(写真)ポータブルSSDを接続したWindowsノートPCとMacBook Air
(記事公開日:2020年1月30日)
外付けポータブルSSDを日常的に使われている方も多くなってきました。HDDに比べて読み書き速度が速いので、デジカメやスマホで撮影した写真、動画や音楽ファイルなど、大容量データのコピー速度が速いことは、日々の利用で快適な作業につながります。
最近では保存容量が大きなモデルも、比較的リーズナブルな価格になってきたこともあり、SSDの利用はさらに増えていくことでしょう。速度以外にも、軽量かつ衝撃にも強いのでポータブル利用に適しており、ノートPCと一緒に持ち運ぶ際にも便利で安心です。
そこで今回は、I-O DATAのポータブルSSDラインアップをご紹介したいと思います。皆さまのご利用用途に合わせて事前に検討していただきやすいように一覧にまとめました。
SSPH-UTシリーズ | SSPH-UAシリーズ | SSPG-USCシリーズ | |
容量 | 240GB 480GB 960GB |
480GB 960GB |
500GB 1TB 2TB |
インターフェイス | USB 3.1 Gen 1(USB 3.0) USB 2.0 |
USB 3.1 Gen 1(USB 3.0) USB 2.0 |
USB 3.1 Gen 2 USB 3.1 Gen 1(USB 3.0) USB 2.0 |
添付ケーブル | USBケーブル (A - MicroB/30cm) |
USBケーブル (A - MicroB/30cm) |
USBケーブル(C - C/30cm) USBケーブル(A - C/30cm) |
サイズ | 約80(W)×80(D)×15(H)mm | 約80(W)×80(D)×15(H)mm | 約58(W)×88(D)×13(H)mm |
質量 | 約55g | 約61g | 約42g |
読み込み速度 | 約350MB/s(480GB) 約340MB/s(240GB/960GB) |
約440MB/s | 約530MB/s |
書き込み速度 | 約320MB/s(240GB) 約300MB/s(480GB/960GB) |
約430MB/s | 約490MB/s(500GB) 約460MB/s(1TB/2TB) |
SDPX-USCCシリーズ | |
容量 | 480GB 1TB |
インターフェイス | USB 3.1 Gen2 USB 3.1 Gen 1(USB 3.0) USB 2.0 |
添付ケーブル | USBケーブル(Type-C - MicroB/30cm) USBケーブル(A - MicroB/30cm) |
サイズ | 約76(W)×114(D)×12(H)mm |
質量 | 約100g |
読み込み速度 | 約560MB/s |
書き込み速度 | 約510MB/s |
SSDとはどのようなもの?HDDとの違いや特徴を紹介
ポータブルSSDのインターフェイスはUSBになります。USBバスパワー駆動なので、ACアダプターが不要で持ち運びに便利です。SSPG-USCシリーズとSDPX-USCCシリーズは、通常のUSB端子(USB A)に加えUSB Type-Cにも対応しており、2種類のケーブルが標準添付されています。ChromebookやMacBookなどをはじめ、最近のノートPCにはUSB Type-Cを備えているものも多くなっているので便利にご利用いただけます。
(写真)SSPG-USCシリーズとSDPX-USCCシリーズは2種類のケーブルを標準添付
(写真)MacBook AirとSDPX-USCCシリーズをType-C接続
(写真)Surface GoとSSPG-USCシリーズをType-C接続
また、今回ご紹介しているポータブルSSDは、いずれも「USB 3.1 Gen 1(USB 3.0)」に対応しているので高速転送が可能です。中でもSSPG-USCシリーズとSDPX-USCCシリーズは、「USB 3.1 Gen 2(※)」に対応しており、さらに高速転送が可能です。
(※)性能を発揮するためには、USB 3.1 Gen 2インターフェイスが必要です。
(グラフ)USBの規格値
USB Type-Cとはどのような規格?主な機能やメリットを紹介
どれぐらい高速転送が可能なのかをベンチマークソフトを使って、USB 3.1 Gen 1とUSB 3.1 Gen 2の違いも分かるように、代表的なポータブルSSDをテストしてみました。使用PCなどテスト環境により結果は異なりますので、あくまでも参考としてください。
今回の測定環境(共通)
●使用PC
PC型番 デルXPS 8930
CPU Intel(R)Core(TM) i7-8700 CPU 3.20GHz 3.19GHz
