狭い机が広くなる!PC作業が快適なモニターアーム「DA-ARMS4」「DA-ARMD4」

デスクスペースを有効活用できるモニターアーム

(写真)デスクスペースを有効活用できるモニターアーム

(記事公開日:2022年11月8日)

作業効率が高くなるマルチモニターを利用していても、デスク周りがゴチャゴチャしていませんか。デスクスペースをたっぷり確保して、もっと快適にPC作業するのには、モニターアームがおすすめです。

モニターアームは、ロボットアームのようなカッコよさだけではなく、利用メリットの多い、とても実用的なものです。

今回ご紹介するモニターアームは、「DA-ARMS4(シングル)」「DA-ARMD4(デュアル)」の2種です。

モニタースタンドにはない有効スペースが生まれる

モニターを購入するとスタンドが付いてきます。このスタンドの台座部分はモニターを支えないといけないため、ある程度の面積があります。その結果、モニターの下にはスペースはなく、手前にしかスペースがないので、デスク上が狭くなってしまいます。

省スペースのデスクサイズ

(写真)省スペースのデスクサイズ

コンパクトサイズのデスクは、横幅約100cm×奥行約60cmぐらいで、自宅で使う場合、省スペースで人気のあるサイズです。写真は23.8型モニターを置いた様子です。左右に多少のスペースはありますが、前後はモニターとキーボードでほとんど占有してしまいます。

通常スタンドのマルチモニター

(写真)通常スタンドのマルチモニター

通常スタンドでマルチモニターにした場合では、ほとんど自由なスペースがなくなります。

モニタースタンドのデスクに占めるスペース

(写真)モニタースタンドのデスクに占めるスペース

モニターの台座部分だけをデスク上に2つ並べてみました。マルチモニターにする場合はこれだけのスペースが必要になり、ほとんど有効活用できるスペースがありません。奥に見えているのがモニターアームです。

一方、モニターアームを使えば、スタンドは必要なくなり、モニターの下に有効スペースが生まれます。比較してみると一目瞭然ですね。

モニターアームを使うと有効活用できるデスクスペースが生まれる

(写真)モニターアームを使うと有効活用できるデスクスペースが生まれる

デュアルモニターのメリットは大きい?環境を構築する方法とおすすめの使い方

デュアルモニターのメリットは大きい?環境を構築する方法とおすすめの使い方

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モニター位置を自由自在に設定できる

モニターアームの良さは、上下(チルト)左右(スイベル)の角度調整をはじめ、回転(ピボット)、高さ調整ができることです。

上下左右の角度調整、回転、高さ調整

フリースタイルスタンドと呼ばれる、モニターアーム同様にモニターの高さや角度、画面の向きを簡単に変えられる商品もありますが、モニターアームは、さらに可動範囲が広がります。

モニターアームの可動範囲

これだけの可動範囲があれば、自由自在にモニター画面の位置を調整できます。モニターアームをデスクの端や横しか設置できなくても、モニターを正面に向けることも容易です。

最適なモニター位置で姿勢も良くなる

(写真)最適なモニター位置で姿勢も良くなる

仕事利用をはじめYouTubeを観たりゲームをしたり、長時間パソコンを使っていると、目の疲れや肩のこりを感じる方も多いのではないでしょうか。通常のスタンド式モニターやノートPCでは下向きの猫背になりがちです。

モニターアームを使えば、適正な位置にモニターを調整できるので、姿勢もよくなりますから、ストレートネック(スマホ首とも呼ばれる)にもなりにくいと思います。

アームの組み立てからモニター設置まで

モニターアームでマルチモニター化

(写真)モニターアームでマルチモニター化

モニターアームを使ったことがない方にとってみると、自分自身でやれるのか、ちょっと心配になりますね。添付される取扱説明書にはイラストで分かりやすく掲載されていますので、ご安心ください。

