PC不要!スマホの写真をSDカード、外付けHDDに高速Wi-Fi(11ac)転送「ポケドラWFS-SR03シリーズ」

スマホの写真をWi-Fi接続できるポケドラでSDカードに保存

(記事公開日:2018年8月2日)

写真や動画を手軽に撮影といえば、スマホを利用される方がほとんどだと思います。友達や家族と旅行に出かけたりすれば、写真や動画を撮る機会は普段よりも増えるはず。そんなときに困るのは、保存容量です。スマホ本体のストレージ容量にも限界があります。

今回ご紹介する「ポケドラWFS-SR03シリーズ」は、高速Wi-Fi規格11acに対応し、スマホで撮影した写真や動画をWi-Fi接続でSDカードやUSBメモリー、USB接続ポータブルHDDなどに保存や再生することができるWi-Fi接続リーダー・ライターです。軽量コンパクトなので、セカンドバッグやポケットに入れて持ち運びにも便利です。

コンパクトな手のひらサイズ

(写真)コンパクトな手のひらサイズ 重さ約120g

ショルダーバッグに入れたポケドラとスマホ

(写真)ショルダーバッグに入れたポケドラとスマホ

ポケットに余裕で入ります。

(写真)ジーパンのポケットに余裕で入ります。まさにポケットドライブ「ポケドラ」

ポケットに余裕で入ります。

(写真)今回ご紹介するポケドラWFS-SR03シリーズのパッケージ
左:ブラック「WFS-SR03K」 右:ホワイト「WFS-SR03W」

ポケドラ本体

(写真)ポケドラ本体
左:ブラック「WFS-SR03K」 右:ホワイト「WFS-SR03W」

同梱物

(写真)同梱物
左から、ポケドラ本体、充電用USBケーブル、取扱説明書

ファイル管理アプリ「Quick Sync(クイックシンク)」で簡単転送!

早速、使ってみたいと思います。ポケドラは、コンパクトでありながら、便利な機能が使いやすいように、ボタンや端子が配置されています。

前面の端子とボタン

(写真)前面の端子とボタン

側面の端子とボタン

(写真)側面の端子とボタン

ポケドラの利用イメージ

(図)ポケドラの利用イメージ

まずは、無償のファイル管理アプリ「Quick Sync(クイックシンク)」をインストールします。

「Quick Sync」のアイコン
Google Play App Store

(アイコン)「Quick Sync」 Androidスマホ・タブレットは「Google Play」より、
iPhone・iPadは「App Store」より、無償ダウンロードできます。

次に、ポケドラの電源を入れた後、スマホのWi-Fiを設定します。私が使用しているスマホは11ac規格に対応しているAndroid「HTC 10 HTV32」なので、5GHzの「XXXXWFSSR03-5G」を選択して接続しました。

Wi-Fi設定

①「XXXXWFSSR03-5G」を選択。※2GHz帯で接続する場合は、「XXXXWFSSR03-2G」と表示されます。
②ポケドラ底面に記載されている「暗号キー(パスワード)」を入力して、「接続」をタップ。
③スマホとポケドラがWi-Fiで接続されました。

Wi-Fi設定

④「Quick Sync」アプリを起動。
⑤初めての場合、ポケドラのパスワード設定を求められるので、任意のパスワードを入力して「OK」をタップ。

以上で、スマホとポケドラのWi-Fi接続設定が完了しました。

「Quick Sync」をインストールしたスマホとポケドラ

(写真)「Quick Sync」をインストールしたスマホとポケドラ

次に、バックアップ先をSDカードにして、スマホの写真を自動転送してみます。

ポケドラにSDカードを挿入

(写真)ポケドラにSDカードを挿入

SDカードを挿入したら、スマホの写真の自動転送先をSDカードに設定します。

バックアップ先ストレージの設定

①左上の設定メニューをタップ。
②「バックアップ」をタップ。
③「バックアップ」をタップ。
④「バックアップ先ストレージ」をタップ。

自動転送先をSDカードに設定

⑤接続中のストレージから「SDカード」を選択。
⑥「転送先として登録する」にチェックして、好きな名前を入力して、「登録」をタップ。
⑦自動転送先に「家族SDカード」が設定できました。