メモリー 16GB
OS Windows 10 HOME 64bit(バージョン1809)
●USBポート
SSPH-UT480Kは「USB 3.1 Gen 1」
SSPG-USC1NVとSDPX-USC480Cは「USB 3.1 Gen 2」
●測定方法
ベンチマークソフト「CrystalDiskMark Ver6.02(×64)を用いて以下の設定にて行った測定値。
・テストデータ:デフォルト(ランダム)
・テストサイズ:1GiB(約1.074GB)
・テスト項目:Seq Q32TI
※測定値はあくまで特定のテスト環境で得られた結果であり、必ずしも全ての動作環境で同様の結果が得られることを保証するものではありません。
(キャプチャー)SSPH-UT480Kのテスト結果(USB 3.1 Gen 1接続)
(キャプチャー)SSPG-USC1NVのテスト結果(USB 3.1 Gen 2接続)
(キャプチャー)SDPX-USC480Cのテスト結果(USB 3.1 Gen 2接続)
テストの結果、ポータブルHDD(※)に比べ、3倍~4.5倍の速度が得られました。とても高速な転送速度であり、実際に大きなファイルをコピーしたときには、その速さを実感できます。
(※)例えばポータブルHDD「HDPT-UTS」の場合:読み書き速度約120MB/s
(写真)シリコンラバー素材のSSD
(左からSSPH-UTシリーズ/SSPH-UAシリーズ/SSPG-USCシリーズ)
外付けストレージを持ち歩くときに心配なのが、ぶつけたり落下などの衝撃や、移動時の振動です。こちらのポータブルSSD(SSPH-UTシリーズ/SSPH-UAシリーズ/SSPG-USCシリーズ)は、落下したときに最も衝撃を受ける四隅と表面が、衝撃に強いシリコンラバー素材で覆われていますので、安心してお使いいただけます。
デザインもインパクトがあり、タフな印象を受けます。四隅の凸凹とシリコンラバー素材により、手に持ったときのグリップ感がとても良いので、あやまって落とすことも少なくなると思います。私はこのデザインがとても気に入っており、出先の打ち合わせで、「これカッコいいね」とよく言われます。
(写真)四隅と表面はシリコンラバー素材
米国国防総省の軍事品に採用する性能試験(MIL-STD)と
同等の122cmからの高さからの落下試験に合格
I-O DATA独自の静音ランク「GOLD」は、寝室で使っても音が気にならない静かさ
(写真)アルミボディデザインのSDPX-USCCシリーズ
SDPX-USCCシリーズは、広がる波紋のようなデザインが特長です。シルバーカラーはMacとの相性もピッタリです。SDPX-USCCシリーズも先ほど同様の落下試験に合格しており、静音ランクも「GOLD」です。
(写真)Macにも合うシルバーカラーのSDPX-USCCシリーズ
(写真)PS4®とSSPH-UTシリーズをUSB接続
PS4®のゲームタイトルは容量が1本30~50GBほどあり、たくさんの種類のゲームを遊ぶ人は内蔵HDDの容量が不足してきます。そんな方は外付けSSDをつなげるだけで、容量不足も一気に解決します。しかもSSDにゲームアプリをインストールすることで、ゲームのロード時間を大幅に短縮(約60%~70%時間短縮:当社調べ)でき、ゲームプレイが快適になります。
例えば、SSPH-UT480Kの場合、初期搭載の内蔵HDDで約48秒だったロード時間が、約17秒へと短縮されます。この違いはとても大きいと思います。ゲームのロード時間がほとんどのタイトルでもっとも時間を要する部分なので、ゲームをより快適に楽しむためにも外付けのポータブルSSDは効果的です。
(図)SSPH-UT480Kでは約64%時間短縮
測定環境の詳細はこちら
PS4®とはUSBケーブル1本で接続でき、サイズもとてもコンパクトなので、置き場所に困ることもありません。SSPH-UTシリーズ/SSPH-UAシリーズ/SSPG-USCシリーズにはPS4®接続ガイドも添付されているので、専門知識や難しい操作の必要もなく、誰でもすぐにSSDの増設が行えるので安心です。
(写真)添付されているPS4®接続ガイド
ポータブルSSDの活用は、ビジネス利用はもちろんのこと、ゲームなどの個人利用まで、快適なPC環境やゲーム環境を実現してくれます。容量も用途に合わせて選べるので、メリットの多いSSDをご検討してみてはいかがでしょうか。
◎関連リンク
・SSPH-UTシリーズ(商品ページ)(購入ページ)
・SSPH-UAシリーズ(商品ページ)(購入ページ)
・SSPG-USCシリーズ(商品ページ)(購入ページ)
・SDPX-USCCシリーズ(商品ページ)(購入ページ)
本記事の内容については、サポートのお問い合わせ対象外となります。予めご了承ください。