではありません。

Q.「読み取り時」や「書き込み時」のリアルタイムスキャンは、具体的にどのような動作で実行されますか?

A.
※HDL-LENシリーズは、トリガーの指定設定は対応しておらず、「書き込み時」のみとなります。

読み取り時 共有フォルダーのファイルを読み込む際に、スキャンを実行してから読み込むようになります。
※ スキャンが終わるまでファイルにアクセスができないため、ファイルアクセスが遅いと感じた場合は[書き込み]だけにしてください。
書き込み時 共有フォルダーへファイルを書き込んだ後、スキャンを実行します。ファイル名/フォルダー名のリネームや移動の際も「書き込み」とみなされスキャンを実行します。
※ 書き込み後にファイルスキャンの対象とするため、スキャン完了前にファイルへアクセスできることにご留意ください。

リアルタイムスキャンを有効にすると、アクセスの速度が下がります

リアルタイムスキャンを有効にするとトリガーのタイミングでウイルススキャン処理を実行します。そのためアクセス速度が下がります。
アクセス速度が遅いと感じた場合、リアルタイムスキャンを無効をご検討ください。

Q.どのような設定ができますか?

A.
スケジュール設定やウイルス検出時の動作、除外ファイル設定が可能です。
詳細は各LAN DISKのマニュアルをご確認ください。
※HDL-LENシリーズには「リアルタイムスキャンのトリガー」項目がありません。リアルタイムスキャンを有効にした場合、「書き込みのみ」となります。

Q.スキャン対象は全共有フォルダーになりますか?

A.
スキャン方法によって異なります。
リアルタイムスキャン:USBHDD以外の共有フォルダー
手動スキャン、スケジュールスキャン:USBHDD含む全共有フォルダー

※ 隔離用の共有フォルダーや他機能で作成される隠し共有フォルダー(設定画面の共有フォルダー一覧に表示されない共有フォルダー)はどのスキャン方法でも対象外となります。

Q.ウイルス検出時の動作はどのようなものがありますか?

A.
駆除、隔離、削除、放置の4つがあり、初期値は1次動作が駆除、2次動作が隔離となります。

駆除 マクロウイルス※検知したファイルからマクロウイルスだけを取り除きます。マクロウイルスは駆除されていますので、駆除が完了したファイルは削除されません。
※ マクロウイルス:Microsoft Word や Excel などの「マクロ機能」を悪用してウイルス感染するものです。
隔離 ウイルス検知したファイルを隔離用の隠し共有フォルダー「ionassec_quarantine」に移動します。隔離したファイルがあった場所には、“ウイルスが検出されたため隔離されました_(元のファイル名)“という空のファイルを作成します。
削除 ウイルス検知したファイルを削除します。削除したファイルがあった場所には、“ウイルスが検出されたため削除されました_(元のファイル名)“という空のファイルを作成します。
放置 上記のいずれも行いません。

Q.ウイルス検出時は通知されますか?

A.
ウイルスが検出された場合は、LAN DISKのお知らせに通知されます。別途メール設定やNarSuS登録をしている場合はメールでも通知されます。
設定方法は各LAN DISKのマニュアルをご確認ください。

Q.スケジュールスキャンにて、前回のスキャンが終わらず次回スケジュールスキャンの時間になった場合、どのような処理になりますか?

A.
次回のスケジュールスキャンはスキップされます。前回のスキャン終了後の、次のスケジュールスキャン時間にてスキャン処理が実行されます。

Q&A番号 34262
このQ&Aの対象製品 IO NAS Security LDOP-LS/TL1 LDOP-LS/TL5

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