(写真)「AI × デバイス」セッションの様子とデバイス
(記事公開日:2026年7月31日)
生成AIの活用が急速に広がる中、多くの企業で業務への導入が進んでいます。しかし、「AIを導入したものの、思ったほど業務効率が上がらない」と感じている企業も少なくありません。
その要因は、AIそのものではなく、AIを最大限に活用するためのPCや周辺機器、作業環境にあるのかもしれません。
2026年6月30日に開催された日本マイクロソフト株式会社主催の「Microsoft Surface 体験イベント」では、「PCはコストではなく投資」をテーマに、Microsoft 365 CopilotとMicrosoft Surfaceが実現する新しい働き方が披露されました。
中でも印象的だったのが、「AI × デバイス」をテーマにしたセッションです。営業、経営者、企画・マーケティング、エンジニアなど、さまざまな職種を想定したリアルな活用シーンを通じて、AI時代に求められるデバイスやワークスタイルのあり方が具体的に示されました。
本イベントでは、GNオーディオジャパン株式会社(Jabra)様と株式会社アイオーデータが共同で機材協力を行いました。
今回のセッションでは、「A Day in the Life with AI × Surface」と題し、職種ごとの一日の仕事を追いながら、AIとSurfaceがどのように業務を支援するのかが紹介されました。
今回使用したデバイスをご紹介します。
(写真)ラップトップ・2-in-1 PC:Microsoft Surface(日本マイクロソフト株式会社)
(写真)ヘッドセット:Jabra(GNオーディオジャパン株式会社)
(写真)液晶ディスプレイ(株式会社アイオーデータ)
営業担当者の一日は、Microsoft Copilot Cowork(以下Cowork)が出社前に訪問先の最新ニュースや案件情報を整理し、先回りしてブリーフすることでスタートします。
(写真)朝・オフィス出社 提案準備
Coworkが前回の議事録や商談履歴をもとに提案書の骨子を作成し、さらに訪問先企業の最新ニュースや業界動向まで整理。朝の情報収集に費やしていた時間を大幅に削減できます。
PCからの出力はType-Cケーブル1本でディスプレイと接続、PD給電でSurfaceのACアダプターも不要です。ディスプレイ2画面は、デイジーチェーン接続でスマートです。外出時には、ケーブル1本抜くだけでSurfaceをすぐに持ち出せます。
(写真)昼・出張ホテル 移動先で資料修正・社内とオンライン会議
外出先では、Surfaceで会議画面を出しながら、モバイルディスプレイで資料を確認。出張先ホテルでもデュアルディスプレイで業務を進められます。
また、Teams認定のJabraワイヤレスイヤホンを使用し、ノイズキャンセリング機能により個室での集中環境を実現できます。マルチポイント対応により、Surfaceとスマートフォンに同時接続し、Teams会議のデバイス切り替えもスムーズに行えます。
(写真)午後・お客さま先 大型画面のない会議室で、開発拠点のエンジニアも交えた商談
小形・軽量のモバイルディスプレイは、ビジネスバッグにもコンパクトに収まり、持ち運びにも便利です。
TeamsではCopilotが議事録やアクションアイテムを自動生成し、会議が終わった瞬間には次の行動が整理されています。
SurfaceのプライバシースクリーンやWindows スタジオ エフェクトなど、AIを支えるデバイス機能が、情報漏えい対策やオンライン会議品質の向上にも貢献します。
経営層に求められるのは、多くの情報を短時間で把握し、迅速に判断することです。
(写真)朝・オフィス 経営ダッシュボード確認・決裁
ウルトラワイドディスプレイなら、複数の経営指標を一画面で俯瞰しながら意思決定が可能です。リコール機能によって「あの資料はどこだったか」をすぐに検索できます。
(写真)移動・社用車 休憩しながらCoworkに指示
移動中には音声も使ってAIへ業務を依頼し、オフィスへ戻る頃には作業が完了しているという、新しい働き方も紹介されました。
(写真)支社到着 Coworkの処理結果を確認
AIが仕事を代行し、人は判断に集中する。そんな未来が、すでに現実になり始めています。
在宅勤務や出張先でも、高い生産性を維持することは重要なテーマです。
(写真)午前・在宅(リビング) 自室がないリビングで作業
Surfaceとモバイルディスプレイ、ヘッドセットを組み合わせれば、リビングやホテルの限られたスペースでも快適なマルチディスプレイ環境を構築でき、家族の生活音もカットできます。ディスプレイは縦画面の表示も可能なので、縦表示のコンテンツも見やすくできます。
(写真)イベント会場 5Gで業務、設営の騒音下で会議
イベント会場など騒がしい場所でも、AIによるノイズ除去やリアルタイム翻訳機能によってオンライン会議もスムーズです。
(写真)イベント会場でレイアウト変更をペンで書き込み
Surface(5G)とSurfaceペンを使って図面へ直接書き込み、Coworkへ資料更新を依頼しておきます。
自宅に戻り、Coworkに指示した内容の反映状況を確認。Copilotがイベントマニュアルのスライドを解析し、手書きの指示を読み取って新しいブースレイアウトを作成。さらにビフォーアフターの比較スライドまで自動生成されており、AIの高い処理能力が実証されました。
(写真)帰宅 リビングでSurfaceを開くと更新完了
「仕事が自分を待っている」のではなく、「仕事が先に進んでいる」体験が印象的でした。
エンジニアの業務では、コード、ログ、Copilot、仕様書など、複数の情報を同時に確認することが日常です。
(写真)終日・オフィス 開発作業
それらを複数のディスプレイへ最適に配置することで、画面の切り替え回数を減らし、思考を止めることなく開発に集中できます。
PCからの出力はType-Cケーブル1本でディスプレイへ表示できます。PD給電でSurfaceのACアダプターも不要、ディスプレイ側にドック機能も内蔵しているので、その他周辺機器もハブの増設無しで利用が可能です。
(写真)午後・営業と客先訪問 拠点エンジニアがリモート参加
商談では、Surface、モバイルディスプレイ、スピーカーマイクを活用することで、会議設備のないスペースでも、オンライン参加者を交えた円滑なハイブリッド会議を実現できます。
会議中にTeamsのCopilotに議事録とアクションポイントの作成を指示し、移動中や帰宅後に結果を確認できる効率的なワークフローが紹介されました。
(写真)Copilotが議事録やToDoを自動で作成
帰宅するまでの間にCopilotが作業を進めてくれるため、ワークライフバランスを実現しやすい働き方が可能です。
今回のイベントを通して感じたのは、AIの性能だけでは、業務改革は完成しないということです。
(写真)左からGNオーディオジャパン株式会社様、
日本マイクロソフト株式会社様、株式会社アイオーデータ
AIを快適に使いこなすためのPC性能、複数の情報を見渡せるディスプレイ、雑音を抑え会話をクリアにするヘッドセット。それらが組み合わさることで、初めてAIは日々の仕事を支えるパートナーになります。
「PCはコストではなく投資」
そのメッセージが、具体的な業務シーンを通して実感できたイベントでした。今後AI活用をさらに推進していく企業にとって、デバイス選びはますます重要なテーマとなりそうです。
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