1人でも設置可能で、所要時間は30分程度で終わりました。設置までの過程をひと通り見ていきましょう。

  • 【1】モニターアームとアルミ板金。 【1】モニターアームとアルミ板金。作業を進める中で、モニターの液晶画面やモニターアームなどが傷つかないように、柔らかい布の上に置きましょう。
  • 【2】アルミ板金を装着します。 【2】アルミ板金を装着します。
  • 【3】滑り止め樹脂板を貼り付けます。 【3】滑り止め樹脂板を貼り付けます。
  • 【4】クランプ部分を装着します。 【4】クランプ部分を装着します。
  • 【5】アタッチメント、モニター、台座。 【5】アタッチメント、モニター、台座。モニターアームを使用する場合、台座は外します。
  • 【6】モニターに止めているネックのネジを外します。 【6】モニターに止めているネックのネジを外します。
  • 【7】ネックを外します。 【7】ネックを外します。
  • 【8】モニター背面のVESAインターフェースにアタッチメントを取り付けます。 【8】モニター背面のVESAインターフェースにアタッチメントを取り付けます。VESAインターフェースは過去のマガジンでも取り上げていますので、ご参照ください。
    VESA規格って何?
  • 【9】デスクにモニターアームを取り付けます。 【9】デスクにモニターアームを取り付けます。しっかり固定されるまでクランプを締め付けていきます。
  • 【10】デスクに取り付けが完了したモニターアーム。 【10】デスクに取り付けが完了したモニターアーム。
  • 【11】モニターをモニターアームに取り付けます。 【11】モニターをモニターアームに取り付けます。
  • 【12】モニターのアタッチメントがモニターアームにカチッと固定されます。 【12】モニターのアタッチメントがモニターアームにカチッと固定されます。
  • 【13】モニターアームの強さを調整します。 【13】モニターアームの強さを調整します。モニターの重さに応じて、アームのガススプリングの強さを調整できます。
  • 【14】モニターから配線されるHDMIケーブルや電源ケーブルをアームに収納します。 【14】モニターから配線されるHDMIケーブルや電源ケーブルをアームに収納します。
【15】モニターアームにモニターを設置することができました。

【15】モニターアームにモニターを設置することができました。

アタッチメント方式でモニターの脱着が簡単

アタッチメント方式でモニターの脱着が簡単

「DA-ARMS4」「DA-ARMD4」の特長は、アタッチメント方式が採用されていることです。通常のモニターアームは、モニターとアームを直接ネジで取り付けるので、容易に脱着ができません。アタッチメント方式では、装着後はドライバー不要で、モニター側のアタッチメントをアーム側に挿入するだけで固定できます。

  • 従来はモニターをアームに取り付けた状態のままなのでかなり重い!アームに取り付けた状態で、土台に取り付ける方法。1人では作業できない。
  • 本商品はアタッチメント方式なので簡単!アームの土台をデスクに固定した後、モニターを簡単に取り付けられる。1人でも取り付けできる!

取り外しも簡単で、アーム側にある金具を持ち上げながらモニターを引き上げるだけ。取り付けも取り外しも、数秒で終えられます。

直接のネジ固定の場合、そうは簡単にいきません。アームがデスクに固定されたまま結構重量のあるモニターとアームのネジ穴を合わせてドライバーを回すのは大変な作業です。

パソコンの端子をテーブルのすぐそばに延長できる

アーム前面にUSB/マイク/ヘッドホン端子が搭載される 左:DA-ARMS4(シングル) 右:DA-ARMD4(デュアル)

(写真)アーム前面にUSB/マイク/ヘッドホン端子が搭載される
左:DA-ARMS4(シングル) 右:DA-ARMD4(デュアル)

アーム前面にUSBポートとマイク、ヘッドホン端子が搭載されています。マウス、キーボードやヘッドセットなどを接続してご使用いただけます。
※ポータブルHDDや光学ドライブはご使用いただけません。

左:ヘッドホン端子にヘッドホンを接続して利用 右:USB端子にウェブカメラを接続して利用

(写真)左:ヘッドホン端子にヘッドホンを接続して利用 右:USB端子にウェブカメラを接続して利用

デスク下にあるデスクトップPCをのぞき込んで接続したりすることなく、正面に端子があるので、利用しやすいですね。

モニターアームを使うことで、デスク上のスペースを広々と使えるようになります。

いかがでしたか。モニターアームを使うことで、デスク上のスペースを広々と使えるようになります。快適なパソコン作業にぜひおすすめします。

◎関連リンク
・モニターアーム(シングル)「DA-ARMS4」
商品ページ)(購入ページ

・モニターアーム(デュアル)「DA-ARMD4」
商品ページ)(購入ページ

本記事の内容については、サポートのお問い合わせ対象外となります。予めご了承ください。

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