初回は、スマホに入っている写真や動画をすべて転送。その後は追加撮影した写真だけ(差分のみ)が自動転送(※)されます。※実測値:20枚の写真(40MB)は、46秒で自動転送完了(1枚あたり2.3秒)。

11ac(5GHz)は、2.4GHzのみ対応の従来機種と比較して、約3倍高速で転送できるので、とても速く感じました。

これでスマホで撮影した写真や動画は、ポケドラにセットしたSDカードに、自動バックアップされますから、データ容量を気にすることなく安心して撮影することができます。バックアップ先はSDカード以外にも、USBメモリーや外付けHDDにすることもできます。

特に、妻のスマホはiPhoneなので、スマホ本体に増設するmicroSDカードが使えません。いつもデータの容量不足で困っていましたが、ポケドラを使ってSDカードに転送してしまえば、iPhone上から写真を削除して容量が増やせるので容量不足の悩みは一気に解消です。

iPhoneの容量も安心

(写真)iPhoneでもポケドラでバックアップできるから容量も安心

ボタンを押すだけ!SDカードからUSB HDDにダイレクトコピー

子供を撮影

私は一眼レフのデジカメでも撮影しますが、SDカードの写真をバックアップするときは、そのたびにPCを立ち上げないといけないのでとても面倒でした。このポケドラは、PCを使わずにコピーボタンをワンプッシュするだけで、SDカードからUSB接続されたメモリーや大容量のポータブルHDDに直接データを転送できる便利な「ダイレクトコピー機能」があります。

娘の成長写真は一眼レフで撮影

(写真)娘の成長写真は一眼レフで撮影

デジカメのSDカード

(写真)デジカメのSDカード

ポケドラにSDカードをセット

(写真)ポケドラにSDカードをセット

転送先にポータブルHDDをUSB接続

(写真)転送先にポータブルHDD「HDPT-UT1W」をUSB接続
HDPT-UTシリーズはUSBバスパワー駆動なのでACアダプターが不要です。

コピーボタンを押して、転送開始

(写真)コピーボタンを押して、転送開始

HDDに転送された写真や動画は、ポケドラが自動で作成してくれる年月フォルダーに入るので、写真や動画の整理もとても楽です。またPCを一切使わずにバックアップできるところはとても重宝します。

HDDに転送した写真

(写真)HDDに転送した写真

写真の日付で整理してくれる

(写真)写真の日付で整理してくれるのでとても便利

転送先はUSBメモリーでもOK

(写真)転送先はUSBメモリーでもOK

コピー時間の目安
SDカード容量 ダイレクトコピー時間
16GB 約40分
32GB 約1時間30分
64GB 約2時間45分

※2.4GHzモード時のバッテリー持続時間は、約2時間です。必要に応じてスマホ等に付属のAC充電器(5V、1A以上供給可能なもの)に接続しながらコピーを行ってください。(5GHzモード時のバッテリー持続時間は、2.4GHzモード時より2割ほど短くなります。)

スマホやデジカメの写真をPCいらずでバックアップできる「ポケドラWFS-SR03シリーズ」は、家族に1台あると助かると思います。夏休みなどで出かけることも多いシーズンですから、コンパクトでかさばらない、カンタンにバックアップできるポケドラはオススメです。

◎関連リンク
Wi-Fiストレージ「ポケドラ」(11ac対応モデル)「WFS-SR03シリーズ」(商品ページ)
Wi-Fiストレージ「ポケドラ」(11ac対応モデル)「WFS-SR03シリーズ」(購入ページ)

本記事の内容については、サポートのお問い合わせ対象外となります。予めご了承ください。

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