2018年6月6日 18-NR061
当社のLinuxベースオリジナルOS搭載法人向けNAS「LAN DISK H」の新ファームウェア(ver3.01)を公開しました。本ファームウェアを適用することで、ランサムウェアによるファイル暗号化の検知機能や、最新のファイル転送プロトコルSMB 3.1.1が利用可能となります。また、当社のクラウド型NAS管理サービス「NarSuS」により、LAN DISK Hに接続されたオムロン社製UPSの状態を確認できるようになります。
※自動配信は6月12日以降随時実施していきます。
▼LAN DISK H 商品詳細
・HDL6-Hシリーズ
・HDL4-HEXシリーズ
・HDL2-Hシリーズ
・HDL4-HRシリーズ
不正ファイル操作検知機能は、LAN DISK Hのバックアップ機能「履歴差分バックアップ」に追加される機能です。バックアップを実施した際に、前回のバックアップデータと内容を比較し、大量の変更が確認された場合はシステム管理者へメール送信を行うとともに、機器前面にある液晶画面に通知を表示します。
ランサムウェアによるファイルの暗号化はもちろん、ユーザーによる誤ったファイル削除なども検知できるため、運用時に気付きにくいファイル消失のリスクを低減できます。
LAN DISK Hが高速かつセキュリティが強化されたファイル転送プロトコル、「SMB 3.1.1」に対応します。クライアントPCのOSがWindows 10の場合、LAN DISK Hとのファイル転送において、自動的に「SMB 3.1.1」が利用されます。
※Windows 7および、Windows Server 2008/R2 が2020年1月にサポート終了をむかえます。機器の入替後、最新のSMBバージョンをご利用いただくためにも、本ファームウェアの適用をお願い致します。
当社クラウド型NAS管理サービス「NarSuS」を利用し、LAN DISK Hだけでなく、そこにつながったオムロン社製UPS(無停電電源装置)※の状態管理も可能になりました。各装置ごとの管理からNarSuSによる一括管理に変えることで、UPSのバッテリー劣化などの異常の見落としを減らし、停電時の障害を防ぐことができます。
※対応UPS一覧はこちら
対応UPS一覧
▼NarSuSの詳細はこちら
クラウド型NAS管理サービス「NarSuS(ナーサス)」
このページの情報は発表時点の内容です。内容等が変更されることがあります。