(写真)アプリ「Sync Connect+ データ移行マネージャー」内蔵HDDでかんたんデータ移行
(記事公開日:2024年9月4日)
Windows 10のサポート終了が2025年10月14日に迫っています。企業においては、Windows 11への切り替えが急務になっています。Windows 11導入時、PCを入れ替える際に必要になるのが、「データの移行」です。
今回ご紹介するデータ移行アプリ内蔵のHDD「HDPD-SUTC/Sシリーズ」を使用すれば、旧PCから新PCへのデータ移行をかんたんに行うことができます。データ移行後は、バックアップ用HDDとしてそのままご使用いただけます。
なお、HDDモデルのほか、高速転送が可能なSSDモデルの「SSPD-SUTC/Sシリーズ」も用意されています。
(写真)データ移行アプリ内蔵HDD「HDPD-SUTC/Sシリーズ」
(イメージ)PCのデータ移行
Windows 11に非対応のPCを使用している場合、新しいPCへの入れ替えが必要になってきます。
情報システム部門の方は、ただでさえ旧PCの回収や新PCの購入・貸与の手配で大変なのに、社員1人1人のデータ移行フォローも必須になり、マンパワー不足に陥ることも考えられます。また、社員の方にとってもデータ移行は手間もかかり難しく、不安に感じる方も多いでしょう。
(写真)左:Windows 10搭載ノートPC 右:Windows 11搭載ノートPC
企業のデータ移行におけるお困りごとは次のことが挙げられます。
情報システム部門のお困りごと | 社員のお困りごと |
---|---|
●社員へのデータ移行のフォローが大変 ●リースPCの返却期限が迫っており、切り替え完了まで時間の余裕がない |
●会社で許可されているクラウドストレージにデータ移行するのは時間がかかる ●新しいPCに不要なファイルは移行したくないが、データは手元に残しておきたい ●データ移行の方法が合っているか不安 ●移行漏れが心配で旧PCを廃棄/返却できない |
これらのお困りごとを、データ移行アプリ内蔵のHDDを使えば、かんたんに解決してくれます。
(イメージ)アプリ「Sync Connect+ データ移行マネージャー」
「HDPD-SUTC/Sシリーズ」には、データ移行アプリ「Sync Connect+ データ移行マネージャー」があらかじめ内蔵されているので、旧PCへのアプリダウンロードやインストールは不要です。
アプリは直感的に操作できる分かりやすい画面になっているので、マニュアルを読みながら作業をする必要もなく、旧PCから新PCへのデータ移行がとてもかんたんに行えるのが特長です。
パソコンに「HDPD-SUTC/Sシリーズ」をつないで、ロック解除後、アプリが自動で起動します。
(写真)アプリ「Sync Connect+ データ移行マネージャー」を使ってデータ移行
データ移行は2STEPで完了し、次の流れになります。
(イメージ)旧PCにHDD(本商品)を接続し、PC内のすべてのデータを保存
旧PCに「HDPD-SUTC/Sシリーズ」を接続すると、ロック解除後にアプリが自動で起動します。アプリのインストールは不要なため、手間なくデータ移行を始められます。ケーブルはUSB-AとUSB-C®の2種類が標準添付されており、幅広いパソコンでご利用できます。
旧PC内のすべてのデータをHDDに保存するので、データの要否判断は不要。データの取りこぼしがないため安心です。リースPCも早く返却することが可能です。
(イメージ)新PCにHDDを接続し、データを復元
「HDPD-SUTC/Sシリーズ」内には旧PCのデータがすべて入っているため、必要なデータを選んで復元することができます。
Windows 10のシステムフォルダなどをWindows 11搭載のPCで復元してしまうと、エラーが起きることになります。本アプリなら、そういったシステムフォルダは移行されない仕組みになっているので、安心して復元を行えます。
また、必要なデータを後から都度復元してお使いいただくことも可能。この場合、新PC内蔵のHDDやSSDの空き容量を確保することができます。
※復元時は選択したファイルやフォルダのみ復元します。システム設定等の復元は行えません。
※OneDriveをご利用の環境では、復元時に追加の設定が必要となる場合があります。
(写真)実際にアプリを使ってデータ移行
実際にアプリを使って、Windows 10搭載の旧PCから、Windows 11搭載の新PCへデータを移行してみました。
はじめに、Windows 10搭載の旧ノートPCに「HDPD-SUTC/Sシリーズ(本商品)」を接続します。
(写真)Windows 10搭載の旧ノートPCに「HDPD-SUTC/Sシリーズ」を接続
はじめて接続したとき、本商品のデータにアクセスするためのパスワード設定を行います。「SHGate」の利用規約を読み、[同意をする]をクリックします。
(キャプチャー)「SHGate」の利用規約画面
「SHGate」のパスワード登録画面が表示されるので、パスワードを入力し、[パスワード登録]をクリックします。
(キャプチャー)「SHGate」のパスワード登録画面
「SHGate」のログイン画面が表示されるので、先ほど設定したパスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。このとき[Sync Connect+ データ移行マネージャーを起動しない]のチェックが外れていることを確認します。
(キャプチャー)「SHGate」のログイン画面
「Sync Connect+ データ移行マネージャー」の利用規約を読み、[同意する]をクリックします。
(キャプチャー)「Sync Connect+ データ移行マネージャー」の利用規約画面
「Sync Connect+ データ移行マネージャー」が起動するので、[データのお引越し]をクリックします。
(キャプチャー)「Sync Connect+ データ移行マネージャー」の起動画面
[まるごとバックアップ]をクリックします。
(キャプチャー)[まるごとバックアップ]を選択
[移行対象ドライブの選択]画面が表示されます。本商品を接続したWindows 10ノートPCの移行したいドライブを選択します。今回の場合は[ローカルディスク(C:)]を選択し、[次へ]をクリックします。
(キャプチャー)移行対象ドライブの選択画面
