先日のゴールデンウィークを利用して家族で妻の実家である広島に帰省しました。広島県の北東部に位置する山深いところですが、自然豊かであり日本の原風景といった感じを受けます。
両親はすでに定年し、今は農作業の毎日です。そんな両親の楽しみは孫の顔を見ること。孫は「じーじ」「ばーば」とキャッキャとはしゃぎ、両親も喜んで一緒に遊んでくれます。
(写真)実家の風景
(写真)孫と遊ぶ義母
そんな妻の実家ですが、今春ようやく光のインターネット回線を引きました。インターネットとは縁遠く、デジタル機器も得意ではない両親ですが、孫の力はすごいです。というのは、昨年のお盆に帰省したとき、「孫の顔を見ながら話したり、写真や動画をもっとたくさん見られますよ。」とインターネットを勧めました。
これまで孫の成長は、妻がスマホで撮った写真を両親の携帯へメールで送ったり、プリントしたものを何枚か送ってあげたりするぐらいでしたので、孫の魅力が奥手なインターネットやデジタル機器に勝ったのでしょう。
Androidタブレットも購入していたので、それに手持ちの写真や動画をたくさんコピーしてあげ、それを見ながらみんなで盛り上がりました。そんな団欒の中、義父が「ちょっと見てくれないか」と納戸に連れて行かれました。そこには、大量のVHSテープがありました。
(写真)孫と動画を見る義父
妻の成長や昔のテレビ番組が録画されているらしいのですが、今はVHSデッキも無く、これを見たいということでした。私はすぐに「アナレコ」のことが浮かび、「親孝行ができるチャンス!」と思いました。その大量のVHSテープは全部車に積み込んで帰ってきました。
(写真)大量のVHSテープを車に積み込む
(写真)(左)本体 (右)OTG USB変換ケーブルとタブレット
早速、変換です。前回同様、AndroidタブレットとVHSデッキを「アナレコ」に接続して、デジタルデータにどんどん変換していきます。毎回思いますが、テレビに接続する必要も無く、本体の電源も不要で、接続するだけでタブレットに取り込んでくれるので超簡単です。
(写真)(左)アナレコの動画ライブラリ (右)動画
VHSテープの中身は、長いものや短いもの様々でしたが、2日かけて20本を取り込みました。2日かかったといっても、録画開始ボタンを押せば、あとはほかっておいても勝手にデジタル化してくれるので、変換中はずっと張り付いていたわけではなく、他のこともしながらなのであまり苦になりませんでした。
「アナレコ」は録画フォーマットが3段階で選べるので、高画質(記録解像度:720×480、ビットレート:4Mbps、30分あたりの容量:約900MB)で取り込み、20本のVHSテープは30GBぐらいになりました。
(写真)タブレットに取り込んだ動画ファイル一覧
今回は、妻の両親がタブレットを持っているので、microSDカードにコピーしてプレゼントすることにしました。32GBのmicroSDカード1枚に入ります。大量のVHSテープがたった1枚になったわけです。
※アナレコを使って保存したデータは、各Androidタブレットにプリインストールされているファイラーアプリを使うことでSDカードなどへコピー、移動することが可能です。
(写真)microSDカード
(写真)microSDカードをタブレットに挿入して動画をコピー
費用面でもVHSテープをDVDにダビングしてくれるサービスなどの利用を考えたら32GBのmicroSDカード1枚の費用で済みますし、何といってもDVDのように全くかさばりません。
このSDメモリーカードは、早速両親へ送ってあげました。もちろん、とても喜んでくれましたし、私も妻も、両親に親孝行ができて良かったです。これなら高齢の両親でもデジタルライフを楽しめます。皆さんもぜひ昔のVHSテープをアナレコで取り込んで贈ってみてはいかがでしょうか。
◎関連リンク
Android対応USB接続ビデオキャプチャー「アナレコ」GV-USB2/A(商品ページ)
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