(写真)電子帳簿保存用ブルーレイドライブ「BRD-UT16D/M1」でM-DISCに電子データを書き込み
(記事公開日:2023年7月19日)
2022年1月より電子帳簿保存法が改正され、電子取引データはデータのままで保存することが義務※となりました。 まだ、対応に困っている個人事業主や小規模事業者の方もお見えかと思います。
※令和4年1月1日から令和5年12月31日までの2年間は宥恕期間が設けられています。
今回ご紹介する「BRD-UT16D/M1」は、ブレーレイドライブ、便利なアプリ、ディスクメディア、解説書がセットになっており、パソコン1台あれば、電帳法対策の心配もなくなります。
(写真)「BRD-UT16D/M1」のパッケージ
(写真)「BRD-UT16D/M1」のセット内容
電子帳簿保存用ブルーレイドライブがおすすめな4つの理由
電子帳簿保存用ブルーレイドライブを利用した運用イメージ
電帳法、ブルーレイドライブの動画紹介
(写真)光メディアへ保存
電帳法とブルーレイドライブの結びつきがなかなかピンっとこないかもしれません。みなさんは、普段パソコンで作業されたデータをどこに保存していますか。おそらくパソコン本体のHDDやNASが多いと思います。
電帳法では7年間の保存義務があるので、取引データや受領した請求書をPCやクラウドに保存していると、「故障」「誤って削除」「PCの買い替え」や、年々増加、凶悪化するサイバー攻撃により、消失してしまう可能性があります。
光メディアに保存すれば、PCの影響を受けずに取引データを保存し続けられます。さらに、サイバー攻撃によるデータ消失リスクを回避することができるため、サイバーセキュリティ対策としても有効です。
(写真)長期保存用光ディスク「M-DISC(BD)」が添付される
オフィスの書類は紙でファイリングした場合、かなりの量になりますよね。書架もいっぱいになってくれば、保存用段ボール箱に移して倉庫にしまうなど、保存場所が必要になってきます。
添付されるブルーレイディスクは50GBの容量があります。これってどれくらいの電子データを保存できると思いますか。1枚のデータ容量を100Kbyteとした場合、約48万枚の書類を保存できます。
厚めの帳票ファイルなら600ファイル分、保存用段ボール箱(紙書類を6000枚収納可能)なら80箱分になります。
また、電子取引データの長期保存の確実性を高める、長期保存用光ディスク「M-DISC※」が5枚添付されます。1枚に1年度分のデータを十分に保存できますので、5枚あれば5年度分のデータ保存ができます。「BRD-UT16D/M1」は、早期購入特典として、1000台限定でM-DISC 50GB(5枚)が同梱されます。(通常は25GB)
※M-DISCは米国Millenniata社が開発した新しい記録メディアです。光・熱・湿度などによる経年劣化に強く、数百年(※)にわたってデータを保存することができます。思い出の写真や映像、趣味のデータ、またはビジネスデータの保存に最適です。(米国Millenniata社の試験に基づく。)
「BRD-UT16D/M1」は、1回記録(追加記録は可能)の光ディスクにのみ書き込めるようになっており、繰り返し上書きができる光ディスクを認識しません。これにより意図しないデータの消去や上書き、誤操作による電子取引データの損失を未然に防止できます。
一般的なドライブの場合、繰り返し上書きできるRWやREメディアに書き込めてしまうため、大事な電子取引データを上書き・削除してしまう事故が起こりえます。
(写真)Powerランプでメディアの有無、USB接続状態も分かる
一方、「BRD-UT16D/M1」は、繰り返し上書きできるRWやREメディアを認識しないため事故の心配がなく、安心してデータを保存し続けられます。
※M-DISC、Rメディアはデータ追記可能です。
(写真)「命名くん」リネームツール画面
電子帳簿保存法対応アプリケーション「命名くん」無料版をバンドルしています。既存の専用会計システムの導入に関わらず安心して使えます。
「命名くん」は、電帳法における検索要件※を満たすためのリネームツールと、電子取引データの長期保存を支援する書き込みツールの2つのツールからなるアプリケーションです。
※ 電帳法における検索要件
① 取引等の「日付・金額・取引先」で検索ができる
②「日付・金額」について範囲を指定して検索ができる
③「日付・金額・取引先」を組み合わせて検索ができる
(写真)「命名くん書き込みツール」と「命名くんリネームツール」
(参考マガジン)【電帳法対応】請求書のファイル名(pdf)を簡単に変更!表記ゆれを解消できるアプリ「命名くん」
(写真)付属される解説書
電子帳簿保存法の義務について具体的な対策を行うための解説書を付属しています。税理士による解説で分かりやすくて安心です。また、冊子版だから手元に置いて見られるのも嬉しいですね。
本書は個人事業主ご本人、その顧問税理士の方、個人事業主にIT機器をご紹介する販売店の方向けに、電子帳簿保存法の義務について具体的な対策を行うための解説書です。
対策に必要な行動に焦点を当てていますので、本書に沿っていただければ、検索機能あり・なしそれぞれの低コスト対策とリスクの差が分かり、機器やソフトの用意、使い方まで理解いただけます。
・試し読みはこちら
・(参考コラム)「税理士がオススメする命名くんの使い方」
(図)運用イメージ
日々の請求書や見積書などの書類は、週次で「命名くんリネームツール」を使ってリネーム後、パソコンやNASに保存しておきます。
月次の際は、「命名くん書き込みツール」を使って、M-DISCに書き込みます。ディスクの「クローズ処理」を行うまでは追記が可能なので、毎月、追記していきます。
年度では、クローズ処理をして、追記・削除ができない状態にし、書架などに保管します。
(写真)月次、年度でブルーレイディスクに書き込み
(図)命名くんリネームツールの利用イメージ
データのプレビュー画面つき
電子データに記載されている内容を確認しながらファイル名を変更できます。
項目選択する機能つき
PDFに含まれるテキスト情報を基に自動的に項目選択する機能を備えています。スキャナ取込画像ファイルの場合は、命名くん搭載のOCR機能で読み取りが可能です。
リネームファイルを検索可能
リネームして保存したファイルは、会社名や金額範囲を指定しての検索が可能です。
入力のゆらぎを防止
リネームの際に作業者の違いなどにより発生しがちな「入力のゆらぎ」を防止。取引先名などをプロファイル設定することにより、一貫性を保ったリネームが可能になります。
(写真)すぐに電帳法対策が始められる「BRD-UT16D/M1」
まだ、電帳法対策の準備が間に合っていない個人事業主、小規模事業者の方は、ぜひ「BRD-UT16D/M1」を導入していただきたいと思います。すぐに対策が可能なのでおすすめです。
◎関連リンク
・電子帳簿保存用外付ブルーレイドライブ
「BRD-UT16D/M1」
(商品ページ)(購入ページ)
・【特集】電子保存ライトならかんたんに、すぐに始められて、リーズナブル。
・(マガジン)【電帳法対応】請求書のファイル名(pdf)を簡単に変更!表記ゆれを解消できるアプリ「命名くん」
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