[保存先ドライブの選択]画面が表示されます。本商品[DATA_HDPD-SUTC(E:)]が表示されているので、これを選択し、[次へ]をクリックします。
(キャプチャー)保存先ドライブの選択画面
[まるごとバックアップを開始しますか?]画面が表示されるので、ドライブの設定内容を確認し、[開始]をクリックします。
(キャプチャー)[まるごとバックアップを開始しますか?]画面
[まるごとバックアップの準備をしています]画面が表示され、移行対象ドライブの情報取得が始まります。
(キャプチャー)[まるごとバックアップの準備をしています]画面
[「移行用データ」を作成しています]画面が表示され、Windows 10ノートPCのドライブ[ローカルディスク(C:)]の移行用データの作成が始まります。
(キャプチャー)[「移行用データ」を作成しています]画面
[作成した「移行用データ」をチェックしています]画面が表示され、データの最終確認が行われます。
(キャプチャー)[作成した「移行用データ」をチェックしています]画面
[まるごとバックアップが完了しました]画面が表示されるので、[完了]をクリックします。
(キャプチャー)[まるごとバックアップが完了しました]画面
以上で移行用データの作成が完了しましたので、続いて、移行先のWindows 11搭載の新ノートPCへのデータ復元を進めます。
移行先のWindows 11搭載の新ノートPCに、本商品を接続します。
(写真)Windows 11搭載の新ノートPCに本商品を接続
「SHGate」のログイン画面が表示されるので、パスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。まるごとバックアップのときと同様に[Sync Connect+ データ移行マネージャーを起動しない]のチェックが外れていることを確認します。
(キャプチャー)「SHGate」のログイン画面
「Sync Connect+ データ移行マネージャー」が起動するので、[データのお引越し]をクリックします。
(キャプチャー)「Sync Connect+ データ移行マネージャー」の起動画面
[データの復元]をクリックします。
(キャプチャー)[データの復元]を選択
[「移行用のデータ]の選択]画面が表示されるので、Windows 10搭載の旧ノートPCから作成した移行用データを選択します。
(キャプチャー)[「移行用データ」の選択]画面
[復元するデータの選択]画面が表示されます。復元したいデータをチェックし、[次へ]をクリックします。
※復元時は選択したファイルやフォルダのみ復元します。システム設定等の復元は行えません。
(キャプチャー)[復元するデータの選択]画面
[データの復元を開始しますか?]画面が表示されるので、内容を確認のうえ、[開始]をクリックします。
(キャプチャー)[データの復元を開始しますか?]画面
[データを復元しています]画面が表示され、復元が始まります。
(キャプチャー)[データを復元しています]画面
[新しいパソコンへのデータの復元が完了しました]画面が表示され、復元が完了します。
(キャプチャー)[新しいパソコンへのデータの復元が完了しました]画面
以上で、Windows 10搭載のノートPCからWindows 11搭載の新ノートPCへ、データ移行が完了しました。
(キャプチャー)定期バックアップ
データ移行完了後には、バックアップアプリ「Sync Connect+」を利用して定期バックアップができます。定期バックアップをしておけば、万が一PCのデータが消えてしまったとしても安心です。日々の面倒なバックアップ作業は不要。一度設定するだけで自動でバックアップが行われます。
また、世間を騒がしている「ランサムウェア」対策にもなる『あんしんオートロック機能』に対応しています。
(写真)あんしんオートロック機能
Sync Connect+によるバックアップ時に、PCのバックアップ開始と同時に自動でロック解除、バックアップ完了と同時に自動でロックする機能です。
バックアップ完了後、万が一PCがランサムウェアに感染しても、ロック中のHDDはPCからは見えない状態なので、HDD内のデータは守られ、ランサムウェアの感染拡大の被害を抑制することができます。
※万が一、PCがランサムウェアに感染した場合、次の定期バックアップが開始するまでにHDDを取り外してください。
「HDPD-SUTC/Sシリーズ」は「パスワードロック」「ハードウェア自動暗号化」「ケンジントンスロット」の3つの安心機能で、大切なデータを強力に守ります。
情報漏洩は、企業にとって大きなダメージとなりますから、万が一の盗難や紛失時にもデータ流出リスクを低減してくれるのは極めて重要なことです。
1つ目の「パスワードロック」は、正しいパスワードを入力しない限り、データ保存領域には一切アクセスできないので、盗難や紛失時にも内部のデータを守ることができます。パスワードを連続15回間違えるとロック状態となり、初期化しない限り本商品を使用できなくなります。
(キャプチャー)パスワードロック
2つ目の「ハードウェア自動暗号化」は、保存するデータはすべてコントローラ(ハードウェア)で自動的に暗号化されます。暗号方式には、解読が困難な「AES256bit」を採用。解体してHDDを取り出された場合でも、データを読み取られる心配がなく、大切なデータをしっかり守ります。
(イメージ)ハードウェア自動暗号化
3つ目の「ケンジントンスロット」は、セキュリティ対策として、本体に盗難防止用の鍵を取り付けられる「ケンジントンスロット」を装備していますので、盗難による重要なデータ流出リスクを低減します。
(写真)ケンジントンスロット
(写真)アプリ「Sync Connect+ データ移行マネージャー」内蔵HDDでかんたんデータ移行
Windows 11への円滑な移行のために、今回ご紹介したデータ移行アプリを内蔵したHDDを使って、計画的に対応していきましょう。
◎関連リンク
かんたんデータ移行アプリ内蔵 ハードウェア暗号化対応ポータブルHDD
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【HDDより高速】かんたんデータ移行アプリ内蔵 ハードウェア暗号化対応ポータブルSSD
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